日本のSEXPISTOLS、「アナーキー」1980年 衝撃のデビュー
via cdfront.tower.jp
今から40年ほど前の1976年、イギリスでSEXPISTOLSがデビュー。「パンク・ロック」が産声を上げました。
そのデビューシングル「Anarchy in the U.K」から”アナーキー”という文字を引用して痛烈なデビューを飾ったのがこのバンドです。
ボーカル中野茂の父のお下がりである国鉄服(通称ナッパ服)を着てストレートな歌詞を叫ぶ姿は当時の不良中高生の心をガッシリと掴みました。
そのデビューシングル「Anarchy in the U.K」から”アナーキー”という文字を引用して痛烈なデビューを飾ったのがこのバンドです。
ボーカル中野茂の父のお下がりである国鉄服(通称ナッパ服)を着てストレートな歌詞を叫ぶ姿は当時の不良中高生の心をガッシリと掴みました。
「アナーキー」
ボーカルの中野茂を中心に、1978年に結成。1980年にビクターからデビュー。
全員国鉄の作業服を着用し、髪を逆立てたスタイルだった。
セックス・ピストルズのような性急なリズムと反抗的な歌詞のロックは、当時の中高生に人気を誇った。
デビューアルバム『アナーキー』はオリジナル曲と、ザ・クラッシュ、チャック・ベリー、スティッフ・リトル・フィンガーズ、イーター等の曲に日本語のオリジナルの歌詞を乗せたカバー曲を収録し、10万枚以上の売り上げを達成、一躍人気バンドとなる。
デビューアルバム「アナーキー」は、一曲を除き全て英米パンクロックに日本詞を乗せたカバー音源。
内容は”政治批判”からはじまり”近所のババア”に対する文句まで…
頭にくるもの全てに文句をぶつけるツッパったスタンスが人気の鍵となりました。
内容は”政治批判”からはじまり”近所のババア”に対する文句まで…
頭にくるもの全てに文句をぶつけるツッパったスタンスが人気の鍵となりました。
団地の不良仲間が集結。パンクロックで大暴れ!
via blogs.c.yimg.jp
メンバー(1978年 - 1985年)
仲野茂(なかの しげる、1960年1月2日 ‐ )-ボーカル
元仲野茂BAND。現ゲタカルビ(活動休止中)、SDR(セドロ)、アコギなSS。
通称シゲル。
逸見泰成(へんみ やすなり)-ギター
元ゼロ戦、R、Graffiti Bus(ex.誘蛾燈)。現JACKS。
通称マリ(由来は辺見マリから来ている)。
JILL(PERSONZ)の元夫。離婚後、新宿ロフトのパーティで遭遇した際に彼女の態度に腹を立て、怪我を負わせた為に逮捕された。
藤沼伸一(ふじぬま しんいち、1959年11月7日 ‐ )-ギター
現REGINA、Aggressive Dogs。泉谷しげるのサポートギタリストとしても活躍中。
通称シンイチ。
寺岡信芳(てらおか のぶよし、1959年12月29日 ‐ )-ベース
現Groovi'n。リクオのサポートベーシストとしても活動中。
通称テラオカ。
小林高夫(こばやし たかお)-ドラムス
現ゲタカルビ。ロリータ18号のマサヨ率いるナンシースパゲティーでも活動中。
通称コバン。
アナーキーのメンバーは、全員同じ団地育ちの幼馴染。
1stアルバム「アナーキー」に収録されている「団地のオバサン」という歌の歌詞に、世間の冷たい視線を浴びながら不良として過ごした青春時代が綴られています。
1stアルバム「アナーキー」に収録されている「団地のオバサン」という歌の歌詞に、世間の冷たい視線を浴びながら不良として過ごした青春時代が綴られています。
痛烈な社会批判。放送禁止用語の連発で人気に?
痛快無比なパンクロック!
その痛快さ,過激さ故に「東京・イズ・バーニング」が某政治団体に問題視され,
圧力をかけられ1stは廃盤にされてしまった。
亜無亜危異 アナーキー ANARCHY 東京イズバーニング - YouTube
via www.youtube.com
【放送禁止用語連発の為、音源の歌詞の一部がブザーで消されています】
「GOD SAVE THE QUEEN」でエリザベス女王を批判して有名になったイギリスのSEXPISTOLSに習い、安易にも皇室を批判をして発表した「東京イズバーニング」は、歌詞の過激さから話題を呼びました。
「なにが日本の象徴だ。なんにもしねぇでふざけるな。」
当然、発表前に歌詞のNG部分はブザー音で消され、再発音源からは曲自体が除外されるという事態に陥りました。
しかし、誰も言えないことをサラっと言い放つスタイルが人気の秘密であったことも確かです。
「なにが日本の象徴だ。なんにもしねぇでふざけるな。」
当然、発表前に歌詞のNG部分はブザー音で消され、再発音源からは曲自体が除外されるという事態に陥りました。
しかし、誰も言えないことをサラっと言い放つスタイルが人気の秘密であったことも確かです。
アナーキー - ノット・サティスファイド - YouTube
1980.04.18
via www.youtube.com
飾らないスタイルで人気を博したアナーキーは音楽業界にも多数のファンを獲得します。
タレントの北野誠、薬丸裕英、小泉今日子、歌舞伎役者の中村獅童。
音楽関係では尾崎豊、ボアダムスの山塚アイ、元THE MAD CAPSULE MARKETSのKYONO、ザ・クロマニヨンズの甲本ヒロト、頭脳警察のPANTA、Theピーズの大木温之、eastern youthの吉野寿、ロリータ18号のマサヨ、JUN SKY WALKER(S)、BUCK-TICKの今井寿、山下達郎などがファンを公言しており、山下達郎に至ってはアルバムを発売日に買っていたというエピソードが存在する。
バンド解散とその後の活動
順調に活動を続けていたアナーキーですが、ある事件からバンド解散へと追い込まれます。
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