『仮面ライダーX』
制作:毎日放送、東映
放送期間:1974年2月16日から1974年10月12日
放送時間:土曜19:30から20:00
放送局:NET(今のテレビ朝日)系列
放送話数:全35話
主題歌:「セタップ!仮面ライダーX」水木一郎
放送期間:1974年2月16日から1974年10月12日
放送時間:土曜19:30から20:00
放送局:NET(今のテレビ朝日)系列
放送話数:全35話
主題歌:「セタップ!仮面ライダーX」水木一郎
スタッフ
原作:石森章太郎
監督:折田至(最終回担当)ほか
脚本:伊上勝(最終回担当)ほか
音楽:菊池俊輔
監督:折田至(最終回担当)ほか
脚本:伊上勝(最終回担当)ほか
音楽:菊池俊輔
キャスト
神啓介/仮面ライダーX:速水亮
立花藤兵衛:小林昭二
マコ:早田みゆき
チコ:小板チサコ
キングダーク:和田文夫(声の出演)
サソリジェロニモ・ジュニア:山下啓介(声の出演)
ナレーター:中江真司
立花藤兵衛:小林昭二
マコ:早田みゆき
チコ:小板チサコ
キングダーク:和田文夫(声の出演)
サソリジェロニモ・ジュニア:山下啓介(声の出演)
ナレーター:中江真司
『仮面ライダーX』とは
「巨大な悪の組織GODに父と共に殺された神敬介は瀕死の父の手によって仮面ライダーXとして甦った。その使命は世界の平和と正義を守るため敢然と謎のGOD機関相手に戦うのである」
《仮面ライダーシリーズ》3作目。魅力的な敵キャラクター・アポロガイスト(シリーズ初のライバルキャラクターとされている)、サイズが巨大な敵キングダークなどが特に印象に残る。
《仮面ライダーシリーズ》3作目。魅力的な敵キャラクター・アポロガイスト(シリーズ初のライバルキャラクターとされている)、サイズが巨大な敵キングダークなどが特に印象に残る。
『仮面ライダーX』の最終回
第35話「さらばXライダー」
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バイクに乗っている神敬介。
敬介「キングダークはついに活動を始めた。あの大巨人が暴れ出したら大変なことになる。一体キングダークのアジトはどこなのか。一刻もはやく探し出して破壊しなければ」
敬介はジープに乗っている立花藤兵衛、チコ、マコと合流した。再び二手に別れた立花たちの車の前に、老人が飛び出してきて立ちふさがる。老人は孫が急病で病院まで連れて行って欲しいと言う。車に老人を乗せて孫がいるという家に向かった。しかしそれは、ぼろぼろに朽ち果てた日本家屋だった。気が付くと老人は消えている。すべてはサソリジェロニモ・ジュニアの罠だったのだ。三人は捕らえられて、人質になってしまう。
喫茶COLで立花たちを待つ敬介。車の音がして外に出てみると無人のジープが停まっていた。そのハンドルにはサソリがいる。
ジェロニモ・ジュニアの声「聞け、神敬介!立花藤兵衛と二人の小娘は我々が捕らえた。三人はお前が持つ最後の一枚の設計図と引き換えに渡す。場所は多摩丘陵だ」
サソリは爆発した。
バイクで多摩丘陵にやって来た敬介。立花たちはロープで縛られ吊るされていた。敬介をジェロニモ・ジュニアと戦闘員たちが取り囲む。敬介は立花たちを救うために設計図を手渡した。
ジェロニモ・ジュニア「動くな、神敬介。これからが本番だ。俺の親父を殺した仇を取るのだ。かかれ!」
襲いかかる戦闘員たち。倒された敬介は両足や首をロープでバイクに結ばれて、八つ裂きのピンチになる。しかし力勝負で戦闘員のバイクを倒し、仮面ライダーXに変身する。三人を助け、戦闘員たちを倒すX。ジェロニモ・ジュニアとの一騎打ちになり、投げられた槍がXの胸に当たった。Xは岩陰で爆発。立花たち三人はふたたび捕まってしまう。
ジェロニモ・ジュニア「地球の最後をその目で拝ましてやる。キングダーク様が活動を始めたし、設計図も手に入った!」
戦闘員たちに連れられて行く立花たち三人。見張りを命じて、サソリジェロニモは去る。
立花「Xライダーが死んだ。これでもうGODに立ち向かう手段はないのか」
そこへ現れたのは敬介だった。彼はアジトを見つけるため、死んだふりをして後をついてきたのだ。戦闘員たちを倒して、キングダークの元へと急ぐ。
敬介「キングダークはついに活動を始めた。あの大巨人が暴れ出したら大変なことになる。一体キングダークのアジトはどこなのか。一刻もはやく探し出して破壊しなければ」
敬介はジープに乗っている立花藤兵衛、チコ、マコと合流した。再び二手に別れた立花たちの車の前に、老人が飛び出してきて立ちふさがる。老人は孫が急病で病院まで連れて行って欲しいと言う。車に老人を乗せて孫がいるという家に向かった。しかしそれは、ぼろぼろに朽ち果てた日本家屋だった。気が付くと老人は消えている。すべてはサソリジェロニモ・ジュニアの罠だったのだ。三人は捕らえられて、人質になってしまう。
喫茶COLで立花たちを待つ敬介。車の音がして外に出てみると無人のジープが停まっていた。そのハンドルにはサソリがいる。
ジェロニモ・ジュニアの声「聞け、神敬介!立花藤兵衛と二人の小娘は我々が捕らえた。三人はお前が持つ最後の一枚の設計図と引き換えに渡す。場所は多摩丘陵だ」
サソリは爆発した。
バイクで多摩丘陵にやって来た敬介。立花たちはロープで縛られ吊るされていた。敬介をジェロニモ・ジュニアと戦闘員たちが取り囲む。敬介は立花たちを救うために設計図を手渡した。
ジェロニモ・ジュニア「動くな、神敬介。これからが本番だ。俺の親父を殺した仇を取るのだ。かかれ!」
襲いかかる戦闘員たち。倒された敬介は両足や首をロープでバイクに結ばれて、八つ裂きのピンチになる。しかし力勝負で戦闘員のバイクを倒し、仮面ライダーXに変身する。三人を助け、戦闘員たちを倒すX。ジェロニモ・ジュニアとの一騎打ちになり、投げられた槍がXの胸に当たった。Xは岩陰で爆発。立花たち三人はふたたび捕まってしまう。
ジェロニモ・ジュニア「地球の最後をその目で拝ましてやる。キングダーク様が活動を始めたし、設計図も手に入った!」
戦闘員たちに連れられて行く立花たち三人。見張りを命じて、サソリジェロニモは去る。
立花「Xライダーが死んだ。これでもうGODに立ち向かう手段はないのか」
そこへ現れたのは敬介だった。彼はアジトを見つけるため、死んだふりをして後をついてきたのだ。戦闘員たちを倒して、キングダークの元へと急ぐ。
アジトの中に入った敬介。鉄の扉を開けるとそこには誰もいなかった。笑い声が響く。
キングダーク「ハハハハハ。俺を探しに来てとうとう罠にかかったな!その洞穴の中で埋もれて死ねい!」
地震が起きて、上から岩が降ってくる。
逃げている立花たちの前に、巨大なキングダークが現れた。
キングダーク「死ねえ、神敬介!」
足踏みするキングダーク。すると地面は揺れ、地下にいる敬介に岩が降り注ぐ。啓介は仮面ライダーXに変身して脱出した。
X「俺が貴様を倒す!」
キングダーク「そのちっぽけな身体でこのキングダーク様と戦えるとでも思っているのか。破壊光線!」
その目から放たれた赤い光線は、鉄塔を大爆発させた。
キングダーク「貴様らから先に片づけてやる!」
立花たち三人を手で潰そうとするキングダーク。Xはクルーザー(Xのバイク)で空を飛び、キングダークの頭部にぶつける。しかし効かない。もう一度攻撃するが今度は手で払われてしまう。
X「だめか。キングダークの急所はどこなんだ!」
キングダーク「ハハハハハ。キングダークは無敵なのだ。不死身の巨人なのだ」
破壊光線がまた撃たれようという時、Xはキングダークの顔の左側にしがみついた。パンチを浴びせるが振り落とされてしまう。
キングダークは口からガスを吐いた。
X「そうだ。あの口から奴の中へ!」
Xはクルーザーで口から体内に突入する。
キングダーク「ハハハハハ。俺を探しに来てとうとう罠にかかったな!その洞穴の中で埋もれて死ねい!」
地震が起きて、上から岩が降ってくる。
逃げている立花たちの前に、巨大なキングダークが現れた。
キングダーク「死ねえ、神敬介!」
足踏みするキングダーク。すると地面は揺れ、地下にいる敬介に岩が降り注ぐ。啓介は仮面ライダーXに変身して脱出した。
X「俺が貴様を倒す!」
キングダーク「そのちっぽけな身体でこのキングダーク様と戦えるとでも思っているのか。破壊光線!」
その目から放たれた赤い光線は、鉄塔を大爆発させた。
キングダーク「貴様らから先に片づけてやる!」
立花たち三人を手で潰そうとするキングダーク。Xはクルーザー(Xのバイク)で空を飛び、キングダークの頭部にぶつける。しかし効かない。もう一度攻撃するが今度は手で払われてしまう。
X「だめか。キングダークの急所はどこなんだ!」
キングダーク「ハハハハハ。キングダークは無敵なのだ。不死身の巨人なのだ」
破壊光線がまた撃たれようという時、Xはキングダークの顔の左側にしがみついた。パンチを浴びせるが振り落とされてしまう。
キングダークは口からガスを吐いた。
X「そうだ。あの口から奴の中へ!」
Xはクルーザーで口から体内に突入する。
キングダークの体の中。そこは不気味な赤い光が灯っている。Xは壁から放たれた銃弾に倒れてしまった。
キングダーク「Xライダーを防げ!キングダークは全東京を破壊するのだ!」
戦闘員たちとの闘いが始まる。
ビル群の中を歩くキングダーク。
コントロール室を探して罠を避け、戦闘員たちと戦いながら奥へと進んでいくX。
やっとコントロール室にたどりつくと、そこにはコードにつながった奇怪な姿をした人物が座っていた。
呪い博士「Xライダー、わしの名は呪い博士。そしてお前の父親の親友」
X「親父の親友?聞いたことがある。悪魔の天才、呪い博士の名は」
呪い博士「そしてわしがGODであり、キングダークはわしの身体の一部分なのだ」
立ち上がる呪い博士。
呪い博士「地球はとうとう、わしの物だー!」
X「そうはさせん!」
戦いを挑もうとXが構えた時、後ろの扉が開いてジェロニモ・ジュニアが現れた。その槍がXの胸を突き刺す。
呪い博士「わしの目の前でXライダーを殺すのだー!」
ビル群の中を進んで行くキングダーク。
槍の柄を折るものの、槍先が胸を貫通したままのX。ふらふらとよろめきながらジェロニモ・ジュニアと戦う。何とか形勢を逆転させる。
X「ライドル(武器の名前)!GODの最後だー!」
呪い博士「やめろー!わしを殺せばキングダークは爆発する。お前も死ぬぞー!」
X「覚悟の上だ。二人とも死ねー!」
ライドルが二人の身体を貫いた。
呪い博士「馬鹿な。今一歩のところで成功したものを。貴様も道連れだー!」
コントロールルームは爆発した。
同じく爆発するキングダーク。首が吹き飛んで落ち、身体も倒れて爆発、四散した。
キングダーク「Xライダーを防げ!キングダークは全東京を破壊するのだ!」
戦闘員たちとの闘いが始まる。
ビル群の中を歩くキングダーク。
コントロール室を探して罠を避け、戦闘員たちと戦いながら奥へと進んでいくX。
やっとコントロール室にたどりつくと、そこにはコードにつながった奇怪な姿をした人物が座っていた。
呪い博士「Xライダー、わしの名は呪い博士。そしてお前の父親の親友」
X「親父の親友?聞いたことがある。悪魔の天才、呪い博士の名は」
呪い博士「そしてわしがGODであり、キングダークはわしの身体の一部分なのだ」
立ち上がる呪い博士。
呪い博士「地球はとうとう、わしの物だー!」
X「そうはさせん!」
戦いを挑もうとXが構えた時、後ろの扉が開いてジェロニモ・ジュニアが現れた。その槍がXの胸を突き刺す。
呪い博士「わしの目の前でXライダーを殺すのだー!」
ビル群の中を進んで行くキングダーク。
槍の柄を折るものの、槍先が胸を貫通したままのX。ふらふらとよろめきながらジェロニモ・ジュニアと戦う。何とか形勢を逆転させる。
X「ライドル(武器の名前)!GODの最後だー!」
呪い博士「やめろー!わしを殺せばキングダークは爆発する。お前も死ぬぞー!」
X「覚悟の上だ。二人とも死ねー!」
ライドルが二人の身体を貫いた。
呪い博士「馬鹿な。今一歩のところで成功したものを。貴様も道連れだー!」
コントロールルームは爆発した。
同じく爆発するキングダーク。首が吹き飛んで落ち、身体も倒れて爆発、四散した。
喫茶店COL。
カウンターで泣いてるチコとマコ。
立花「めそめそするな。俺まで泣けてくるじゃないか」
立花はカウンターの上に、自分あての封筒を発見した。中から手紙を取り出して読み、驚く。
立花「生きてる!生きてるぞ!」
チコとマコも立ち上がって驚く。
バイクにのっている敬介。
敬介の手紙の文面「おやっさん、チコ、マコ。先輩の仮面ライダーと同じように俺もまた新しい戦いのために旅に出る。Xライダーの名をはずかしめない活躍を期待してくれ。いつの日か必ず戻って来ます。それまで、それまで、さよなら!」
笑顔で去って行く啓介。
カウンターで泣いてるチコとマコ。
立花「めそめそするな。俺まで泣けてくるじゃないか」
立花はカウンターの上に、自分あての封筒を発見した。中から手紙を取り出して読み、驚く。
立花「生きてる!生きてるぞ!」
チコとマコも立ち上がって驚く。
バイクにのっている敬介。
敬介の手紙の文面「おやっさん、チコ、マコ。先輩の仮面ライダーと同じように俺もまた新しい戦いのために旅に出る。Xライダーの名をはずかしめない活躍を期待してくれ。いつの日か必ず戻って来ます。それまで、それまで、さよなら!」
笑顔で去って行く啓介。
その後の『仮面ライダーX』
仮面ライダーXはシリーズ第5作『仮面ライダーストロンガー』、第6作『仮面ライダー(スカイライダー)』など、そして《平成仮面ライダーシリーズ》の劇場版にもたくさん登場しています。
ライバルキャラクター・アポロガイストも『仮面ライダーディケイド』に再登場していました。
ライバルキャラクター・アポロガイストも『仮面ライダーディケイド』に再登場していました。
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