旦那はイマイチ仕事のできない男だった。
旦那は輸入服地を扱う商売をしていて目利きではあったが、営業力のない殿様商売の男であった。
在庫をさばききれずに倒産の危機に陥るがおしんが思い切って露店を出して在庫を処分して危難を乗り切るのだった。
習得した技能・・・露店の出し方、テキ屋に習った仁義の切り方
在庫をさばききれずに倒産の危機に陥るがおしんが思い切って露店を出して在庫を処分して危難を乗り切るのだった。
習得した技能・・・露店の出し方、テキ屋に習った仁義の切り方
既製服を売る
心機一転服地をそのまま売るのではなく既製服を作る事を思い立ち、ミシンを入れる。
おしんもミシンや型紙の作り方を習い覚えるのだった。
習得した技能・・・ブティックでの接客、ミシン縫製、洋服型紙制作、洋服の仕立て
おしんもミシンや型紙の作り方を習い覚えるのだった。
習得した技能・・・ブティックでの接客、ミシン縫製、洋服型紙制作、洋服の仕立て
流転
震災で被災 ▶︎ 佐賀の本家に身を寄せて開墾の手伝い ▶︎ 子供を連れて逃亡
夜逃げ同然に夫の実家に身を寄せるが、姑に認められていない嫁であるおしんには肩身が狭い。
おしんは妊娠し里帰りした竜三の妹と同時にお産となる。
妹は座敷で上げ膳据え膳、おしんは産月まで力仕事をさせられた挙句に納屋も追い出されて家の外にある小屋でのお産。
お産が一つの家に重なるのは縁起が悪いとのことであり、姑は妹の難産をおしんのせいにするが妹の子は無事生まれ、おしんの子は死産であった。
妹の乳が出ずおしんの母乳を与えることとなる。
妹が婚家に帰り、乳母の役目を終えた後、おしんは長男をこっそり連れ出して夫の実家を出た。
おしんは妊娠し里帰りした竜三の妹と同時にお産となる。
妹は座敷で上げ膳据え膳、おしんは産月まで力仕事をさせられた挙句に納屋も追い出されて家の外にある小屋でのお産。
お産が一つの家に重なるのは縁起が悪いとのことであり、姑は妹の難産をおしんのせいにするが妹の子は無事生まれ、おしんの子は死産であった。
妹の乳が出ずおしんの母乳を与えることとなる。
妹が婚家に帰り、乳母の役目を終えた後、おしんは長男をこっそり連れ出して夫の実家を出た。
髪結いに戻ろうと東京に舞い戻るが佐賀の農作業中に刃物で怪我をした右手は元に戻らず髪結いはおろか仕立ての仕事も商売にできる腕には戻らなかった。
山形の実家に髪結い時代のおしんの仕送りで建てた新しい家は兄のものでありおしん親子には居場所がなかった。
飯屋をやる
元の奉公先加賀屋の援助で酒田に飯屋を出す。
酒を出さないつもりであったが、結局は出すことになり客層が悪く店の雰囲気が荒れるようになる。
あるとき客同士の喧嘩を諌めてテキ屋から習い覚えた仁義を切り「姐さん」と呼ばれるようになる。
酒を出さないつもりであったが、結局は出すことになり客層が悪く店の雰囲気が荒れるようになる。
あるとき客同士の喧嘩を諌めてテキ屋から習い覚えた仁義を切り「姐さん」と呼ばれるようになる。
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おひかえなすって。
手前生国と発します。 山形にござんす。
縁持ちまして中沢一家におります。
中沢健、妹分にござんす。
姓発します。
姓は田倉(たのくら)、名はシン。
何処いつ再び参りましてもご一途さんお世話になりがしもんの
粗相もんにござんす。
以後当方面体お見知りおかれまして、万事万端お頼もうします。
身につけた技能・・・どんど焼き、飲食店経営、調理師、酒場での接客
伊勢で魚を売る
魚の行商を始める
生活の荒れることを心配する周囲の声や加賀屋への影響を考えておしんは居酒屋をたたみ、紹介された伊勢の地で魚の行商につく。
古参の行商たちとの縄張り争いからより遠く山間部に足を伸ばし、客のちょっとした頼みごとを引き受けたり、漁の悪い日は総菜を売るなどして顧客をつかんでいく。
身につけた技能・・・魚の行商、魚の競りでの買い付け、惣菜の製造販売
古参の行商たちとの縄張り争いからより遠く山間部に足を伸ばし、客のちょっとした頼みごとを引き受けたり、漁の悪い日は総菜を売るなどして顧客をつかんでいく。
身につけた技能・・・魚の行商、魚の競りでの買い付け、惣菜の製造販売
姑が隠していたおしんからの手紙が竜三に渡り、おしんと竜三は伊勢で復縁し、行商の傍らようやく店を持つこととなる。
購入したもの・・・配達用自転車、冷蔵庫
魚屋の店を持ち、子供も増えてようやく生活が落ち着いたかに見えた頃、また竜三の悪い癖が出る。
地道に日銭を稼ぐ商売よりも楽してドーンと儲けるのが男らしい生き方という心情の男なのだ。
というわけで軍の指定納入業者となりトラックで魚やかまぼこ、はんぺんなどをを仕入れて軍に納入する仕事をすることとなる。
購入したもの・・・トラック
さらに儲けようとして工場を開設して、軍相手にかまぼこやはんぺんなどの製造直販に乗り出す。
店で小売を続けていては軍物資横流しの疑惑をかけられるので店を閉じておしんは専業主婦となる。
購入したもの・・・配達用自転車、冷蔵庫
魚屋の店を持ち、子供も増えてようやく生活が落ち着いたかに見えた頃、また竜三の悪い癖が出る。
地道に日銭を稼ぐ商売よりも楽してドーンと儲けるのが男らしい生き方という心情の男なのだ。
というわけで軍の指定納入業者となりトラックで魚やかまぼこ、はんぺんなどをを仕入れて軍に納入する仕事をすることとなる。
購入したもの・・・トラック
さらに儲けようとして工場を開設して、軍相手にかまぼこやはんぺんなどの製造直販に乗り出す。
店で小売を続けていては軍物資横流しの疑惑をかけられるので店を閉じておしんは専業主婦となる。
終戦・・・また再出発
長男の雄は戦死、夫の竜三は終戦の報を聞いて、また全ての事業・資産を失ったことを悟り自殺した。
おしんはまた荷車を引いた魚の行商から再出発してオート三輪での販売へとすすみ、ようやくまた店を持つに至る。
習得した技能・・・オート三輪の運転(次男・仁に習った)
習得しなかった技能・・・自転車(長男・雄の漕ぐ自転車の後ろに乗っていたことはある)
おしんはまた荷車を引いた魚の行商から再出発してオート三輪での販売へとすすみ、ようやくまた店を持つに至る。
習得した技能・・・オート三輪の運転(次男・仁に習った)
習得しなかった技能・・・自転車(長男・雄の漕ぐ自転車の後ろに乗っていたことはある)
はっちゃんの戦後
雄とお互いを想いあっていたおしんの養女初子は雄の戦死以後おしんの前から姿を消し、米兵相手に身体を売ってはおしん一家の戦後生活を支えるために仕送りを繰り返していた。
事情を察していたおしんは行方を捜し続けようやく家に連れ帰る。
初子はおしんにとって一番身近で様々な想いを共有できる存在となっていた。
事情を察していたおしんは行方を捜し続けようやく家に連れ帰る。
初子はおしんにとって一番身近で様々な想いを共有できる存在となっていた。
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雄の戦友、川村は身内の全てを戦争で失い世の中への反発から高利貸しになっていた。
雄に対する思いからおしん一家の不遇に想いを寄せ、商売に向かない土地でのおしん一家のこれからを心配して駅前の土地を購入しておしん贈与する。
雄の想い人でもあった初子の戦後の何もかもを理解の上で結婚を申し込み、初子の心も揺れるが、駅前の土地の登記所の写しがおしんに届いた朝、新聞に川村の不慮の死が報じられたのだった。
手に入れたもの・・・駅前の一等地を100坪
雄に対する思いからおしん一家の不遇に想いを寄せ、商売に向かない土地でのおしん一家のこれからを心配して駅前の土地を購入しておしん贈与する。
雄の想い人でもあった初子の戦後の何もかもを理解の上で結婚を申し込み、初子の心も揺れるが、駅前の土地の登記所の写しがおしんに届いた朝、新聞に川村の不慮の死が報じられたのだった。
手に入れたもの・・・駅前の一等地を100坪
工場に行かず竜三とおしんの長男の子守のため店に残っていた源じいは長男・雄(ゆう)をかばって死亡する。