ピーター・フォークは1927年生まれ。41歳から70歳を超えるまで、コロンボを演じ続けた事になりますね。
コロンボのキャラクターを特異なものにするため、フォーク自身の発案で、雨の少ないカリフォルニアなのに、ヨレヨレのレインコートを愛用するようにしたそうです。しかもフォークの私物だとか。
コロンボのキャラクターを特異なものにするため、フォーク自身の発案で、雨の少ないカリフォルニアなのに、ヨレヨレのレインコートを愛用するようにしたそうです。しかもフォークの私物だとか。
水野晴郎 『刑事コロンボ-二枚のドガの絵』紹介
本編が必ず見たくなる、水野晴郎さんのコロンボ解説。
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1989年からの新シリーズでは、フォークもプロデューサーとして製作に加わっています。
フォークはコロンボの演技により、エミー賞とゴールデングローブ賞を受賞しています。
フォークはコロンボの演技により、エミー賞とゴールデングローブ賞を受賞しています。
日本語版声優
小池朝雄
日本でコロンボが一躍ヒーローに躍り上がった、功労者と言えば吹き替えの小池朝雄さんの存在は欠かせないでしょう。
気だるくて、チョッと喰えないようなよう口ぶり、ウチのカミさんが~のお馴染みのセリフ回し。コロンボのキャラクターを鮮明にした名吹き替えです。
ピーター・フォーク出演のCMにも、小池氏の声もセットで出演してました。
気だるくて、チョッと喰えないようなよう口ぶり、ウチのカミさんが~のお馴染みのセリフ回し。コロンボのキャラクターを鮮明にした名吹き替えです。
ピーター・フォーク出演のCMにも、小池氏の声もセットで出演してました。
サントリーオールドCM ピーター・フォーク
小池朝雄さんの吹き替えで
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石田太郎
新刑事コロンボが始まる際には、小池氏は既に他界していたので、同じ劇団の後輩だった石田太郎さんが、後を継ぐ事になりました。
声質も言い回しも、先代の小池氏とよく似た雰囲気で、コロンボの世界の続きを、味わい深く楽しませてくれました。
声質も言い回しも、先代の小池氏とよく似た雰囲気で、コロンボの世界の続きを、味わい深く楽しませてくれました。
1995 TOYOTA COROLLA Ad
石田太郎さんの吹き替え
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コロンボの愛車
プジョー403カブリオレ
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1959年製
全長×全幅×全高 4,470×1,670×1,485mm
最高出力 53.4ps/4,900rpm
最大トルク 10.7kgm
エンジン 水冷4気筒OHV
総排気量 1,468cc
車両重量 1,090kg
全長×全幅×全高 4,470×1,670×1,485mm
最高出力 53.4ps/4,900rpm
最大トルク 10.7kgm
エンジン 水冷4気筒OHV
総排気量 1,468cc
車両重量 1,090kg
プジョー403がコロンボの愛車に選ばれた理由は特になく、何となく偶然に傍にあったからだそう。1989年に新シリーズが始まる際には、別の車体をコレクターの方から借りたそうです。
偶然の産物にしては、あまりにもコロンボのキャラクターにマッチしていますよね。時々調子が悪くなるのも愛嬌があって、特に同伴する刑事を伴わないコロンボにとっては、愛犬の「ドッグ」と共に、ピッタリの相棒と言えるかもしれません。
刑事コロンボが与えた影響
倒叙モノ
コロンボ登場以前の推理モノと言えば、事件が発覚した後、犯人は誰かを探っていくのが醍醐味というか王道でした。
もちろん現在でもそれは変わっていませんが、最初に犯人が視聴者や読者に知らされて、刑事がいかにして犯人に辿り着くか、そして追い詰められる犯人の心情を楽しむ、という「倒叙モノ」というスタイルは、コロンボが拡めた刑事ドラマのスタイルと言っていいでしょう。
もちろん現在でもそれは変わっていませんが、最初に犯人が視聴者や読者に知らされて、刑事がいかにして犯人に辿り着くか、そして追い詰められる犯人の心情を楽しむ、という「倒叙モノ」というスタイルは、コロンボが拡めた刑事ドラマのスタイルと言っていいでしょう。