CLAMP結成の経緯と商業誌デビューまで
CLAMPのメンバーは元々高校時代から漫画サークルに所属して活動していました。ある時、現在はストーリーを担当している大川 七瀬さんが大阪の同人誌即売会、ドリーム・コミックのスタッフをしていました。
当時同人誌会で大人気だった高河ゆんさんのスペースを2つ確保していたつもりが1つしかなかったため、急遽新しいサークルを作ってスペースを確保することになります。高河さんは「CLUB/Y」という名前で活動していました。当時、配置は50音順だったため「CLUB/Y」の隣になるように考えたサークル名が「CLAMP」だったのです。その名前が今でも使われているというのはすごいですね。
友達同士の集まりだったのですが一度くらい本を出そうということで1987年7月、同人誌『新宿純愛物語』を制作。その後メンバーの好きな本を順番に出そうということになり創作活動が続き、その後オリジナル作品も描くようになります。
1989年から「聖伝-RG VEDA-」を連載し、商業誌デビュー。その年に「デライド -界境天秤の月-」も出版しています。
当時同人誌会で大人気だった高河ゆんさんのスペースを2つ確保していたつもりが1つしかなかったため、急遽新しいサークルを作ってスペースを確保することになります。高河さんは「CLUB/Y」という名前で活動していました。当時、配置は50音順だったため「CLUB/Y」の隣になるように考えたサークル名が「CLAMP」だったのです。その名前が今でも使われているというのはすごいですね。
友達同士の集まりだったのですが一度くらい本を出そうということで1987年7月、同人誌『新宿純愛物語』を制作。その後メンバーの好きな本を順番に出そうということになり創作活動が続き、その後オリジナル作品も描くようになります。
1989年から「聖伝-RG VEDA-」を連載し、商業誌デビュー。その年に「デライド -界境天秤の月-」も出版しています。
聖伝-RG VEDA-
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商業誌デビューとなった「聖伝-RG VEDA-」は1989年から1996年まで月刊ウィングスで連載されていました。デビュー作がいきなり7年もの長期連載となったんですね。コミックスは全10巻です。
古代インドの神話の世界をベースにしたお話で神々の名前が登場します。サブタイトルはインドの聖典リグ・ヴェーダかから取られていました。
最強の武神将夜叉王は天帝帝釈天に反旗を翻します。展開を過酷なやり方で展開を統治していたのです。阿修羅族は帝釈天に滅ぼされてしまったのですが幼い王、阿修羅王だけが生き残っていました。夜叉王は阿修羅王を守りながら「天を滅ぼす」という予言をされた六星をひとつに集めるための旅に出ます。
六星のうち5人は大きな犠牲を伴いながらも集まってきます。そして帝釈天と対峙した時、阿修羅王が『破壊神』という真の姿を現し、予言の通り店を滅ぼそうとするのですがその時、奇跡が起こるというストーリー。
キーワードは「約束」。壮大なストーリーです。
デビュー作ながらOVA化もされています。
古代インドの神話の世界をベースにしたお話で神々の名前が登場します。サブタイトルはインドの聖典リグ・ヴェーダかから取られていました。
最強の武神将夜叉王は天帝帝釈天に反旗を翻します。展開を過酷なやり方で展開を統治していたのです。阿修羅族は帝釈天に滅ぼされてしまったのですが幼い王、阿修羅王だけが生き残っていました。夜叉王は阿修羅王を守りながら「天を滅ぼす」という予言をされた六星をひとつに集めるための旅に出ます。
六星のうち5人は大きな犠牲を伴いながらも集まってきます。そして帝釈天と対峙した時、阿修羅王が『破壊神』という真の姿を現し、予言の通り店を滅ぼそうとするのですがその時、奇跡が起こるというストーリー。
キーワードは「約束」。壮大なストーリーです。
デビュー作ながらOVA化もされています。
東京BABYLON
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『サウス』『月刊ウィングス』で1990年から1993年まで連載されていました。色々な作品を同時期に連載されていたのですよ。
主人公は東京に住む陰陽師。怪奇現象や霊的事件を解決していくというストーリー。その中に自殺やダイヤルQ2、いじめ、新興宗教、老人の介護問題など現代社会で問題になっている話題も取り扱った社会は作品でもあります。
主人公は日本の陰陽師の頂点に立つ皇一族の13代目当主。16才でありながら歴代の投手の中でもトップクラスの実力を持っています。現役高校生で将来のために高校を卒業したいと思っていますが、依頼が多く学校は休みがちです。
陰陽師が流行したのはずっと後ですがその前から題材にしていたというのもすごいですね。
1992年にOVA化、1993年に実写のビデオ映画化されています。
1992年から『月刊ASUKA』で連載されている「X(エックス)」にも主人公の皇昴流や桜塚星史郎が登場します。この作品にはそのほかのCLAMP作品の登場人物も数多く登場し、ファンにはたまらない作品になっています。
「X」も舞台は東京。人類を排除し自然あふれる地球に戻そうとする「地の龍」と、人類を存続させようとする「天の龍」の戦いを描いています。
ちなみに、2021年現在休載中となっていますがCLAMPの4人は「結末は絶対描きたい」と話されています。
主人公は東京に住む陰陽師。怪奇現象や霊的事件を解決していくというストーリー。その中に自殺やダイヤルQ2、いじめ、新興宗教、老人の介護問題など現代社会で問題になっている話題も取り扱った社会は作品でもあります。
主人公は日本の陰陽師の頂点に立つ皇一族の13代目当主。16才でありながら歴代の投手の中でもトップクラスの実力を持っています。現役高校生で将来のために高校を卒業したいと思っていますが、依頼が多く学校は休みがちです。
陰陽師が流行したのはずっと後ですがその前から題材にしていたというのもすごいですね。
1992年にOVA化、1993年に実写のビデオ映画化されています。
1992年から『月刊ASUKA』で連載されている「X(エックス)」にも主人公の皇昴流や桜塚星史郎が登場します。この作品にはそのほかのCLAMP作品の登場人物も数多く登場し、ファンにはたまらない作品になっています。
「X」も舞台は東京。人類を排除し自然あふれる地球に戻そうとする「地の龍」と、人類を存続させようとする「天の龍」の戦いを描いています。
ちなみに、2021年現在休載中となっていますがCLAMPの4人は「結末は絶対描きたい」と話されています。
魔法騎士レイアース
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1993年11月から1996年4月まで「なかよし」で連載されていたのは「魔法騎士(マジックナイト)レイアース」。
剣や魔法が出てくる典型的なファンタジーロールプレイングゲームの世界を描いているのですが、ストーリーはシリアスで重いテーマを扱っています。
ある日、東京タワーで中学2年生の3人の少女が偶然出会います。その直後、異世界「セフィーロ」に召喚されてしまい、「魔法騎士(マジックナイト)」としてセフィーロを守る旅に出ることになるというストーリー。
じつは3人の本来の使命は自ら命を絶つことができないセフィーロの柱を抹殺というとでした。
第一章と第二章に分かれています。難しいマンガではありますが掲載誌が「なかよし」ということもあり分かりやすく描かれています。例えば、固有名詞は「カタカナだと覚えにくいので」ということで車の名前が多く使われています。どこかで聞いたことのある名前なら憶えやすいですもんね。
1994年から1995年までアニメ放送され、その後OVAも発売。1995年からはゲームも数本発売されているヒット作品です。
剣や魔法が出てくる典型的なファンタジーロールプレイングゲームの世界を描いているのですが、ストーリーはシリアスで重いテーマを扱っています。
ある日、東京タワーで中学2年生の3人の少女が偶然出会います。その直後、異世界「セフィーロ」に召喚されてしまい、「魔法騎士(マジックナイト)」としてセフィーロを守る旅に出ることになるというストーリー。
じつは3人の本来の使命は自ら命を絶つことができないセフィーロの柱を抹殺というとでした。
第一章と第二章に分かれています。難しいマンガではありますが掲載誌が「なかよし」ということもあり分かりやすく描かれています。例えば、固有名詞は「カタカナだと覚えにくいので」ということで車の名前が多く使われています。どこかで聞いたことのある名前なら憶えやすいですもんね。
1994年から1995年までアニメ放送され、その後OVAも発売。1995年からはゲームも数本発売されているヒット作品です。
カードキャプターさくら
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レイアースの連載終了後、1996年から2000年まで「なかよし」で連載されたのは「カードチャプターさくら」。
第6巻までは「クロウカード」編。その後「さくらカード」編となり全12巻発売されています。
小学4年生の木之本桜は、ある日父の書庫で不思議な本を発見。本の中から封印の獣ケルベロスが現れます。本には魔法のカード「クロウ・カード」が入っていたのですがすべてのカードが街にばらまかれてしまいます。カードは封印が説かれれると災いを起こしてしまいます。
さくらはケルベロスによって「カードキャプター(カードを捕獲する者)」になり、ケルベロスや友達たちとカードの起こした事件を解決しながらカードを集めていくというストーリー。
「さくらカード編」はさくらがクロウ・カードの主になってからのお話です。
この作品もテレビアニメ化、ゲーム化されています。
さらに2016年に連載20周年を記念して「クリアカード編」という続編が連載スタート。中学校に進学したさくらの物語。2021年現在も連載中です。昔の作品は読んでいたけど続編は読んでいないという方は是非チェックしてみてください。
第6巻までは「クロウカード」編。その後「さくらカード」編となり全12巻発売されています。
小学4年生の木之本桜は、ある日父の書庫で不思議な本を発見。本の中から封印の獣ケルベロスが現れます。本には魔法のカード「クロウ・カード」が入っていたのですがすべてのカードが街にばらまかれてしまいます。カードは封印が説かれれると災いを起こしてしまいます。
さくらはケルベロスによって「カードキャプター(カードを捕獲する者)」になり、ケルベロスや友達たちとカードの起こした事件を解決しながらカードを集めていくというストーリー。
「さくらカード編」はさくらがクロウ・カードの主になってからのお話です。
この作品もテレビアニメ化、ゲーム化されています。
さらに2016年に連載20周年を記念して「クリアカード編」という続編が連載スタート。中学校に進学したさくらの物語。2021年現在も連載中です。昔の作品は読んでいたけど続編は読んでいないという方は是非チェックしてみてください。
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ライモン 2022/2/23 03:41
魔法騎士レイアースは最近だとスーパーロボット大戦に参戦したりして話題になったな。そもそも掲載されていたのは女の子向けの雑誌だしロボットがメインの作品じゃないけど、参戦してみると同じファンタジー世界を舞台とするロボットアニメ「聖戦士ダンバイン」との絡みが多いし、同じCLAMP原作で後輩作品にあたる「コードギアス」との共演もあったり。ちなみに「レイアース」に登場した車の名前は皆カタログ落ち、生産を終えたりしている車だらけなんだよね…。(NSXも復活したけどまた2022年限りで製造を終了するし…)