これ覚えてる?『私たちにはあたりまえだったこと』昭和の生活編
2016年8月13日 更新

これ覚えてる?『私たちにはあたりまえだったこと』昭和の生活編

子どもの頃大人に教えられて、私たちが『あたりまえ』のように覚えてきた生活道具や扱う技術。ところが今では、いつのまにか姿を消したり、形を変えたりして『そんなの知らなーい!ありえなーい!』と言われてしまうことが多々あります。あなたはこれを覚えている派ですか?知らない派ですか?

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鉛筆削りは手回しで。電動式は最先端。小刀で削ることもありました。

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不思議なもので、ハンドルをグルグル回すとガリガリ削れる感触、忘れないものですよね。
あなたも目をつぶって、鉛筆を機械に通すところから思い出してみて下さい。
あの振動が、すぐに蘇りますよ。
電動式鉛筆削り機

電動式鉛筆削り機

『三菱電動シャープナー カッコ良すぎです!ロマンを感じる鉛筆削り(笑)』
画像の主さんのコメントより引用

電動式の鉛筆削りを初めて手に入れた時、おもしろすぎて、鉛筆1本ほとんど無くなるまで無駄に削り続けたのは私だけ?
たぶん皆さんも同じことした経験があると思うのですが・・・。
 (1726172)

今どきの電動式シャープナー。
鉛筆削り機とは言わないんです。
一昔前まで、鉛筆は手で削るものでした。しかも、美しい仕上げになるように削る文化がありました。小学校のときには、夜、親が削ってくれました。その親の鉛筆を削る姿を見ては、ありがたいと思ったり、そのように鉛筆が上手に削れるようになりたいと思ったりしたものでした。そこには、親子のふれあいがありました。そして、学校で鉛筆を使っているとき、親への感謝や、親からの励ましを感じたものでした。
『肥後守』で鉛筆を削る

『肥後守』で鉛筆を削る

ボンナイフ

ボンナイフ

覚えていますか?ボンナイフ。
私も筆箱の中に入れて使用していた時期がありました。
先が折れたり、丸まって書きづらい時にササッと削っていました。
ボンナイフとは、↑これの事。
鉛筆削り用の小さな、カミソリの様によく切れるナイフでした。
調べてみるとこのナイフ、関西では「ミッキーナイフ」、関東では「ボンナイフ」と呼ばれていたそうです。
(中略)
「危なくない」ボンナイフでしたが、刃物である事には変わりません。
小心者だった私は、当時かなりドキドキしました。 (^_^;
でも慣れてくると、ボンナイフの金色の紙を抜き取って、刃を回転しやすくして、親指でパチンと弾いて刃を素早く「カシャっ!」と入れる遊びが男子の間に流行ったものでした。
(いつの時代も男子はアホなんです。。。(^_^;)
 (1727157)

時代の流れと共に、刃物類が身の回りから消えていき、筆箱に残ったのは、この形でした。
余談になりますが、今の子どもたちの鉛筆事情が、私たちの頃とかなり変わってきているようです。こんな書き込みがありました。
今年小学校入学です。
そして小学校からは4Bの鉛筆指定。
みなさんの小学校でもそうですか?4Bって可愛いの無いし、柔らかすぎるきがしませんか?私はてっきり2Bだと思ってたのでかなり驚きました。
4B・6Bの鉛筆

4B・6Bの鉛筆

実際に販売されている勉強用の4B・6Bの鉛筆の画像です。
少なくとも昭和40年~50年代の子どもたちは、HBを使って勉強していました。
2Bや4Bなんて、図工で絵を描くときぐらいだったのではないでしょうか?
「てっきり2B」という文章でも驚いたくらいです。
握力、筆圧の低下は恐ろしいほどですね。

どんどん進化する洗濯機。昭和40~50年代は、新型・旧型機が混在する時代でした。

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これを覚えている方は、昭和30年代~40年代前半生まれの方でしょうか?
私の家にもこれがあり、ハンドルをグルグル回したのを覚えています。
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遠心力を使った脱水に比べ、今考えると、ハンドル式ではその半分も脱水できていませんが、あの頃のお母さんたちは、一枚一枚、丁寧に脱水していました。
二層式洗濯機

二層式洗濯機

これは画期的でしたよね!
すごく脱水できて、乾きが早くなって。
水をたっぷり吸った衣類を、脱水側に移すのが重いことが難点でしたが。

洗っているところも、ふたを外せば見ることができました。
この「ぐいーんぐいーん」と回って洗う様子が面白くて、飽きもせず眺めていたこともありました。
全自動洗濯機

全自動洗濯機

さらに画期的な全自動型が登場!
二層式だと、いちいち脱水の時に戻って手をかけなければなりませんでしたが、全自動はスイッチを入れたら終わりまで放っておける!
「すごーい!」と感動しました。
ただ、ふたのロックがかかってしまうため、グルグルが見られないのが残念でした。
日本初の洗濯機・乾燥機一体型

日本初の洗濯機・乾燥機一体型

当時、「お日さまに当てれば乾くのに、わざわざ電気代かけて乾かすなんてもったいない!」という意見も結構ありましたが、乾燥機の登場で、冬場や梅雨時などみんな助かりましたよね。

1980 ライオン ブルーダイヤ

洗濯と言えば忘れられないのが『ブルーダイヤ』のコマーシャル。
「金・銀・パールプレゼント ♪」
と歌っていましたが、まわりで当たった人を見たことも聞いたこともありませんでした。
どなたか、まわりでいらっしゃいましたか?
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もうひとつ、洗濯と言えば金ダライ。
金ダライと言えばドリフターズ!
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