なんでアルファベット表記?
実際にCDを見てみましょう
via www.amazon.co.jp
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現在では、発売日は「2017・4・25」というように西暦で表記するのが一般的ですよね。でも、古いCDの裏ジャケを見てみると、発売年のところが「O」やら「R」やら書いてあって非常にわかりずらい!このアルファベットって一体何なんでしょうか?実は意外な法則があったんです。
「日本レコード協会」と深い関係があった!
日本レコード協会とは、日本国内のレコード会社で構成する団体です。著作権者の信託を受けて著作権を監理する日本音楽著作権協会(JASRAC)とは異なります。
ミリオンセラーやゴールドディスクの認定の他、レンタルCDの貸与報酬の請求・分配などの権利の行使に係る業務も行っています。
ミリオンセラーやゴールドディスクの認定の他、レンタルCDの貸与報酬の請求・分配などの権利の行使に係る業務も行っています。
一般社団法人 日本レコード協会
CD・レコードの普及促進、著作権意識の啓蒙活動、ゴールドディスク大賞を実施する日本レコード協会(RIAJ)のオフィシャルサイト。CDやレコードの生産実績・売上実績の統計データ、音楽に関する調査・レポートなどを掲載。
で、どう関係があるの??
「日本レコード協会」をローマ字にしてみると・・・
実際に、日本レコード協会をローマ字にしてみましょう。
「NIHON RECORD KYOUKAI」
そういえば、さっきの杉山清貴&オメガトライブのCDは「H」で、SIONのCDは「O」だったな・・・察しの良い方はもうお気づきでしょう!
CDの発売日に記載されていた謎のアルファベットは「NIHON RECORD KYOUKAI」から取ったものだったんです。
「NIHON RECORD KYOUKAI」
そういえば、さっきの杉山清貴&オメガトライブのCDは「H」で、SIONのCDは「O」だったな・・・察しの良い方はもうお気づきでしょう!
CDの発売日に記載されていた謎のアルファベットは「NIHON RECORD KYOUKAI」から取ったものだったんです。
具体的には・・・
アルファベットと発売年の対応表はこちら!
N・・・1984年
I・・・1985年
H・・・1986年
O・・・1987年
N・・・飛ばし
R・・・1988年
E・・・1989年
C・・・1990年
O・・・飛ばし
R・・・飛ばし
D・・・1991年
K・・・1992年
上のリストのように対応します。N、R、Oは二回登場しているので二回目のときは飛ばされました。
杉山清貴&オメガトライブのライブエモーションは1986年発売で「H」の表記、SIONの春夏秋冬は1987年発売で「O」の表記なので確かに対応していますね!
I・・・1985年
H・・・1986年
O・・・1987年
N・・・飛ばし
R・・・1988年
E・・・1989年
C・・・1990年
O・・・飛ばし
R・・・飛ばし
D・・・1991年
K・・・1992年
上のリストのように対応します。N、R、Oは二回登場しているので二回目のときは飛ばされました。
杉山清貴&オメガトライブのライブエモーションは1986年発売で「H」の表記、SIONの春夏秋冬は1987年発売で「O」の表記なので確かに対応していますね!
蛇足ですが・・・
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これは1990年発売のCDですが、「C」の表記ではなく西暦が使用されています。1990年ごろから西暦表記のCDが急増していきます。日本レコード協会を元にしたアルファベット表記を続けた場合、1995年にはアルファベットが枯渇してしまうため、西暦への切り替えが行われたと推測されます。1992年の「K」表記はアニメのCDで一部見たことがある程度でほぼ見ないです。そもそも、アルファベット表記自体を導入すべきでなかったと思うのは私だけでしょうか・・・?