『ガンプラり歩き旅』その002 ~1/100 ガンダムは、果たして「リアルじゃない玩具」だったのか?~
2021年6月22日 更新

『ガンプラり歩き旅』その002 ~1/100 ガンダムは、果たして「リアルじゃない玩具」だったのか?~

ガンプラ! あの熱きガンダムブーム。あの時代を生きた男子であれば、誰もが胸高鳴り、玩具屋や文房具屋を探し求め走ったガンプラを、今改めて当時のキットから現代キットまで発売年代順に、メカ単位での紹介をする新企画連載の第2回!「1/100ガンダム」です。

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ガンダム 足の裏

ガンダム 足の裏

37年間のガンプラの歴史の中で、唯一「アニメ設定どおりの足の裏を持ったガンダム」
ガンダム 足の裏2

ガンダム 足の裏2

また、スリッパの赤と白の段差が、イマドキのガンプラとは逆の嵌り方をしてる

武装豊富なスーパーロボット! ガンダム!

さらに言うなれば、1/100 ガンダムのプレイバリューの高さは、豊富な武器にも表れている。
ガンダム基本装備の、ビームライフルとビームサーベルが付属することは当たり前。
ビームサーベルを振り上げる!

ビームサーベルを振り上げる!

……でもサーベルが未塗装なので、道路工事現場で片側交互通行を誘導しているガードマンにしか見えない……
こうして並べると豊富な1/100 ガンダムの武器装備。

こうして並べると豊富な1/100 ガンダムの武器装備。

今ではそう思われないかもしれないが、1/144がライフルとサーベルだけがディフォだった時代だったからね
ガンダムと言えばこのビームライフル!

ガンダムと言えばこのビームライフル!

戦艦なみのビーム砲(シャア曰く)の威力だ!
うーん、何度見ても誘導灯だ(笑)もしくはパトレイバーの...

うーん、何度見ても誘導灯だ(笑)もしくはパトレイバーの電磁警棒

1/144 ガンダムでは数か月後の「1/144 武器セット」まで待たなければいけなかったバズーカも、1/100ではディフォルトで標準装備! ……まぁ、バズーカのグリップとは違う位置にダボ(拳の穴に差し込むピン)があって、グリップでバズーカを握れない辺りはご愛敬だけど。
バズーカは、劇中ではこのカラーリングの物と、ミディアム...

バズーカは、劇中ではこのカラーリングの物と、ミディアムブルー一色の物とが混在していた

それに、なんといってもこのキットのツボは、本編では登場しなかった謎のミサイルランチャー! しかもトイプラモっぽく、スプリングによる弾丸発射ギミックまでついているぞ!
なんかしらないけど、すごいろけっとほうだ!

なんかしらないけど、すごいろけっとほうだ!

クローバーの合金玩具の真似をさせて肩に担がせてみたけど...

クローバーの合金玩具の真似をさせて肩に担がせてみたけど、担げないんですよプラモだと……

確かに、クローバーの合金玩具でも装備されていた"謎の肩のロケットランチャー"だが、考えてみれば当初の準備デザイン段階か、玩具化検討段階ではアリだった武装だったわけで、同じような例としては、ガンキャノンのスプレーミサイルランチャーや、ガンダムのスーパーナパームなど、どちらも劇中では登場しなかったのに、イマドキのガンダムフィギュアやガンプラでは、オマケとしてついてくる場合も少なくない。

だったら、この謎ミサイルランチャーも、あと、クローバーDX合金ガンダムが手にしていた巨大な謎斧! アレも装備させるべきだったかと!(なんでも、アレにはアレでオマージュがあって、近年のガンダムのフルアーマー・ユニコーンガンダム(とクシャトリヤ)の武装、ハイパー・ビーム・ジャベリンは、この謎斧がモデルだとか)。
こちらがクローバーのDX合体合金玩具。

こちらがクローバーのDX合体合金玩具。

プロポーションや関節可動箇所など、1/100がモデルにした部分は多い
というか、謎ミサイルランチャー。持ち手用のダボがまったくガンダムの拳の穴のサイズに合わず、今回の撮影では肩での装備などは両面テープで貼る始末!
結局なにがしたかったんだ、謎のミサイルランチャー!

それでも、付属してくるコア・ファイターなどは、今ではガンダムの合体は「かぶせ式」が公式になってしまったので、戦闘機としては小さすぎる設定になってしまったが、この「腹部形成式」だと、それなりのサイズで、完全変形とはいかないけれど、かなり完成度が高いギミックで遊べるのだ!
キット付属のコア・ファイター。

キット付属のコア・ファイター。

単体で見ても出来は良い、1/100 ガンキャノンにも同じものが付属

当時の模型としてのガンプラ水準

1/100 ガンダムは、当時はバンダイなりに、ユーザーの出方を見る側面と、クローバー合金玩具の廉価版を目指した側面を併せ持つ商品だったのので、その出来は確かにスケールモデルとしては中途半端感は否めないが、組み立て説明書が1/144のカラー印刷とは違って、むしろスケールモデル風のモノクロ印刷だったり、それでもランナーパーツが、必死に赤と白だけでも色分けしておこうとか、当時のバンダイの「ガンプラはどこを向かうべきか」への迷いが垣間見えて本当に面白い。
1/100 ガンダムの組み立て説明書。

1/100 ガンダムの組み立て説明書。

なぜかキャラ設定画が使われている
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