【訃報】漫画家・古谷三敏さん死去。「ダメおやじ」「BARレモン・ハート」など

【訃報】漫画家の古谷三敏さんが死去

漫画「ダメおやじ」「BARレモン・ハート」などの作品で知られる漫画家の古谷三敏さんが、がんのため8日に死去していたことが双葉社の発表により明らかとなりました。85歳でした。

漫画家・古谷三敏さん死去　85歳https://t.co/81zRlre7wM

1985年から現在まで『BARレモン・ハート』を連載中。ドラマ化もされた人気作。#古谷三敏さん #古谷先生 #古谷三敏先生 pic.twitter.com/clPT5Yg5q3
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1936年生まれの古谷さん。55年に「みかんの花咲く丘」でデビューしています。その後、手塚治虫さんと赤塚不二夫さんのアシスタントを経験。70年からはギャグ漫画「ダメおやじ」を連載開始。同作は何をやらせてもダメな父親が、凶悪な家族たちにひたすらイビられまくるギャグマンガとして、シュールな世界観を形成。昭和の人気ギャグ漫画のひとつに数えられています。

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そして、独立後の74年には「ファミリー企画」を設立し、75年からは毎日新聞の「日曜くらぶ」にて「ぐうたらママ」の連載が開始。ぐうたらな性格のママ、主夫を務めるパパ、小学生の一人息子が織りなす日常を描いたホームコメディーで、2020年まで続く長期連載となりました。

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さらに85年からは「BARレモン・ハート」の連載も開始。舞台となるバー「レモン・ハート」内の人間模様と、それに関係した様々な酒の紹介を軸とした内容でした。2015年にはBSフジでドラマ化されています。

古谷さんの葬儀はご家族の意向により、親族のみで既に執り行われており、後日お別れの会が執り行われる予定となっています。