『東京BABYLON』とは?
『東京BABYLON』(とうきょうバビロン)は、CLAMPによる漫画である。
新書館の『サウス』『月刊ウィングス』で1990年から1993年にかけて連載された。後の『X』へと話が繋がっている。1992年と1994年にはOVA化、1993年には実写ビデオドラマ化された。
陰陽師の主人公が東京で起きる怪奇現象や霊的事件を解決するストーリーに絡めて、自殺やダイヤルQ2、いじめ、新興宗教、老人の介護問題などシリアスなテーマをとりあげた社会派作品ともなっている。
キャラクターの衣装デザイン・ポーズ・服の皺などの盗用疑惑についての説明をお願いします#東京BABYLON2021 #東京バビロン pic.twitter.com/dHRy7LvIap
— @豆腐 (@tofu_ww) November 20, 2020
たしかに模倣というレベルじゃなく、これはただの丸パクリですね…
今後、きちんとしたかたちでアニメ化されることを希望しますが、今回の記事では1992年に発売されたOVA版『東京BABYLON』について、その内容を振り返っていきたいと思います。
OVA版『東京BABYLON』の本編動画・ストーリー
第1巻:東京BABYLON A SAVE FOR TOKYO CITY STORY
第2巻:東京BABYLON2
皇 昴流は人々を呪いや怨霊から守る陰陽師一族の若き当主。優しく繊細な彼を見守り励ます、明るい双子の姉の北都。皇家に敵対する強大な力を持ち、かつ残忍な暗殺集団といわれる桜塚護(さくらづかもり)の跡取りで獣医師の桜塚 星史郎。絶対に相容れない一族同士のはずが星史郎は常に昴流と行動を共にし、優しく振舞う。
やがて星史郎の目的が明らかになる。9年前、星史郎は幼い昴流と会っており、そのときある「賭け」をしたのだった。
賭けに勝った星史郎は昴流を殺そうとする。皇先代当主の祖母が放った術により、昴流は命拾いするが、心を亡くし廃人同然となる。北都は昴流を救うため、意を決して姿を消す。1か月後、昴流は正気を取り戻すが、北都が殺されたとの知らせが入る。昴流は学校を退学し、星史郎を自らの手で殺すと決意する。
OVA版『東京BABYLON』の魅力とは?
どこか格好良い悪役の存在
アルテア様の顔面で、池田秀一の声帯で、丁寧な口調の性悪やり手な喫煙者、名雲京志郎という男に情緒が壊された、しぬ、しんだ pic.twitter.com/j98ytU5FxF
— みる(🍥20th🍥) (@ika_miruru) August 29, 2021
その他に、手段を選ばない非情なキャラクター性も両者に共通するところがあります。
出版:新書館
掲載:サウス
月刊ウィングス
連載:1990年~1993年
巻数:全7巻