しかし、「銀河の三人」が、今なお正当な評価を受けられずにいる最大の理由は、
直後に発売された「同じRPGというジャンルを持つ2本のソフト」に話題をさらわれてしまったことでしょう。
直後に発売された「同じRPGというジャンルを持つ2本のソフト」に話題をさらわれてしまったことでしょう。
そして2か月後には……
言わずと知れた国民的RPGの3作目。
1988年2月10日発売「ドラゴンクエストIII そして伝説へ…」
平日にもかかわらず、発売日前日から大勢のファンが徹夜で並ぶなど、社会現象にまでなりました。
1988年2月10日発売「ドラゴンクエストIII そして伝説へ…」
平日にもかかわらず、発売日前日から大勢のファンが徹夜で並ぶなど、社会現象にまでなりました。
2本の強大すぎるライバルに、同じRPGという土俵で挑んだ結果、
「銀河の三人」は商業的な成功を収めることができず、
その後、ライバルが様々なハードに移植され現在まで遊び継がれていく中、
2016年3月現在も、バーチャルコンソールでの配信すら叶うことはなく、
同時代の多くのファミコンソフトの一本として、時代の中に埋もれていくこととなってしまったのです。
「銀河の三人」は商業的な成功を収めることができず、
その後、ライバルが様々なハードに移植され現在まで遊び継がれていく中、
2016年3月現在も、バーチャルコンソールでの配信すら叶うことはなく、
同時代の多くのファミコンソフトの一本として、時代の中に埋もれていくこととなってしまったのです。
パッケージイラストが何故か永井豪でゲームのイメージが却って伝わらなかったこと、発売日的な意味で『ファイナルファンタジー』と『ドラゴンクエストIII』の挟み撃ちを受けたことで、商業的には失敗に終わった。
また、任天堂の当時の作品としては珍しくTVCMが全くうたれず、雑誌広告などもほとんど出なかったこともその要因であろう。
まとめ
「銀河の三人」の魅力と、魅力があるにもかかわらず評価されなかった理由。いかがでしたでしょうか?
今の時代でも通用するような様々な魅力があり、
しかも任天堂から発売されたソフトであるにも関わらず、バーチャルコンソールにも移植されていないというのは、
著名な方が制作に関わっていることが、かえって壁になってしまっているということなのでしょうか……
発売から30年近く経った今となっては、リメイクや続編の制作もほぼ絶望的。
発売時期や販促など、ゲーム内容だけではなく売り方の面にも力を入れていれば、
正当な評価を受けられていたかもしれないと思うと、正直、勿体ないなぁと思ってしまいます。
今の時代でも通用するような様々な魅力があり、
しかも任天堂から発売されたソフトであるにも関わらず、バーチャルコンソールにも移植されていないというのは、
著名な方が制作に関わっていることが、かえって壁になってしまっているということなのでしょうか……
発売から30年近く経った今となっては、リメイクや続編の制作もほぼ絶望的。
発売時期や販促など、ゲーム内容だけではなく売り方の面にも力を入れていれば、
正当な評価を受けられていたかもしれないと思うと、正直、勿体ないなぁと思ってしまいます。
【ゆっくり】本を語る、本で語る 前編【銀河の三人】 - YouTube
ファンブックとして楽しめるほど気合を入れて作りこまれた攻略本。こういったものが当時から知られていれば、もっとゲームの魅力が伝わっていたのでしょうが……
via youtu.be
しかし、幸い比較的安価に中古ソフトが出回っており、
ファミコンの実機さえあれば、プレイすること自体は今も難しくはありません。
パスワード方式のゲーム故に、セーブデータの電池切れを心配することがないのも、こういう場合には嬉しいところ。
ファミコンの実機さえあれば、プレイすること自体は今も難しくはありません。
パスワード方式のゲーム故に、セーブデータの電池切れを心配することがないのも、こういう場合には嬉しいところ。
via www.amazon.co.jp
というわけで、まだファミコンの実機をお持ちの方は、
ぜひ一度プレイして、ラストダンジョンを抜けた先の「衝撃のエンディング」をその目で確かめてみてください……!
ぜひ一度プレイして、ラストダンジョンを抜けた先の「衝撃のエンディング」をその目で確かめてみてください……!
1987年12月18日発売「ファイナルファンタジー」
最終的に50万本以上を売り上げ、今に至るシリーズの礎を築いた名作です。