音楽室の肖像画
音楽室に入ると目に入る、壁にズラリと貼られていた歴史的音楽家たちの肖像画。バッハ、モーツァルト、ベートーベン、ショパン、チャイコフスキー、滝廉太郎…。
別に彼らが生前極悪人だったというわけでも、非業の死を遂げた末に、怨嗟の念をこの世に残しているわけでもありません。でも、油絵の具で描かれたその顔一つひとつは、どこか陰鬱な影を帯びており、見ていると不安定な気持ちにさせられたものです。
別に彼らが生前極悪人だったというわけでも、非業の死を遂げた末に、怨嗟の念をこの世に残しているわけでもありません。でも、油絵の具で描かれたその顔一つひとつは、どこか陰鬱な影を帯びており、見ていると不安定な気持ちにさせられたものです。
この音楽室の肖像画にまつわる怪談話としてよく語られていたのが、「ベートーベンの目が動く」とか「ベートーベンの目が光る」とかいう話。
バッハやモーツァルトの場合もあったようですが、やはり、しかめっ面で見据えるような目をしているベートーベンこそが、肖像画の中でもっとも怖い想像を喚起させられる対象だったといえるでしょう。
バッハやモーツァルトの場合もあったようですが、やはり、しかめっ面で見据えるような目をしているベートーベンこそが、肖像画の中でもっとも怖い想像を喚起させられる対象だったといえるでしょう。
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みんなが下校したあとに鳴る、音楽室のピアノ
人気がなくなった校舎(特に夕暮れ時以降)というのは、それだけで何かもの寂しい気持ちになるもの。
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まして、そこに一人ぼっちでいるときに、遠くの音楽室からピアノの音色が聴こえてきたら…。きっと、恐怖心を掻き立てられることでしょう。
実際には、音楽の先生が自主練しているケースがほとんどなのですが、子供の想像力は豊かなもので、大昔に亡くなった音楽教師や生徒の霊が演奏しているなど、さまざまな噂話が語られていたものです。
実際には、音楽の先生が自主練しているケースがほとんどなのですが、子供の想像力は豊かなもので、大昔に亡くなった音楽教師や生徒の霊が演奏しているなど、さまざまな噂話が語られていたものです。
無人のはずの体育館
体育の時間はあんなに賑やかな体育館も、みんなが下校したあとだと、だだっ広い空間に誰もいないのが不自然すぎて、なんだか不気味…。
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この放課後の体育館を舞台によく語られているのが、誰もいないはずなのに、ボールの跳ねる音がするという噂。死んだ児童の霊が誰かと遊びたくてやってるとか、首のない男の子がバスケの練習をしているとか、さまざまな怪談が伝えられています。
【名 (迷) シーン集】
— 映画マン (@movieman_strong) July 28, 2015
怪談新耳袋劇場版5話目『姿見』より。バスケットボールを持ちダッシュする老女。前日譚として同じ三宅隆太監督の『呪怨 白い老女』がある。この女優さんが誰か知りたい。http://t.co/gNWqSyW3h4 pic.twitter.com/iNKSXzAct6
『怪談新耳袋』でこんなシーンもありましたよね…
理科室のホルマリン漬け標本
人間に捉えられ飼育されるわけでも、食べられるわけでもなく、何の因果かホルマリン漬けにされることとなった哀れな生き物たち。理科室の異空間的雰囲気も相まって、なんとなく「気味が悪い」と感じた人も多いのでは?
via www.oklab.ed.jp
廃墟の学校の理科室で、ホルマリン漬けの生物達
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