スペースシャトル、分かりやすい形状でした
スペースシャトル
space shuttle
地表から地球周辺の軌道上へ一般科学者や各種機材などを輸送するためにアメリカ航空宇宙局 NASAが開発した宇宙輸送システム(→有人宇宙船)。
軌道飛行体(オービタ orbiter),外部燃料タンク,両脇の固体ロケットブースタからなる。
スペースシャトル(Space Shuttle)とは、
アメリカ航空宇宙局(NASA)が1981年から2011年にかけて135回打ち上げた、
再使用をコンセプトに含んだ有人宇宙船のことである。
“スペースシャトルは、NASAが開発した世界初の再使用型宇宙機です。最大7人のクルーとペイロードを搭載したスペースシャトルは、ロケットのように打ち上げられ、飛行機のように着陸することができます。”
“ロケットのように” とありますが、
“ロケットとして” が適切ですね。
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画像タイトル:アトランティス号の着陸(出典:JAXA/NASA)
“ロケットとして” が適切ですね。
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画像タイトル:アトランティス号の着陸(出典:JAXA/NASA)
via iss.jaxa.jp
軌道船(オービタ)構造・メカニズム・諸元
“機体の後端には、メイン・エンジンが三角状に配置されている。”
“軌道船は飛行目的に応じて、
軌道実験室(スペースラブ、スペースハブ)、
搭載物をより高い軌道に投入するためのロケット(慣性上段ロケット(IUS)、ペイロード・アシスト・モジュール(PAM))、
軌道滞在期間延長機器(EDO(Extended Duration Orbiter)キット)、
カナダ・アームなど様々な追加機器を搭載することができる。”
“製造された機体の中で実際に宇宙に行くことができたのは、
OV-099チャレンジャー号、
OV-102コロンビア号、
OV-103ディスカバリー号、
OV-104アトランティス号、
OV-105エンデバー号
の5機であった。”
“軌道船は飛行目的に応じて、
軌道実験室(スペースラブ、スペースハブ)、
搭載物をより高い軌道に投入するためのロケット(慣性上段ロケット(IUS)、ペイロード・アシスト・モジュール(PAM))、
軌道滞在期間延長機器(EDO(Extended Duration Orbiter)キット)、
カナダ・アームなど様々な追加機器を搭載することができる。”
“製造された機体の中で実際に宇宙に行くことができたのは、
OV-099チャレンジャー号、
OV-102コロンビア号、
OV-103ディスカバリー号、
OV-104アトランティス号、
OV-105エンデバー号
の5機であった。”
オービタ | スペースシャトルの全体構成
“
スペースシャトルの胴体中央部には、ペイロードベイと呼ばれる直径4.6m、長さ18.3mの貨物室があります。
ここにはロボットアームや各ミッション毎に積み替える実験装置、衛星などが搭載されます。
スペースシャトルの後部にはスペースシャトル・メインエンジン(SSME)と呼ばれる液体酸素と液体水素を燃料とするエンジンが装備されていますが、これは打上げ時にだけ使用され、軌道上では使用しません。
軌道上では軌道制御システム(Orbital Maneuvering System:OMS)が使用されます。
またスペースシャトルの姿勢制御は、RCSと呼ばれる小型のスラスター(噴射装置)が使われています。
”
引用文中の“スペースシャトル” は、オービタ(宇宙船、軌道船)の事ですね。
スペースシャトルの胴体中央部には、ペイロードベイと呼ばれる直径4.6m、長さ18.3mの貨物室があります。
ここにはロボットアームや各ミッション毎に積み替える実験装置、衛星などが搭載されます。
スペースシャトルの後部にはスペースシャトル・メインエンジン(SSME)と呼ばれる液体酸素と液体水素を燃料とするエンジンが装備されていますが、これは打上げ時にだけ使用され、軌道上では使用しません。
軌道上では軌道制御システム(Orbital Maneuvering System:OMS)が使用されます。
またスペースシャトルの姿勢制御は、RCSと呼ばれる小型のスラスター(噴射装置)が使われています。
”
引用文中の“スペースシャトル” は、オービタ(宇宙船、軌道船)の事ですね。
via iss.jaxa.jp
海外サイトで「エンジンはむき出しだとこんな感じ」と、投稿された写真
“
こちらがむき出しのエンジン。シンプルなノズルに対して、根元の方はかなり細かい機器が密集しているのがわかりますね。
こちらはエンデバー号のメインエンジン(SSME)で、カリフォルニア科学センターに展示されているものだそうです。
全高4.24m、直径1.63m、乾燥重量3177kg。
(SSME - Wikipedia)
”
こちらがむき出しのエンジン。シンプルなノズルに対して、根元の方はかなり細かい機器が密集しているのがわかりますね。
こちらはエンデバー号のメインエンジン(SSME)で、カリフォルニア科学センターに展示されているものだそうです。
全高4.24m、直径1.63m、乾燥重量3177kg。
(SSME - Wikipedia)
”
スペースシャトル(オービタ)の種類一覧 - いちらん屋(一覧屋)
「コロンビア」「チャレンジャー」「ディスカバリー」「エンデバー」「アトランティス」など、試作品を含めた13種類のスペースシャトルのオービタについて調べて一覧にまとめてみました。
オービタとはスペースシャトルの宇宙船本体の事ですね。
上↑のリンク先ページには、各オービタの説明が一覧表示されています。
上↑のリンク先ページには、各オービタの説明が一覧表示されています。
スペースシャトル打ち上げの歴史
スペースシャトル ミッションSTS 略歴
“
Space Transportation System 1号機コロンビア 2号機チャレンジャー 3号機ディスカバリー 4号機アトランチス 5号機エンデバー
1981/4/12 1号機コロンビア初打ち上げ。
1983/4/4 2号機チャレンジャー初打ち上げ。
1983/11/28 コロンビア、宇宙実験室スペースラブを搭載し7回目(シャトル通算で9回目)の打ち上げ。
1984/8/30 3号機ディスカバリー初打ち上げ。
1985/10/3 4号機アトランティス初打ち上げ。
1986/1/28 チャレンジャー打ち上げ直後爆発、乗組員7人死亡。 STS-51-L(10回目 シャトル通算25回目)
1987/6/30 NASA、事故調査委員会の勧告実施状況に関する報告書をレーガン大統領に提出。
1988/9/29 ディスカバリー、チャレンジャー事故から2年8カ月ぶりに飛行。
1989/5/4 アトランティス、金星探査機マゼランを打ち上げ。
1989/10/18 アトランティスが木星探査機ガリレオを打ち上げ。
1990/4/25 ディスカバリーでハッブル宇宙望遠鏡を打ち上げ。
1992/5/7 チャレンジャーの交代として建造した5号機エンデバー初打ち上げ。
1992/9/12 エンデバーの第2回飛行に日本人宇宙飛行士の毛利衛さん搭乗。
1994/7/8 コロンビア、17回目(シャトル通算63回目)の飛行に向井千秋さん搭乗。
1995/6/29 27日打ち上げのアトランティス、ロシアの宇宙ステーション「ミール」とドッキングに成功。
2003/2/1 スペースシャトル「コロンビア」が空中分解。STS-107(28回目 シャトル通算113回目)
2004/1/14 ブッシュ大統領新宇宙政策で2010年までISS(国際宇宙ステーション)完成。シャトル引退。新しい宇宙船(CEV: Crew Exploration Vehicle: 宇宙探査輸送機)08年まで試験飛行。14年まで有人飛行。シャトル引退後のISS輸送担うと発表。
2011/2/24 ディスカバリー最後の飛行(STS-133)
2011/4/29 エンデバー最後の飛行(STS-134)
2011/7/8 アトランティスおよびスペースシャトル計画最後の飛行(STS-135)
2011年 スペースシャトル有人宇宙船すべてのミッション終了。135回飛び立った。
2012//9/19 19日朝、エンデバーは、ボーイング747を改造したシャトル輸送機の背中に載って、アメリカ、フロリダ州のケネディ宇宙センターから最後の旅に飛び立った。ロサンゼルスのカリフォルニア科学センターで余生を過ごす。
”
Space Transportation System 1号機コロンビア 2号機チャレンジャー 3号機ディスカバリー 4号機アトランチス 5号機エンデバー
1981/4/12 1号機コロンビア初打ち上げ。
1983/4/4 2号機チャレンジャー初打ち上げ。
1983/11/28 コロンビア、宇宙実験室スペースラブを搭載し7回目(シャトル通算で9回目)の打ち上げ。
1984/8/30 3号機ディスカバリー初打ち上げ。
1985/10/3 4号機アトランティス初打ち上げ。
1986/1/28 チャレンジャー打ち上げ直後爆発、乗組員7人死亡。 STS-51-L(10回目 シャトル通算25回目)
1987/6/30 NASA、事故調査委員会の勧告実施状況に関する報告書をレーガン大統領に提出。
1988/9/29 ディスカバリー、チャレンジャー事故から2年8カ月ぶりに飛行。
1989/5/4 アトランティス、金星探査機マゼランを打ち上げ。
1989/10/18 アトランティスが木星探査機ガリレオを打ち上げ。
1990/4/25 ディスカバリーでハッブル宇宙望遠鏡を打ち上げ。
1992/5/7 チャレンジャーの交代として建造した5号機エンデバー初打ち上げ。
1992/9/12 エンデバーの第2回飛行に日本人宇宙飛行士の毛利衛さん搭乗。
1994/7/8 コロンビア、17回目(シャトル通算63回目)の飛行に向井千秋さん搭乗。
1995/6/29 27日打ち上げのアトランティス、ロシアの宇宙ステーション「ミール」とドッキングに成功。
2003/2/1 スペースシャトル「コロンビア」が空中分解。STS-107(28回目 シャトル通算113回目)
2004/1/14 ブッシュ大統領新宇宙政策で2010年までISS(国際宇宙ステーション)完成。シャトル引退。新しい宇宙船(CEV: Crew Exploration Vehicle: 宇宙探査輸送機)08年まで試験飛行。14年まで有人飛行。シャトル引退後のISS輸送担うと発表。
2011/2/24 ディスカバリー最後の飛行(STS-133)
2011/4/29 エンデバー最後の飛行(STS-134)
2011/7/8 アトランティスおよびスペースシャトル計画最後の飛行(STS-135)
2011年 スペースシャトル有人宇宙船すべてのミッション終了。135回飛び立った。
2012//9/19 19日朝、エンデバーは、ボーイング747を改造したシャトル輸送機の背中に載って、アメリカ、フロリダ州のケネディ宇宙センターから最後の旅に飛び立った。ロサンゼルスのカリフォルニア科学センターで余生を過ごす。
”
via www.sorae.jp
スペースシャトルは、国際宇宙ステーション(ISS)の構成要素や補給品、人工衛星の運搬、軌道上での宇宙実験などに使用されました。
初飛行は1981年、2回目の飛行は1982年で、2011年7月の135回目の飛行をもって退役した。
スペースシャトルは宇宙輸送システム(Space Transportation System, STS)あるいはスペースシャトル計画の一環としてもちいられた。
上↑の引用文中に、誤りを見つけました。
2回めの飛行も1981年です。
2回めの飛行も1981年です。
スペースシャトル飛行記録
【1981年】(2回)
1.コロンビア 発着:1981年4月12日~4月14日
搭乗員:2名
備考:初飛行(軌道試験フライト)
2.コロンビア 発着:1981年11月12日~11月14日
搭乗員:2名
”
…
“
120.ディスカバリー 発着:2007年10月23日~11月7日
搭乗員:7名
備考:打上げ予定の実験棟(「コロンバス」「きぼう」)をISSへ取り付ける準備作業
(2007年11月8日現在)
”
スペースシャトルのミッション一覧 - Wikipedia
2009年現在までのアメリカのスペースシャトル有人宇宙飛行およびソビエト連邦のスペースシャトル(ブラン)の無人飛行を含むミッション一覧である
ソ連の“ブラン”という宇宙船も、スペースシャトルの1つとして挙げてあります。
スペースシャトルは、3つの部分から構成されています。オービタ(宇宙飛行士と荷物を運ぶ宇宙船)と、それを打ち上げるための外部液体燃料タンク、2基の固体ロケット・ブースタです。”
以下、出典のリンク先に詳しく書かれていますo