『ジャパゆきさん』ってなんなの?
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アジア各国から日本に出稼ぎに来る女性のことを指して呼んだ語である様です。
1983年頃、流行語になったそうです。
1983年頃、流行語になったそうです。
元々の語源
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明治時代以降、九州島原などの貧しい女性が、経済的に繁栄する東南アジアの港湾都市などに送り込まれ、娼館で娼婦として働き、郷里に送金していた。九州ではこれらの女性を「からゆきさん」と呼んでいたそうです。
そこから日本から東南アジアへ渡った「からゆきさん」との対比で、アジア各国から日本(Japan)へ出稼ぎに来た女性に対して「ジャパゆきさん」という造語が生まれた様です。
そこから日本から東南アジアへ渡った「からゆきさん」との対比で、アジア各国から日本(Japan)へ出稼ぎに来た女性に対して「ジャパゆきさん」という造語が生まれた様です。
時はバブル時期に突入し
日本への出稼ぎ女性が増えた背景として、日本の経済が伸び、世界的な経済格差が大きくなったことがあげられる。日本で半年も働けば国へ帰って家が建てられると言った話が広がり、日本で働くことにあこがれや夢を抱く女性が増えたそうです。
当初はキレイどころが・・・
わたしは、誰でしょう? pic.twitter.com/AoXmBnphxP
— フィリピンパブ パイプライン郡山 (@pipeline_pub) August 10, 2014
日本の水商売にエンターティナーとして女性達を連れて来るプロモータービジネスが、利益の高い商売であったことと合致し、当初はフィリピン、後に東南アジア各国の女性をタレントとして来日させるようになったそうです。
当時はビザも歌手やモデル・ダンサーなどしか下りなかった為かキレイどころが集まる様になったのではないでしょうか。
当時はビザも歌手やモデル・ダンサーなどしか下りなかった為かキレイどころが集まる様になったのではないでしょうか。
ビザが下りないなら!
社会問題にもなりましたが、若い子(得に10代)の子は学生ビザで水商売のバイトをしたり、学生ビザが下りないなら観光ビザで、そのまま水商売を始めたり、また、ある程度年がいってる子は偽装結婚などして、そのまま日本で働き続ける人も・・・
増えすぎて社会問題に!
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当時はまだ外国人女性がめずらしいこともあり、とまどいと好奇程度であったが、1980年代前後から急激に増えた事で、多くの問題が出てきた。具体的には、風俗への流出、不法滞在(いわゆるオーバーステイ)、売春強要、タコ部屋労働、給与不支払い、暴力団介在など。
これらによって、悲惨な状況に追い込まれた女性も多くいるようです。
これらによって、悲惨な状況に追い込まれた女性も多くいるようです。