初めての奉公
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ここまでで身につけた技能・・・・・子守、掃除、洗濯、大根飯の調理
中途退職 ▶︎ マタギの手伝い
奉公先でふとしたことから窃盗の疑いをかけられ、家に逃げ帰ろうとして雪山で遭難。
おしんが雇用期間を満了せずに逃亡したため実家には材木商の使いが現れ前借り賃金として受け取っていた米などを回収していく。
おしん自身はいわくありげなマタギの男に助けられ読み書きと算数を教わるが、実は男は逃亡中の脱走兵で見つかっておしんの目の前で射殺される。
おしんが雇用期間を満了せずに逃亡したため実家には材木商の使いが現れ前借り賃金として受け取っていた米などを回収していく。
おしん自身はいわくありげなマタギの男に助けられ読み書きと算数を教わるが、実は男は逃亡中の脱走兵で見つかっておしんの目の前で射殺される。
潜伏生活中に身につけた技能・・・・・ひらがなの読み書き、数をがぞえる、足し算、
引き算、九九、ハーモニカ演奏、
詩の暗唱(「君死にたもう事なかれ」与謝野晶子)
引き算、九九、ハーモニカ演奏、
詩の暗唱(「君死にたもう事なかれ」与謝野晶子)
再び家事手伝い(再就職活動難航)
重罪犯(脱走兵)と山に潜伏していたということで、おしんは「札付き」の存在になり近隣での再就職活動に難航する。
2度目の奉公
子守奉公 ▶︎ お嬢様のお相手
ようやく子守奉公の口を見つけたおしんであったが、前回の家とは格式の違う家(加賀屋)での子守に戸惑う。
赤ん坊のおしめを洗うのにも前回の家では「汚れ物は井戸ではなく川で洗え」だったのに、今回の家では「お嬢様の身に付けるものを川で洗うなどとんでもない井戸水で洗え」なのだ。
そんな折、ふとしたことから、おしんと歳の近い長女の危難を救い、一気に信頼されるよになり、お嬢様のお相手役という役割が加わることに。
赤ん坊のおしめを洗うのにも前回の家では「汚れ物は井戸ではなく川で洗え」だったのに、今回の家では「お嬢様の身に付けるものを川で洗うなどとんでもない井戸水で洗え」なのだ。
そんな折、ふとしたことから、おしんと歳の近い長女の危難を救い、一気に信頼されるよになり、お嬢様のお相手役という役割が加わることに。
女中頭 兼 社長秘書に出世
学校は行けずじまいではあったが、お嬢様のお勉強などのお相手を務めることで様々な技能、教養を身につけたおしんは年頃になり、奥の仕切りを一身に任されるのみならず、店の商売のこまごまとしたことでも周囲の信頼を集める存在となっていた。
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加賀屋で身につけた技能・・・読み書き、算盤、帳簿付け、文書作成、書道、着物の仕立て
茶の湯、生け花、フォーマルな料理、礼儀作法など
茶の湯、生け花、フォーマルな料理、礼儀作法など
また実家に戻る
勧められた結婚話を断ったおしんは実家に戻る。
そこに製糸工場勤で体を壊した姉が戻る。
姉は髪結いになることを夢見ていたがおしんに夢を託して亡くなる。
姉の療養にかかった費用のため兄はおしんを女郎として売ることに決め勝手に契約を結ぶ。
母親がおしんを逃すが、契約不履行となったため家に女衒が契約金を取り返しにきて大変なことになる。
そこに製糸工場勤で体を壊した姉が戻る。
姉は髪結いになることを夢見ていたがおしんに夢を託して亡くなる。
姉の療養にかかった費用のため兄はおしんを女郎として売ることに決め勝手に契約を結ぶ。
母親がおしんを逃すが、契約不履行となったため家に女衒が契約金を取り返しにきて大変なことになる。
髪結い修行
押しかけの髪結い見習いに
上京し姉が師事したいと望んでいた髪結いの師匠のところで押しかけ見習いとなったおしんであったが、当時の髪結いは幼いうちから何年も殆どただ働きで住み込んで炊事洗濯掃除などで仕えた末にやっと髪結いを仕込み始めてもらい、またそこから何年も掛けて一通りの技術を身につけさせてもらい、更にその後何年もお礼奉公をして漸く独立が許されるというものであった。
嫁入りするような歳のおしんが髪結いになりたいなどということは全くもって図々しい限りの申し出で、長い辛抱を重ねてきた先輩らはおしんがどんどん自分から仕事を覚えて年下の先輩たちを追い抜いていくのを苦々しく思うのだった。
嫁入りするような歳のおしんが髪結いになりたいなどということは全くもって図々しい限りの申し出で、長い辛抱を重ねてきた先輩らはおしんがどんどん自分から仕事を覚えて年下の先輩たちを追い抜いていくのを苦々しく思うのだった。
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洋髪の腕と営業力で売れっ子髪結いに!
持ち前の飲み込みの良さと根性で技術を身につけるが、年季も終えないおしんが1人前の顔をした髪結いとなることに対する先輩たちの反発は大きかった。
おしんの技量と人柄に入れ込んだ師匠は「教えた日本髪」ではなく「おしんが自分で工夫した洋髪」で一本立ちさせることで周囲の不満を押さえ込む。
おしんはカフェの女給たちを相手に洋髪の出髪で稼ぐ傍ら、恋文の代筆などをして女給たちの支持を集めていく。
おしんの技量と人柄に入れ込んだ師匠は「教えた日本髪」ではなく「おしんが自分で工夫した洋髪」で一本立ちさせることで周囲の不満を押さえ込む。
おしんはカフェの女給たちを相手に洋髪の出髪で稼ぐ傍ら、恋文の代筆などをして女給たちの支持を集めていく。
髪結い修行で身につけた技能・・・・・日本髪及び洋髪の結髪、標準語、営業力、代筆
結婚
田倉竜三は何人ものカフェーの女給達から同じ筆跡の恋文をもらい、教養が感じられる文面から代筆の書き手であるおしんに興味を持ち知り合う。
おしんは父親に居所を知られて多額の仕送りを迫られる。
無理がたたって倒れたところを助けてくれた竜三と結婚する。
最初は反対していた田倉商店番頭の「源じい」はおしんの人柄に心酔して竜三の両親へ結婚の取りなしの手紙をしたためてくれる。
そして源じいの手紙に心を動かされた竜三の父が上京する。
おしんは父親に居所を知られて多額の仕送りを迫られる。
無理がたたって倒れたところを助けてくれた竜三と結婚する。
最初は反対していた田倉商店番頭の「源じい」はおしんの人柄に心酔して竜三の両親へ結婚の取りなしの手紙をしたためてくれる。
そして源じいの手紙に心を動かされた竜三の父が上京する。
「おしんさん。源右衛門は、どぎゃんあんたのことば褒めてよこしたか。心の優しか娘さんで、こまか時から苦労ばしとって、思いやりのあるよう気の利いた人じゃってねぇ。そん上料理は上手か、筆ば立つ、それどころか竜三もかなわん商売の腕ば持っとるっちゅうてのう。またおなごの行儀作法、たしなみもちゃあんと仕込まれとる。ことに茶の湯の腕は大したもんってたい。源右衛門は昔、オイと一緒に茶の湯を習うたことがあるばい。この男はオイよりもうんとその道ば究めた男たい。その源右衛門が褒めっとじゃけん、これは間違いはなか。ただあんまり褒めっとじゃけん、お清は竜三に鼻薬ばきかされて肩ば持っとっとじゃなかろうかて」
実家で赤ん坊の世話は慣れていたはずであったが、他人の釜の飯を食うということはやはり勝手が違う、辛いことの連続であった。