とんでも戦士ムテキング
タツノコプロ制作によるヒーローギャグアニメ。原色を派手に使った「ナウい」コスチュームが特徴的。主人公は地球を侵略する宇宙人の一味「クロダコブラザーズ」と、最初は動物・昆虫型メカで戦い、戦闘が佳境に入ったところで、善玉宇宙人の超能力でヒーローに変身して敵メカを倒す。
あらすじ
ぜひ動画で1話をご覧ください。
Muteking, The Dashing Warrior ep01 (1980) - YouTube
とんでも戦士ムテキング 第1話 「とんで出動! ムテキング」
via youtu.be
メインキャラクター
ムテキング
リンは、タコローが口から放つ変身光線を浴びてムテキングに変身する。変身後は肉体も精神もたくましくなり、アメコミヒーローのごときパワフルさを身につける。また、特技のローラースケートも戦いに活かされている。
タコロー
タコ星から逃走したクロダコブラザーズを追って地球にやってきた保安官代理(執行官)。体はピンク色で、眼鏡をかけ、星柄のヘルメットとポンチョを常に着用している。人間を変身させる能力があり、リンをムテキングに変身させる(変身させるときのタコローの掛け声は「ムテキンチェンジ」)。性格は子供っぽいところがある様でリンに窘められる事もあるが、正義感が強い。
ミッチー
リンのいとこであり遊木家の養女。団吉の友人の、今は亡き考古学者の娘であることが30話で明らかになっている。タコローに気に入られ、過剰なアプローチを受けている。リンを慕っており、彼が行く先はどこでも着いてくる。
クロダコブラザーズ
タコ星より地球征服にやって来た悪の四兄妹。体色は本来、タコローと同じピンクだが、邪悪な心を持っているために黒い体色になっている。変身能力があり、征服作戦の実行時は数百匹のチビダコと共に、地球人の姿で活動する。ただし途中から、素のままで戦うことに。笑うときは口を両手で左右に広げ「ウジジジ」と笑う。兄弟の結束は固く、一致団結して作戦に当たる。タコミが家出した際、そのショックのあまり地球征服すら放棄したほど。
左からタコミ、タコキチ、タコサク、タコマロ。
・タコキチは、長男で兄妹のリーダー。一人称は「ワシ」。大柄な体格でヒゲを生やしており、マントを羽織っていて威厳が漂う。顔の色は赤。兄弟の中で一番タコミに甘く、タコミのムテキングへの想いを知り苦悩する。
・タコマロは、次男。長身でスマートな体型、一人称は「オレ」または「マロ」。性格はキザ。顔の色は黄。耳に受信機のようなものを装着していたり、銃を常に背負って装備しているが使ったことは一度も無い。タコ極拳の達人で車のA級ライセンスを持っている。
・タコサクは、三男。小柄で丸い体型。一人称は「オラ」。顔の色はほぼ黒だがメガネは青。常に東北訛りで喋る。兄弟内でのボケ担当。機械に関する腕は一流でメカ製作を担当している。
・タコミ長女で末っ子。赤いサングラスをかける。一人称は「アタイ」。ムテキングに惚れており、時折、彼を見て人間型に変身し「妄想シーン」に入る他、彼への愛と兄達との狭間で苦悩する。
・タコマロは、次男。長身でスマートな体型、一人称は「オレ」または「マロ」。性格はキザ。顔の色は黄。耳に受信機のようなものを装着していたり、銃を常に背負って装備しているが使ったことは一度も無い。タコ極拳の達人で車のA級ライセンスを持っている。
・タコサクは、三男。小柄で丸い体型。一人称は「オラ」。顔の色はほぼ黒だがメガネは青。常に東北訛りで喋る。兄弟内でのボケ担当。機械に関する腕は一流でメカ製作を担当している。
・タコミ長女で末っ子。赤いサングラスをかける。一人称は「アタイ」。ムテキングに惚れており、時折、彼を見て人間型に変身し「妄想シーン」に入る他、彼への愛と兄達との狭間で苦悩する。
via i.ytimg.com
メカ
ホットケソーサー
タコローと共にやってきた時計型の宇宙船。自意識を持ち、英語混じりの日本語で話す。クロダコブラザーズたちの計略でタコローと喧嘩したこともあるが、普段はタコローを励ますことが多い。
リンとタコローのピンチにはいつも駆けつけ、戦闘時に不利と見るや、実体のある映像で敵の目をくらます「シリアス玉」を発射する。
リンとタコローのピンチにはいつも駆けつけ、戦闘時に不利と見るや、実体のある映像で敵の目をくらます「シリアス玉」を発射する。