「陸上競技界のスーパースター」カール・ルイスを振り返る。
2016年11月25日 更新

「陸上競技界のスーパースター」カール・ルイスを振り返る。

100mの世界記録はウサイン・ボルトの9秒58。でも私たちにとって、最初に10秒の壁を破った(平地での記録)カール・ルイスの偉大さはいまだに消えないですよね。陸上界のスーパースター、カール・ルイスの足跡を辿りましょう。

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カール・ルイス

フレデリック・カールトン・ルイス

フレデリック・カールトン・ルイス

フレデリック・カールトン・ルイス(Frederick Carlton "Carl" Lewis, 1961年7月1日 - )は、アメリカ合衆国の男子元陸上競技選手。

身長188cm・体重88kgの体躯を駆って、国際陸上競技連盟の世界順位に初めて載った1979年から1996年のオリンピック終了までに、10のオリンピックメダル(うち9つが金メダル)と10の世界選手権メダル(うち8つが金メダル)を獲得。

カール・ルイス  四冠   (84‘ロサンゼルス五輪) - YouTube

短距離走と走り幅跳びで世界の注目を集める

短距離走と走り幅跳びで世界の注目を集める

カール・ルイスの輝かしい戦績を辿る

第1回世界陸上競技選手権大会で3種目制覇

第1回世界陸上競技選手権大会で3種目制覇

1983年の第1回世界陸上競技選手権大会・ヘルシンキ大会で、100m、走幅跳、4×100mリレーの3種目を制覇。初のメジャータイトルを獲得し、陸上競技界のスターの地位を確立。
1984年のロサンゼルスオリンピックで、100m、20...

1984年のロサンゼルスオリンピックで、100m、200m、走幅跳、男子4×100メートルリレーの4種目にエントリーし、全種目で金メダルを獲得

1984年のロサンゼルスオリンピックで、100m、200m、走幅跳、男子4×100メートルリレーの4種目にエントリーし、全種目で金メダルを獲得した。これは1936年のジェシー・オーエンスの偉業に並ぶものであった。

1987年の世界陸上競技選手権大会・ローマ大会では、4年前のヘルシンキ大会と同じ、100メートル、走幅跳、4×100メートルリレーの3種目を制する。

ロサンゼルス五輪100m決勝カール・ルイス - YouTube

ソウルオリンピックでのベン・ジョンソンとの最速対決はあ...

ソウルオリンピックでのベン・ジョンソンとの最速対決はあまりにも有名

1988年のソウルオリンピックでは100mでのベン・ジョンソンとの対決が注目を集めたが、決勝ではジョンソンの後塵を拝する。だが、レース後のドーピング検査でジョンソンの金メダルが剥奪され、ルイスが金メダルを獲得した。

また、走幅跳は制したものの、200メートルでは2位となり、生涯唯一のオリンピック銀メダルを獲得する。4×100mリレーは、ルイスが出場しなかった準決勝でバトン中継でミスがあり失格に終わった。

【1988年ソウルオリンピック】ベンジョンソン vs カールルイス - YouTube

1991年の世界陸上競技選手権大会・東京大会では、10...

1991年の世界陸上競技選手権大会・東京大会では、100mで当時の世界記録となる9秒86をマークして優勝

1991年の世界陸上競技選手権大会・東京大会では、100mで当時の世界記録となる9秒86をマークして優勝し、人類で初めて100mを9秒8台で走った男となった(バレルも同じタイミングで9秒88をマーク)。

走幅跳ではマイク・パウエルとの激闘の末、世界記録をマークしたパウエルに次ぐ2位であった。なお、ルイスはこの大会で会心のジャンプを連発しており、追い風参考ながら世界記録(当時)を上回る8m91を跳び、また5回目に跳んだ8m87は公認記録における生涯ベストとなった。

ルイスとパウエル 走り幅跳び 伝説の名勝負 Part 1/3 - YouTube

ルイスとパウエル 走り幅跳び 伝説の名勝負 Part 2/3 - YouTube

ルイスとパウエル 走り幅跳び 伝説の名勝負 Part 3/3 - YouTube

長嶋茂雄 「カール!!! カール!!!」連呼 爆笑映像 - YouTube

長嶋さんも大興奮でした!!
1992年のバルセロナオリンピックでは、走幅跳と男子4...

1992年のバルセロナオリンピックでは、走幅跳と男子4×100mリレーで金メダルを獲得

1992年のバルセロナオリンピックでは、走幅跳と男子4×100mリレーで金メダルを獲得。
男子4×100mリレーでは100m金メダルのリンフォード・クリスティとのアンカー対決があったが、アメリカがリードしていた事もありルイスの圧勝であった。

【1992年バルセロナオリンピック】カールルイス 走り幅跳び - YouTube

1996年のアトランタオリンピックでも、走幅跳で金メダルを獲

1996年のアトランタオリンピックでも、走幅跳で金メダルを獲

1996年のアトランタオリンピックでは、ルイスは35歳となっていたが、走幅跳で金メダルを獲得し、オリンピック個人種目4連覇の偉業を達成した。

カール・ルイス   走り幅跳び    (96`アトランタ五輪) - YouTube

1997年に競技を引退し、俳優に転身。
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