恐竜土偶
1940年代、メキシコで発見された「恐竜土偶」。発見当時は「恐竜と人類が共存していた証拠では?」と思われましたが、現在は間違いとされている“過去の恐竜復元図”そっくりの物があったり(例:ティラノサウルスが直立している)、未発掘の場所に埋め戻しの跡が発見されるなど、ねつ造疑惑が取りざたされています。また同様の遺物である、恐竜が描かれた「カブレラ・ストーン」は、後にねつ造が判明しています。
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古代エジプトのグライダー
紀元前のエジプトの墓から発見された「古代エジプトのグライダー」。同様の模型を作成したところ、かなりの距離を滑空したことから、古代のグライダーであるとしてオーパーツ扱いを受けていました。後ろから撮影された白黒写真を見たことのある方は多いと思いますが、正面から見ると、残念ながら鳥の模型であることは明白です!
上手い具合に鳥の顔が見えない写真が数多く出回っていました。
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バグダッド電池
1930年代に発見された、「バグダッド電池」と呼ばれる壺。1400~1800年ほど前の物と考えられており、土器の中に銅の筒があり、その中に鉄製の棒が差し込まれています。電池メーカーの再現実験により、電解液として酢やワインを用いたところ、電圧0.9~2ボルト程度での発電が可能でした。果たして本当に電池として使用されたのかは、議論が分かれるところです。
始皇帝の兵馬俑坑から出土した「クロムメッキの剣」
秦の始皇帝の兵馬俑坑から出土した「クロムメッキの剣」。2200年ほど前のものであり、兵馬俑として模られた兵士が持つ剣なのですが、西欧におけるクロムメッキの開発は19世紀に入ってからのことであり、どのようにして当時クロムメッキが施されたのか今も不明となっています。
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コソの点火プラグ
1961年、アメリカのコソ山脈で発見された「コソの点火プラグ」。点火プラグを覆っていた石化した土を鑑定したところ、50万年前のものであることが判明し、オーパーツとして有名になりました。その後この点火プラグを調べたところ、1920年代に製造されていた「アメリカ・チャンピオン社の点火プラグ」であることが判明。本当に50万年前の土の中から発見されたのであれば、タイムトラベラーの存在を疑うところですが、真実は果たしてどうなんでしょうか?
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バールベックの巨石
レバノンにあるジュピター神殿の土台として使われている「バールベックの巨石」。この巨石の重さは650トン以上にも及び、人力で動かすには1万人を超える人手が必要であり、事実上、石の運搬は不可能であるとされています。しかしながら、17~18世紀のロシアの皇帝・ピョートル1世の像の土台(1350トン)を3年がかりで6km動かしたという記録が残っており、時間をかければ当時でも石の運搬は可能だったという意見もあります。