auケータイ図鑑|おもいでタイムライン
最初に「通信自由化」あり
通信自由化とは、1985年4月に国有事業だった通信事業が民営化され、通信事業者間の競争が促進された一連の出来事のこと。1985年以前は国内通話は電電公社に、国際通話は国際電電(KDD)により独占されていたが、他の企業が参入することを可能にして、競争により通信料金を下げることを狙った。
通信自由化により、電電公社が民営化してNTTが発足、電気通信事業法が発効して、新規参入が可能になり、NTTが国際電話に、KDDが国内電話に参入するなど事業者間で垣根がなくなった。また、NTTが持つ通信回線は他の通信事業者に賃借することが義務付けられた。
1985年以前は「国内電話=電電公社」「国際電話=国際電電(KDD)」
CMですよ〜52「電電公社」 - YouTube
かつてお世話になったケータイ会社が出てくることと思いますよ。
まずはNTTグループの変遷について。
1985.4 日本電信電話(NTT)
電電公社⇒NTTへ
カエルコールのCMも懐かしいですね
資本金7,800億円で、持株比率は大蔵大臣100%。
政府が所有していた株式が株式公開されることとなり、東京証券取引所、大阪証券取引所、名古屋証券取引所第一部に上場。
1988.5 NTTデータ通信
NTT⇒NTTデータ通信が分社
NTT DATAの企業ロゴ、懐かしいですね
地域気象観測システム「アメダス」などが有名。
1988年にデータ通信事業本部がエヌ・ティ・ティ・データ通信株式会社として分社。
1998.8 NTTデータ
1992.7 NTT移動通信網
NTT⇒NTT移動通信網が分社
国の決定でNTTから移動体通信業務を分離
1988年、エヌ・ティ・ティ中央移動通信株式会社および各地域移動通信株式会社が設立。
1990年にNTTの移動体通信業務の分離が、日本国政府措置として決定し、1991年にエヌ・ティ・ティ・移動通信企画株式会社及び各地域移動通信企画(北海道、東北、東海、北陸、関西、中国、四国、九州)が設立。
1992年、エヌ・ティ・ティ移動通信網株式会社に商号変更し、NTTより移動通信事業(携帯・自動車電話、無線呼出、船舶電話、航空機公衆電話)の譲渡を受けて営業を開始。