武装豊富なスーパーロボット! ガンダム!
さらに言うなれば、1/100 ガンダムのプレイバリューの高さは、豊富な武器にも表れている。
ガンダム基本装備の、ビームライフルとビームサーベルが付属することは当たり前。
ガンダム基本装備の、ビームライフルとビームサーベルが付属することは当たり前。
1/144 ガンダムでは数か月後の「1/144 武器セット」まで待たなければいけなかったバズーカも、1/100ではディフォルトで標準装備! ……まぁ、バズーカのグリップとは違う位置にダボ(拳の穴に差し込むピン)があって、グリップでバズーカを握れない辺りはご愛敬だけど。
それに、なんといってもこのキットのツボは、本編では登場しなかった謎のミサイルランチャー! しかもトイプラモっぽく、スプリングによる弾丸発射ギミックまでついているぞ!
確かに、クローバーの合金玩具でも装備されていた"謎の肩のロケットランチャー"だが、考えてみれば当初の準備デザイン段階か、玩具化検討段階ではアリだった武装だったわけで、同じような例としては、ガンキャノンのスプレーミサイルランチャーや、ガンダムのスーパーナパームなど、どちらも劇中では登場しなかったのに、イマドキのガンダムフィギュアやガンプラでは、オマケとしてついてくる場合も少なくない。
だったら、この謎ミサイルランチャーも、あと、クローバーDX合金ガンダムが手にしていた巨大な謎斧! アレも装備させるべきだったかと!(なんでも、アレにはアレでオマージュがあって、近年のガンダムのフルアーマー・ユニコーンガンダム(とクシャトリヤ)の武装、ハイパー・ビーム・ジャベリンは、この謎斧がモデルだとか)。
だったら、この謎ミサイルランチャーも、あと、クローバーDX合金ガンダムが手にしていた巨大な謎斧! アレも装備させるべきだったかと!(なんでも、アレにはアレでオマージュがあって、近年のガンダムのフルアーマー・ユニコーンガンダム(とクシャトリヤ)の武装、ハイパー・ビーム・ジャベリンは、この謎斧がモデルだとか)。
というか、謎ミサイルランチャー。持ち手用のダボがまったくガンダムの拳の穴のサイズに合わず、今回の撮影では肩での装備などは両面テープで貼る始末!
結局なにがしたかったんだ、謎のミサイルランチャー!
それでも、付属してくるコア・ファイターなどは、今ではガンダムの合体は「かぶせ式」が公式になってしまったので、戦闘機としては小さすぎる設定になってしまったが、この「腹部形成式」だと、それなりのサイズで、完全変形とはいかないけれど、かなり完成度が高いギミックで遊べるのだ!
結局なにがしたかったんだ、謎のミサイルランチャー!
それでも、付属してくるコア・ファイターなどは、今ではガンダムの合体は「かぶせ式」が公式になってしまったので、戦闘機としては小さすぎる設定になってしまったが、この「腹部形成式」だと、それなりのサイズで、完全変形とはいかないけれど、かなり完成度が高いギミックで遊べるのだ!
当時の模型としてのガンプラ水準
1/100 ガンダムは、当時はバンダイなりに、ユーザーの出方を見る側面と、クローバー合金玩具の廉価版を目指した側面を併せ持つ商品だったのので、その出来は確かにスケールモデルとしては中途半端感は否めないが、組み立て説明書が1/144のカラー印刷とは違って、むしろスケールモデル風のモノクロ印刷だったり、それでもランナーパーツが、必死に赤と白だけでも色分けしておこうとか、当時のバンダイの「ガンプラはどこを向かうべきか」への迷いが垣間見えて本当に面白い。