漫画家・竹宮恵子氏について
竹宮 惠子(たけみや けいこ、1950年2月13日 - )は、日本の漫画家、京都精華大学学長[1]。中央教育審議会委員。徳島県徳島市出身、福岡県朝倉市在住[2]。女性。1980年頃、竹宮恵子から改名。
漫画家・竹宮惠子氏 来歴
2人姉妹の長女として徳島市に生まれる[3]。5歳頃から日常的に漫画を描くようになるとともに[4]、貸本屋に通いつめて石ノ森章太郎から小島剛夕といった劇画まで選り好みせず読む子供時代を送った[5]。小学1年生の時に描いた絵日記にはグランドピアノが既に立体的に描かれていた[3]。小学3年生の時に北島町へ移り住む[6]。
中学時代から本格的に描き始め、1965年、石ノ森の『マンガ家入門』と『龍神沼』を読み大きなショックを受け、石ノ森作品を端から読むようになる。石ノ森に「漫画を共に描く仲間が欲しい」と手紙を送ると、石ノ森から紹介された漫画を描いているグループの人達から手紙が届くようになり、「石森ファン筆頭」の同人誌『宝島』グループに参加し[7]、執筆を続ける。
(~中略)
上京後、思うように作品が描けないスランプに3年間ほど陥り、そのために自律神経失調症を患い、体重が40kgを切ってしまう。しかし、この状態を克服するために休養ではなく今まで以上に漫画を描くという手段を選び執筆を続け、1974年には『ファラオの墓』がヒット[3]。また、稲垣足穂などを研究し耽美的なものが受けると読んだ[16]竹宮は、7年間にわたる構想[3]を発表するべく1976年に『風と木の詩』の連載を開始。少年の同性愛を耽美に描き、漫画界に衝撃を与えた。
1977年には、『月刊マンガ少年』にてSF作品『地球へ…』の連載を開始。少女漫画家が少年漫画誌で連載を持つことは当時としては画期的であった。1978年、『地球へ…』が第9回星雲賞コミック部門受賞。1980年、『風と木の詩』『地球へ…』で、第25回小学館漫画賞を受賞。同年、『地球へ…』が東映によってアニメ映画化された。
1997年、エルメスのフランス本社の社長から依頼され、エルメスの社史を漫画にした『エルメスの道』を発表。本作が京都精華大学マンガ学部長であった牧野圭一に評価されたことがきっかけとなり、2000年に京都精華大学マンガ学部の教授に就任[5]。漫画家として日本初の大学の専任教員となった。また原画保護のために、精巧な複製原画である「原画´(ダッシュ)」の制作研究も行う。2007年、『地球へ…』が発表から30年の時を経てテレビアニメ化された。2008年には同学部の学部長に就任[17]。鎌倉市の自宅から新幹線で大学に通い、週の半分は京都にいる多忙な生活を送っている[4]。後に妹夫婦の住む福岡に移住し、同居生活を送る。
2013年11月、同校の次期学長に選出されたことが明らかにされた[18]。就任は2014年4月、任期は4年。
竹宮惠子氏は、メディアでもよく見かける有名な漫画家ですね。
そして、その絵柄は見る人誰をも魅了する美しさと繊細で華麗なタッチ。憧れてしまいます💛
自律神経失調症を患っても休養を選択するのではなく、それ以上に漫画を執筆するというストイックさには脱帽です!だからこそ当時病と闘いながらも「ファラオの墓」という大ヒット作が生まれたんですね!
今回は70年代週刊少女コミックで活躍された数ある中から3作品を取り上げ、その魅力に迫ります!
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自律神経失調症を患っても休養を選択するのではなく、それ以上に漫画を執筆するというストイックさには脱帽です!だからこそ当時病と闘いながらも「ファラオの墓」という大ヒット作が生まれたんですね!
今回は70年代週刊少女コミックで活躍された数ある中から3作品を取り上げ、その魅力に迫ります!
「空がすき!」
via www.geocities.jp
「空がすき!」 主な登場人物
タグ・パリジャン
14歳の詐欺師。歌やピアノも出来、大胆に人を騙すこともしばしば。両親を幼い頃に亡くしている。
アミエル
モンマルトルに住む少女。タグ・パリジャンに好意を寄せる。
ラムーネ
タグ・パリジャンのアパートの下の階に住む女性。タグが詐欺師であることを知っている。遊びでタグと付き合い、共に夜を明かすこともしばしば。
ジュネ・オルタンス
警察署長の息子。裕福な暮らしをしているが、生活に不満を持っていた。しかし、タグ・パリジャンと出会ったことで深い友情が生まれた。タグとラムーネのセックスを目撃し、ショックを受ける。
メネット
上流階級の娘。ジュネの家から去るタグを目撃し、天才少年ジャン・ピエールは詐欺師タグ・パリジャンではないかと疑う。
オルタンス夫人
ジュネの母親であり警察署長の妻。タグと関係を持つ。
「空がすき!」 ストーリー(概要)
フランスはパリ。場末のモンマルトルにタグ・パリジャンという名の少年がやってくる。年はまだ14であったが両親がなく生活のため、詐欺師をして稼いでいるのである。だが、彼は詐欺師であることは表には出さず、真面目な少年を装っていたため、少女達に人気があった。ある日、タグはピアニストの天才少年ジャン・ピエールと偽ってパトロンから金を盗もうとする。上手くパトロンを丸め込むことには成功したのであったが、警察署長の息子の家にピアノを教えにいくことになってしまう。不吉な予感がするが後に引けなくなってしまったため、タグは警察署長の家へと向かう。しかし、警察署長の息子ジュネ・オルタンスは天才少年ジャン・ピエールが詐欺師タグ・パリジャンであることを知っていた。ジュネは、タグに自分の出す条件を飲まないと父親にばらすと脅迫するのであった…
両親がなく、詐欺師としてしっかり生きている少年タグ・パリジャン。
タグという少年・・・一筋縄ではいかない、侮れないキャラ感です!14歳で詐欺師というちょっと風変わりな主人公が活躍するのですが、この物語は恋愛要素はほとんどなく、あるとすればどちらかといえばBL(ボーイズラブ)っぽいテイストが感じられます。いや、かといってこの「空がすき!」は全くそういったテーマではなく、心温まるヒューマンドラマといったジャンルでしょうか。
この少年、確かに付き合っているうちに気が付けば好きになっちゃうタイプ!?
まちの人気者になっちゃうくらいですから。
とにかく詐欺師といっても本当は心優しく孤独なタグ・・・そこが憎めないのです。
竹宮先生がフランスのミュージカル映画を観て刺激を受け、この作品にミュージカル要素を取り入れ、連載が始まったそうですが、いまいち反応がなく、やむなく打ち切ったそうです。
しかしその後の反響のほうがが大きく、第二部を開始したところ、人気を呼び、竹宮惠子出世作の第一歩となったそうです。
いやぁ・・・どこでどう転じるのか、ホント人生はそこが面白いところですね!
タグという少年・・・一筋縄ではいかない、侮れないキャラ感です!14歳で詐欺師というちょっと風変わりな主人公が活躍するのですが、この物語は恋愛要素はほとんどなく、あるとすればどちらかといえばBL(ボーイズラブ)っぽいテイストが感じられます。いや、かといってこの「空がすき!」は全くそういったテーマではなく、心温まるヒューマンドラマといったジャンルでしょうか。
この少年、確かに付き合っているうちに気が付けば好きになっちゃうタイプ!?
まちの人気者になっちゃうくらいですから。
とにかく詐欺師といっても本当は心優しく孤独なタグ・・・そこが憎めないのです。
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:竹宮惠子/〓〓|電子書籍・漫画(マンガ)・コミック|タグ・パリジャン、14歳の天才サギ師。ぼくの商売には……恋は禁物なんだ、あしからず!今日のカモはどなたかな?皆々様、タグ・パリジャンに心奪われぬよう、どうぞお気をつけて!!■収録作品■空がすき!第1部★巻末特別収録…作品の原点、ラフや構想が綴られた“クロッキーノート”大公開!|コミックの品揃えが世界最大級の電子書籍販売サイトeBookJapan。立ち読み無料。
「空がすき!」について 読者の声
自由に生きるタグという少年は竹宮のひとつの理想なのだろうし、読者にとっても憧れる対象だろう。もちろんその自由の代償としてタグはさまざまな努力をしたり、リスクも負っているのだが、それすらも楽しんでいるように見える。
作者が楽しんで描いていただろうことは容易に想像できるが、だからこそ読者もタグ・パリジャンというキャラクターの魅力に惹かれたのだろう。竹宮恵子のファンならずとも、少女漫画の代表作のひとつとして一読の価値のある作品ではないかと思う。
ところどころにタグが突然歌いだし、ミュージカル風にページいっぱい表現しています。
ミュージカルを見事にマンガで表現しています!まるでメロディーまで聞こえてきそうなほど詩情豊かな迫力あるシーンがいくつか出てきます。
ミュージカルを見事にマンガで表現しています!まるでメロディーまで聞こえてきそうなほど詩情豊かな迫力あるシーンがいくつか出てきます。
週刊少女コミックではありませんが・・・<(_ _)>