特撮『大鉄人17(ワンセブン)』の最終回ってどうだった?
2020年8月2日 更新

特撮『大鉄人17(ワンセブン)』の最終回ってどうだった?

子供のときに観てたけど、最終回ってどんなだったっけ?そんな作品ってけっこうありますよね。そんな方のために、最終回のあらすじをお届けします。これであなたも思い出せるはず?『大鉄人17』はこんな感じでした!

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『大鉄人17(ワンセブン)』

制作:毎日放送、東映
放送期間:1977年3月18日から1977年11月11日
放送時間:金曜19:00から19:30
放送局:TBS系列
放送話数:全35話
主題歌:「オー!!大鉄人ワンセブン」水木一郎

スタッフ

原作:石森章太郎
監督:山田稔(最終回担当)ほか
脚本:伊上勝(最終回担当)ほか
音楽:渡辺宙明

キャスト

ワンセブンの声:小林恭治
南三郎:神谷政浩

佐原博士:中丸忠雄
剣持隊長:原口剛
岩山鉄五郎(ガンテツ):高品正広
佐原千恵:竹井みどり
佐原ルミ:島田歌穂

ブレインの声:水島弘
ハスラー教授:大月ウルフ
ブルージャガー:太田美結

ナレーション:小林恭治

『大鉄人17』とは

「大鉄人ワンセブンは自らの意思を持つロボットである。人類を守るために巨人頭脳ブレインと戦うのだ」

佐原博士が作った自我を持つコンピューターであるブレインは、人類こそが地球にとっての害悪と判断し、人類の抹殺を企てる。自分を開発した科学者のひとりハスラー教授と共にブレイン党を結成し、その超生産能力で巨大ロボットを何体も建造した。
その17番目であるワンセブンは、ブレインと同じくオートダイオードワンセブンを使った巨大ロボットで、同じく自我を持つ。しかしブレインとは反対に、人類は有益と判断した。
ブレインは自分にとって危険な存在であるワンセブンを封印する。だがワンセブンは、ブレインのロボットによって両親と姉を殺された南三郎少年によって洞窟から解放され、人類の味方となって戦うのだった。
前番組『宇宙鉄人キョーダイン』に続き石森章太郎原作の《鉄人シリーズ》。特撮の魅力が詰まった巨大ロボットの描写に、根強いファンが多い。

『大鉄人17』の最終回

第35話「さらばワンセブン 不滅のナンバー」

 (2213511)

ナレーション「ブレインはワンセブンを捕まえるために三郎少年をおとりにした。ゴールドネッシーと戦うワンセブンにブレインの恐るべき罠が迫る。ブレインに近づくと危ない。ワンセブンはそれを知りながらも三郎少年を救うためにブレインに近づいてゆく」

ゴールドネッシーと戦っているワンセブンは、火炎を吐かれて後ろに倒れた。ブレイン党の兵士に銃口を向けられている三郎は、見ていることしかできない。そこへ飛行するハスラー要塞がやってきた。ブレイン党のひとり、ハスラー教授が扇子を片手に乗っている。
ハスラー「ヘーイ、ゴールドネッシー!あと一歩だ。ブレインエリアまで引っ張り込め、引っ張り込め、ホレサッサー!」
女性のブレイン党員であるブルージャガーの操縦するゴールドネッシーが、ワンセブンの足をつかんで引っ張って行く。ブレインエリアに入ると、ワンセブンは強力な電波攻撃でコントロールを奪われてしまうのだ。

巨大な岩の前に立つ三郎に、4人のブレイン党の兵士が並んで銃口を向けている。
兵士「お前も一緒に始末してやる。構え!撃て!」
銃声が連続して鳴った。倒れたのは兵士たちの方だった。レッドマフラー隊がジープで到着したのだ。剣持隊長、佐原博士、岩田鉄五郎(ガンテツ)の姿がある。
三郎「博士、隊長、ガンテツさん!」
佐原「ワンセブンが危ない。ブレインエリアに入ったら大変なことになる」

引きずられていたワンセブンは、腕からミサイルを発射した。それはゴールドネッシーに当たる。その手から逃れたワンセブンは立ち上がった。そして両手を上げる。

剣持「グラビトンだ!伏せろ!」
岩陰に隠れる一同。ワンセブンの胸が開き、必殺技グラビトンが発射される。ブルージャガーの叫び声と共に、ゴールドネッシーは爆発した。
ワンセブンは、ブレインエリアに入っていた。たくさんのマジックアームが伸びてきて、ワンセブンをぐるぐる巻きにしてしまう。飛行要塞の操縦席で喜ぶハスラー教授。

三郎「ワンセブンが捕まってしまった…ワンセブーン!」
走り出した三郎を、ガンテツが追う。
佐原「三郎君の声に、ワンセブンが反応するかどうか確かめてみよう」
佐原や剣持たちも三郎に続いた。

動かないワンセブン。三郎は中に入って調べようとする。ガンテツと共に歩き出そうとした時、空からハスラー要塞がやって来た。
ハスラー「レッドマフラー隊の諸君、並びに古き友人ドクター佐原。ワンセブンはとうとう、ミスターブレインのもとに帰って来たのだ。もう君たちの友人じゃないな…へへへ、皆さんついでに皆殺しのペチャンコのキューにしてやるわ!」
ハスラー要塞から砲弾が撃たれ、地面のあちこちで爆発する。
三郎「ワンセブン…応えてくれ、ワンセブーン!」
ガンテツ「あかん。ワンセブンはもう駄目じゃあ」
ブレイン党の基地内。ブレインの前に整列している兵士4人。ハスラー教授もやって来る。
ブレイン「ワンセブンはブレインに帰って来た。ワンセブンにブレインのコンピュータープログラムをセットして人間どもを皆殺しにするのだ、ハスラー君。これを使いたまえ」
ブレインから1枚のシートが飛んできた。ハスラーはそれを両手で挟んでキャッチした。

夕日に立っているワンセブン。その身体にはマジックアームが絡みついている。

レッドマフラー隊の作戦本部。三郎とガンテツ、ルミ(佐原博士の次女)がいる。落ち込んでいる三郎と泣いているルミを知恵(佐原博士の長女。レッドマフラー隊のひとり)が笑顔で励ます。
知恵「ふたりとも元気を出すのよ。きっとビッグエンゼルが助ける方法を教えてくれるわ」

巨大なコンピューターであるビッグエンゼルの前に、佐原博士や多くの技師がいる。そしてビッグエンゼルは答えを出した。ワンセブンの救出方法は、ブレインの破壊しかない。だがブレインには自己再生装置があり、破壊しても甦るのだ。
剣持「ですが自己再生装置によって甦るほんの数分間、ブレインエリアが消えるかもしれません。ブレインエリアが消えれば、ワンセブンのことです。自力で脱出する可能性もあります」
佐原「その数分に賭けてみるか。ビッグエンゼルよ、教えてくれ。どうしたらブレインを破壊できるか?」
レッドマフラー隊の戦闘機が発進し、編隊を組んで飛んで行く。そして攻撃を開始した。悲鳴を上げて逃げまどう、ブレイン党基地内の兵士たち。三郎や佐原、剣持たちを乗せたジープも到着した。
剣持「あれだけの爆撃でも、まだブレインを破壊できないのか」
岩山が崩れブレインが地上へと現れた。ブレインの攻撃により、戦闘機が次々と撃ち落とされていく。佐原はブレインを破壊するのは無理だと判断し、剣持に攻撃を中止させた。ハスラー要塞も飛んで来て、砲撃を開始する。ジープに乗り込み撤退しようとする剣持たち。しかしその中に三郎とガンテツの姿はなかった。

三郎とガンテツは、ワンセブンに近づこうとしていた。しかし見張りがふたりいて進めない。ガンテツはひとりをおびき寄せて倒し、ブレイン党の制服を奪った。もうひとりの兵士を騙して、三郎がワンセブンの中に入る。

三郎「ワンセブン、僕だ!三郎だよ!」
返事はない。ワンセブンの中にいるロボット、ロボターも無言のまま立ち尽くしている。
三郎「駄目か?聞いてくれ、ワンセブン。君は僕を命懸けで助けてくれた。今度は僕が君を命懸けで助けたいんだ」
するとロボターが動き出して、その腕で三郎の肩を叩いた。
ロボター「サブロウクン。ワンセブンハ、ブレインエリアニハイルト、ブレインの強力電波ニコントロールサレナイヨウ、スベテノ機能ヲ自分デトメタ」
三郎「ワンセブンが自分でか?じゃあもう、ワンセブンは動けないのか?」
ロボター「ホウホウハアル。ツイテコイ」
歩き出すロボターについていく三郎。そこには操縦席があった。
三郎「そうか。ワンセブンは万一の時に備えて、人間が操縦できるように備えてあったのか」
操縦席に座った三郎は、スイッチ等を操作する。モニターが映った。
三郎「待っていろワンセブン。今、自由にしてやる!」
ワンセブンを縛り付けているアームが爆発し、ワンセブンは解放された。喜ぶガンテツ。兵士に正体がばれてしまい、慌てて逃げ出す。

ブレインは再び、岩山の中へと姿を消していった。一方ハスラー要塞は東京上空へと来ていた。その砲撃で、ビルなどの建築物が次々と破壊されている。
ハスラー「どんどん燃えろ!どんどん壊せ!ヘヘエ!」
街は爆発し、人々が悲鳴を上げて避難している。

佐原たちの元へ、ブレイン党の兵士の格好のままのガンテツが駆けて来た。ガンテツは空を指さす。一同が見上げると、そこには空を飛んでいるワンセブンの姿があった。
剣持「ワンセブン、動けるようになったのか!」
ガンテツ「三郎君が、ワンセブンを操縦してるんです」
佐原が通信機を手にして三郎に、攻撃を受けている作戦本部に急行するように言う。

ハスラー「ヘッ!てめぇら、死ねぇ!死ねぇ!…ううっ!」
操縦席が揺れた。ハスラー要塞の窓の向こうに、ワンセブンの目がある。
ハスラー「ワンセブンだ!?ノー。俺は夢を見てんだろうかなぁ?」
ワンセブン「夢ではない。私はブレインエリアから抜け出た」
要塞を両手で持ち、歩いているワンセブン。そして投げ捨てた。
ハスラー「これはないよぉーっ!」
ハスラー要塞は地面に叩きつけられて大爆発した。
操縦席の三郎。
三郎「やったあ!ハスラー要塞を破壊しました!」
三郎と通信機で話している佐原。
佐原「よくやったぞ、三郎君」
そのとき、不気味な音が聞こえてきた。ブレインが移動を開始したのだ。岩山から再び、ブレインが姿を現す。

ブレイン「ブレインは無敵だ。ブレイン自ら全世界を破壊しつくす。ブレインを止めることはできない。ブレインは全知全能だ」

動き出したブレインを防ぐことはできない。このまま攻撃したらワンセブンも危険だった。佐原たちはビッグエンゼルの答えを待つことする。
剣持「ビッグエンゼル本部、ビッグエンゼル本部。まだ答は出せんのか?」

ビッグ・エンゼル本部。答えはまだ出ない。だがビッグエンゼルが煙を噴き始めた。
技師「佐原博士!ビッグエンゼルが異常な高熱を帯びて、これ以上の作業は危険です」
ビッグエンゼル「ワンセブン、三郎。ワンセブン、三郎」

技師「ビッグエンゼルが答を出しました!『ワンセブン、三郎。ワンセブン、三郎』」
剣持「何だと?『ワンセブン、三郎』?博士、一体どういうことです?」
佐原「…『ワンセブン、三郎。ワンセブン、三郎』…」
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