アカガシラカラスバト
カラスバト属の2種目「アカガシラカラスバト」。名前からお分かりのように、頭が赤いわけです。頭と言うか、顔も首も赤いようですが、どう見ても既にカラスではないですよねぇ。
アカガシラカラスバト
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「アカガシラカラスバト」は、小笠原諸島に分布する固有亜種なのですが、生息数が小笠原群島で40〜60羽、南硫黄島で数十個体程度と推定されている国内で最も絶滅が危惧される鳥類であります。ということもあり、国の天然記念物となっています。
ヨナクニカラスバト
「ヨナクニカラスバト 」は先島諸島に生息する日本固有亜種です。先島諸島とは言うまでもなく、日本の南西諸島に属する琉球諸島のうちの宮古列島・八重山列島の総称です。
ヨナクニカラスバト
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限られた地域にしか生息しておらず、非常に警戒心が強いということで、現地の人でも「ヨナクニカラスバト 」を目視することは稀だそうですよ。
他にカラスバト属には「リュウキュウカラスバト」と「オガサワラカラスバト」の2種が居たのですが残念ながら絶滅してしまったようです。
ただ、近年のDNA調査では亜種がいくつかの諸島部で生存が確認されています。
他にカラスバト属には「リュウキュウカラスバト」と「オガサワラカラスバト」の2種が居たのですが残念ながら絶滅してしまったようです。
ただ、近年のDNA調査では亜種がいくつかの諸島部で生存が確認されています。
アオバト
次いで「アオバト」。アオバト属です。「アオバト」は北海道から九州まで全国各地で繁殖する留鳥です。留鳥というのは渡り鳥ではない鳥のことです。渡らないんです。渡らない鳥、つまり、その地に留まっている鳥ですね。
なので目にする機会が多いのでしょうが、鳥に関心がない人は、これが鳩だとは思わないのではないのかもしれないですね。色が鳩らしくないです。なんせアオですから。まあ、アオといってもミドリですけどね。
なので目にする機会が多いのでしょうが、鳥に関心がない人は、これが鳩だとは思わないのではないのかもしれないですね。色が鳩らしくないです。なんせアオですから。まあ、アオといってもミドリですけどね。
アオバト
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いつもは森林に生息している「アオバト」ですが、夏から秋にかけて海水を飲むために海岸に現れたりもします。海水を飲むのは塩分やミネラル補給のためと考えられていますが、はっきりとした理由は分かっていません。鳩が海水を飲むなんて面白いですよね。
リュウキュウズアカアオバト
日本にアオバト属は3種類いるのですが、その2種類目「リュウキュウズアカアオバト」です。赤なのか青なのかはっきりしてほしいというネーミングですね。これでは赤にも青にも失礼でしょう!しかも、青といいながらも緑ですからね。
それはともかく「リュウキュウズアカアオバト」です。生息地は屋久島から沖縄本島です。
それはともかく「リュウキュウズアカアオバト」です。生息地は屋久島から沖縄本島です。
リュウキュウズアカアオバト
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「リュウキュウズアカアオバト」は、人家周辺の庭木でもたまに見ることができるようです。
チュウダイズアカアオバト
アオバト属でもう1種、先島諸島(宮古列島、八重山列島)に生息する「チュウダイズアカアオバト」。
「チュウダイズアカアオバト」も「リュウキュウズアカアオバト」も屋久島以南の南西諸島、台湾、フィリピン北部に分布する「ズアカアオバト」の一種です。
「チュウダイズアカアオバト」も「リュウキュウズアカアオバト」も屋久島以南の南西諸島、台湾、フィリピン北部に分布する「ズアカアオバト」の一種です。
チュウダイズアカアオバト
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和名の由来となっている赤色の部分(頭の上部)があるのは、台湾以南の亜種でけで、実は日本に生息する2亜種にはないんです!赤い部分が!!!
因みに「チュウダイズアカアオバト」は「リュウキュウズアカアオバト」より一回り小さいのですが、違いはそれくらいだそうです。
因みに「チュウダイズアカアオバト」は「リュウキュウズアカアオバト」より一回り小さいのですが、違いはそれくらいだそうです。