2016年12月27日 更新

ジェントルマンなハイクラスセダン「クレスタ」の歴史と魅力

1980年代90年代の、トヨタの誇るハイソカー三兄弟と言えば、マークⅡ、チェイサー、クレスタ。なかでも末っ子のクレスタは、一貫してパーソナルセダンとしての道を歩み、当時のトヨタの最高峰クラウンに次ぐ存在のジェントルマンな車でした。今回はそんなクレスタの特集です。懐かしい画像や映像を交えながら、クレスタの歴史と魅力を振り返ってみましょう。

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初代クレスタ(X50/60系)

初代クレスタは1980年に新設されたトヨタビスタ店の最上位車種として販売されました。兄弟車のマークⅡでは4代目、チェイサーは2代目と同型になります。
 (1807646)

この初代モデルのみ、4ドアハードトップとして発売され、マークⅡ、チェイサーよりも弱冠高級感のあるイメージで売り出されました。クラウンの弟分的なイメージでしょうか。
エンジンは直列6気筒。クレスタの代名詞のグレード、スーパールーセントもこの世代で早くも登場しています。
 (1808456)

イメージキャラクターは山崎努さん。
CMソングはボズ・スキャッグスの『トワイライト・ハイウェイ』
原題はYouCanHaveMeAnytime ~ 全く違うタイトルですが、CMのイメージともピッタリなので問題ないですね。

1980 TOYOTA CRESTA Ad

初代クレスタのスペック

2.0スーパールーセント 1,974,000円

全長×全幅×全高  4,640×1,690×1,425mm
エンジン型式  1G-EU型
最高出力  160ps/6,400rpm
最大トルク  18.5kg・m/5,200rpm
種類  水冷直列6気筒DOHC
車両重量  1,225kg
 (1807645)

2代目クレスタ(X70系)

2代目クレスタは1984年に発売されました。このモデルから、クレスタ=セダンの図式が出来上がり、他の兄弟車との住み分けがはっきりし始めました。
先代に引き続き角目のライトでソリッドな印象。『トヨタの最高級パーソナルセダン』と銘打ち、高級感のある、それでいて運転者も楽しめる車になっていて、日本の好景気に支えられて大ヒット作となりました。
Toyota Cresta UZX71 V8 4.0L MT W55 | DRIVE2 (1808476)

山崎努さんが引き続きクレスタの顔となり、ジョージ・ウィンストンの『あこがれ/愛』と共に、CMも大ヒットしました。

1984年クレスタ TOYOTA CRESTA CM

2代目クレスタのスペック

 (1807644)

GT 

全長×全幅×全高  4,650×1,690×1,415mm
エンジン型式  1G-GTEU型
最高出力  185ps/6,200rpm
最大トルク  24.0kg・m/3,200rpm
種類  直列6気筒DOHC ツインカムターボ

3代目クレスタ(X80系)

マークⅡ、チェイサーと共にシリーズ最大のヒットとなった3代目クレスタは、バブルの絶頂期の1988年に発売になりました。
 (1807614)

出典 mulpix.com
先代に比べ、やや丸みをおびたデザインになり、優雅さが増した印象。
全てのグレードにDOHCを配し、ターボに加え、マークⅡ兄弟の中では初めてスーパーチャージャー車もラインナップ。
またこれまでの2.0Lクラスに加えて、2.5L、3.0Lと、よりパワフルなモデルも登場しました。
 (1807616)

イメージキャラクターは引き続いて山崎努さんが担当。
CMソングはCM毎に変わり、流動的になっていきます。

1990 TOYOTA CRESTA Ad

3代目クレスタのスペック

スーパールーセントG 2,991,000円

全長×全幅×全高  4,690×1,710×1,375mm
エンジン型式  7M-GE
最高出力  200ps/5,600rpm
最大トルク  27.0kg・m/3,600rpm
種類  直列6気筒DOHC24バルブ
総排気量 2,954cc
車両重量 1,520kg
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4代目クレスタ(X90系)

4代目クレスタは1992年に発売されました。3ナンバーのワイドボディが標準になり、走行性能も大幅にアップしましたが、デザインは少しおとなしめのスタイルになりました。
 (1806870)

イメージキャラクターも10年以上続いた山崎努さんから浅井慎平さんに代わり、カジュアルな印象に変更。
しかし発売前後にバブルが崩壊した影響をまともに受け、またこれまでの 『最高級のパーソナルセダン』という定義も薄れてきたこともあって、売れ行きは伸びませんでした。

toyota cresta ad 7 - YouTube

4代目クレスタのスペック

スーパールーセントG 3,227,000円

全長×全幅×全高  4,750×1,750×1,390mm
エンジン型式  2JZ-GE
最高出力  220ps/5,800rpm
最大トルク  28.5kg・m/4,800rpm
種類  直列6気筒DOHC24バルブ
総排気量 2,997cc
車両重量 1,420kg
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5代目クレスタ(X100系)

最終モデルとなる5代目クレスタは1996年に発売されました。時代はハイソカーからRVに移っていたため、マークⅡ・チェイサーと共に『セダンイノベーション』を掲げ、3兄弟それぞれの個性を打ち出す戦略に出ました。クレスタは車高を少し上げ、居住空間を広く取ることでセダン感を押し出しました。
一方、今までクレスタの最上位モデルだったスーパールーセントが中位に格下げになり、代わってエクシードが最上位に設定されました
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出典 23eni.biz
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