19歳(1977年12月8日生まれ)。ペガサスの経理担当者。
自動車会社に勤務しているとは思えないほどメカが苦手。給料は本人曰く、20万とちょっと。
仕事柄お金には厳しく、修理経費などで菜摘とやりあったりもしているが、自身の性格は乙女チックで甘えん坊で、しかも怒らせると怖い。極度の方向音痴でもある。食いしん坊でスイーツ好きな面があるものの、自身の体重を極度に気にしているようで、「数値」を操るPPラッパーは、彼女の体重計をも操ったと誤解された末に倒されている。実際はスタイルが良くビキニ姿を2種類披露した事もある。
第12話より登場。ポリス星からやってきた宇宙の警察官。実際の名はシグナルマン・ポリス・コバーン。ボーゾックを逮捕するため、妻子を残し地球に単身赴任してきた。一人称は「本官」。地球を「チーキュ」と発音しレッドレーサーに突っ込まれたが最後まで変わらなかった。
武器は、通信機・電磁警棒・銃に変形する万能ツール「シグナイザー」。愛車はポリスピーダーというバイク。
頑固者かつ融通が利かない性格で、その点では宇宙でもかなり有名。さらに交通ルールに異様に(ガイナモいわく宇宙一)うるさい交通安全体質で(ただし空は管轄外らしい)、宇宙でもルール(特にスピード違反)を守らない者に対してはたとえカーレンジャーであっても容赦しないため、ボーゾックの追跡が遅れてしまうことやそのまま見失ってしまうことすらある。「本官の許可なく」が口癖。
終盤から本格的に登場した黒幕で、ハザード星の正義の星座伝説と対を成す悪の星座伝説の力を持つ。ボーゾックに属しておらず、宇宙暴走族でもないが、彼もまた地球を「チーキュ」と呼ぶ。5つの車型星座を全て飲み込んでしまうなど計り知れないスケールを見せ、その大きさは地球やバリバリアンが掌に乗るほどで、歴代のスーパー戦隊の中では敵味方問わず最大級の巨体を持つ。ボーゾックとは比べ物にならない程の正統派の悪だが、宇宙の悪人たち向けの『宇宙ランド』なる雑誌を発行するという庶民派な一面も持つ。本を読むのも作るのも好きで、一番の楽しみは暴走する車を見ること。
全宇宙に君臨する悪の支配者を名乗るが、その実はスピード違反は当たり前、交通事故も起こし放題の「恐怖の大宇宙ハイウェイ」を建設することを目論む宇宙の地上げ屋。本来ボーゾックとは無関係だったが、ハイウェイの建設予定地にハザード星や地球などの惑星が点々と存在していることを邪魔に思い、自分の手を汚さずにそれらの惑星を始末しようという考えからボーゾックを唆して操っていた。一方のボーゾックはエグゾスを「ボーゾックのファンで、色々物をくれる気前の良いおっさん」程度の認識しか持っていなかった。事実エグゾス考案の作戦はエグゾスが資金や必要な材料を提供し、ボーゾックに行わせている。
オープニング主題歌『激走戦隊カーレンジャー』
今でも人気!
私の好きな【激走戦隊カーレンジャー】のブルーレーサーの
— 田川まゆみ (@tagawasan) December 1, 2015
ミニ四駆を作ってくださった方がいたのでUPします(^0^)ノ
「戦う交通安全!激走戦隊カーーーーーーーレンジャー!!」#mini4wd #akiba #カーレンジャー pic.twitter.com/Bhf2ODR4nI
カーレンジャーの戦闘BGM、くっそ大好き。歴代の戦隊の中でも1,2を争うくらいかっこいいと思う。
— ミカヅキは今月の予定が真っ白で憂鬱 (@MOON_GOHST) December 2, 2015
最終回のネタバレ
大気圏に突入したバリバリアンが、エグゾスに突っ込む。
ダップのペンダントの輝きが消え、カーレンジャーの消息が不明になったと思いきや、宇宙から飛来したバリバリアンが地上に墜落して爆発。そこからカーレンジャーに変身した5人が現れた。
勝利を喜んだのも束の間、空が光り、倒れたはずのエグゾスが現れ姿を変える。
エグゾスの猛攻がカーレンジャー達を襲い、ボーゾック総長ガイナモが芋羊羹を食べて巨大化した。
しかし、ガイナモが食べた芋羊羹は賞味期限が切れており、腹痛を訴えながらガイナモは元の大きさに戻ってしまう。
カーレンジャーはVRVロボに乗ってエグゾスに挑むが、ビクトリーツイスターの砲撃も効かず、VRVロボの爆発にエグゾスを巻き込んだ。
それでも倒れないエグゾスをRVロボの激走斬り・ハイパークラッシャーが貫くが、その傷もすぐに再生してしまう。
エグゾスの集めた邪悪なパワーがRVロボを襲い、ぼろぼろになるRVロボ。
無敵かと思われたエグゾスに誰もが絶望する中、ガイナモが賞味期限切れの芋羊羹を3つエグゾスの口に投げ込む。
エグゾスは腹痛に苦しみ、通常のサイズに戻ってしまいながらも、火の玉を繰り出しカーレンジャーを苦しめた。
カーレンジャーはクルマジックアタックで遂にエグゾスを打倒し、爆炎の中から飛び出したエグゾスの魂は建設中の大宇宙ハイウェイとともに消滅した。
宇宙の平和を守ったカーレンジャー達は、ボーゾックの面々も共にパーティーを行い、記念撮影をする。
その後、シグナルマンはポリス星に戻り、警部補昇級試験を目指して猛勉強をしていた。
ガイナモはボーゾックを解散して地球の焼き肉店に就職、学問に目覚めたゼルモダとグラッチは義務教育をやり直すために小学校に入学する。その他のボーゾック達は、芸能プロダクションを作り、本格的ミュージカルを目指していた。
ゾンネットはファンベル星で毎日見合いをしているものの、まだ恭介のことを想い続けている。
ダップと父VRVマスターは広大な宇宙をあてもなく旅していた。
そして、カーレンジャーの5人は再建したペガサスで夢の車の計画を立てている。