2017年1月25日 更新
賛否両論大きく分かれる戦争映画「きけ、わだつみの声Last Friends」
ラグビーをしていた大学生が戦時中にタイムスリップし、自分と同じようにラグビーを愛し、家族や恋人を愛しながらも戦争を生き戦争で死んだ男たちと時間を共有します。メインキャストは織田裕二を含めた当時(現在も)の人気俳優5人。「タイムスリップ」を案外すんなり受け入れる事に最初は違和感を感じた「きけ、わだつみの声Last Friends」を振り返ります。
鶴谷を逮捕するべく警察・憲兵が必死に山狩り。憲兵たちが島に上陸したのを見て間一髪で泳いで逃げた鶴谷。
via けん
戦線は激化の一途をたどり、勝村部隊は後退を余儀なくされた。兵士はどんどん戦死していき、医薬品も弾薬も残りわずかだ。勝村は負傷者達、看護婦達に投降をすすめる。
投降者たちの手榴弾を袋に詰めた勝村は、ラグビーボールのように脇に抱え「トライ、トライ、トライ!」と叫んで、敵戦車に向かっていった。
「天国でも撮影所はあるでしょう」指はカメラのシャッターをきる形に曲げられたまま戦死。
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「最後のトライだ!」戦車に突っ込んでいく勝村。
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2人だけになってしまった相原と悦子。「好きだ。こんなところでしか、好きな人と出会えなかった」告白して息を引き取ります。
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広島憲兵隊に捕らえられた鶴谷はこの戦争は負けると訴える。怒り狂った憲兵に斬られるその瞬間、原爆が投下された。
憲兵からボコボコにされても「この国は負ける!」と叫ぶ。
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斬られた!と思った瞬間激しい閃光が!原爆が投下され、気づいた鶴谷の前は一面焼け野原。
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瓦礫の下敷きになりながらも生きていた鶴谷は「勝村、相原、芥川!帰ってこい!」と叫ぶ。仲間の幻を見た鶴谷は気づくと平成7年のラグビー場に戻っていた。フィールドには勝村、相原、芥川、大野木、みんなが駆け寄ってきた。
私的、見どころ!3選
①近藤中尉(遠藤憲一)の極悪非道っぷり!
勝村部隊と合流し、すぐに地元民の家を襲い食料を強奪。
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女子供も年寄りも容赦ナシ!問答無用で襲う。
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若い女は裸にひん剥く!
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手を上げて泣きながら命乞いをする老人を斬りつける近藤。勝村は怒り近藤の背中に銃口を向けるが「上官の殺害は死刑」と仲間に止められる。銃を向けられていたのを気づかなかった近藤は「勝村少尉、あとでおすそ分けしてやる」とニヤニヤ。
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欲情の塊のような鬼畜近藤は「どうだ、一番キレイな看護婦渡さないか」と勝村に相談。黙り睨みつける勝村に「女寄越せぇ!!」と絶叫。上官殺しは死刑だが、この時ばかりはそんな言葉は勝村の頭からは消えていた。
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②最期の言葉・想いは大切な人へ届きました
芥川の妹と母。道すがら突然弾かれたように後ろを振り向く2人。「今、さよならって聞こえたわよね?」「うん!兄さんの声だった!」どんなに目を凝らしても今歩いてきた道に人影はない。
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勝村の嫁と母。同時に玄関の外へと駆け出す。「あの子の声が聞こえた!帰ってきたんじゃない!?」しかし、愛する者の姿はなかった。
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