野村萬斎の“エイスケさん”人気がすごかった!朝ドラ『あぐり』
2017年6月24日 更新

野村萬斎の“エイスケさん”人気がすごかった!朝ドラ『あぐり』

NHK朝の連続テレビ小説『あぐり』を覚えているでしょうか?2015年に亡くなった実在の美容師・吉行あぐりの半生をモチーフに描かれた同作は、女優・田中美里がブレイクしたきっかけであり、また、野村萬斎演じるあぐりの夫“エイスケさん”がブームになった作品でもありました。本稿では、そんな朝ドラ『あぐり』の内容やキャストについて紹介していきます。

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平均視聴率28.4%、最高視聴率31.5%だった『あぐり』

1997年上半期(1997年4月7日~10月4日)に放送された、NHK朝の連続テレビ小説『あぐり』。吉行あぐりのエッセイ『梅桃(ゆすらうめ)が実るとき』を原作として、田中美里演じる「望月あぐり」の半生が描かれた本作は、平均視聴率28.4%で、最高視聴率31.5%。社会現象と言っても過言ではない人気を博しました。
NHK連続テレビ小説『あぐり』

NHK連続テレビ小説『あぐり』

ヒロインのモデルは、日本最高齢の美容師・吉行あぐり

主人公「あぐり」のモデルとなったのは、2015年1月5日に肺炎のため享年107歳で死去した美容師の吉行あぐり。作家の吉行エイスケの妻、小説家・吉行淳之介、女優・吉行和子の母としても知られ、2005年に東京・市ヶ谷駅前の吉行あぐり美容室をたたむまで、長らく「日本最高齢の美容師」としても活躍していました。
吉行あぐりさん

吉行あぐりさん

当時新人だった田中美里が、主人公・あぐりを演じる

そんな主人公のあぐりを演じたのは、当時芸能界デビューしたばかりだった20歳の田中美里。劇中におけるあぐりのライフイベントに合わせて、女学生⇒人妻⇒母親と、目まぐるしく立ち位置が変わる中、懸命にヒロインを演じようと努めていました。
ヒロイン・あぐりを演じた田中美里

ヒロイン・あぐりを演じた田中美里

このドラマの大ヒットによって、田中は一躍、人気女優の仲間入りを果たします。翌1998年には、『WITH LOVE』(フジテレビ)、『お熱いのがお好き?』(日本テレビ)と立て続けにヒロイン役に起用されるなど、民放でも地位を確立。2003年には、韓流ドラマ『冬のソナタ』(NHK)におけるチェ・ジウの吹き替えで、声優としても高い評価を受けました。
『WITH LOVE』(1998年・フジテレビ)

『WITH LOVE』(1998年・フジテレビ)

朝ドラの清純派なイメージを覆すような役柄にも挑戦した

淳之介、和子、理恵…あぐりの子供を演じた俳優たち

全員が芸能・芸術の分野でひとかどの成功を収めている、あぐりの子供たち。芥川賞作家の長男・望月淳之介(吉行淳之介)を演じたのは、後に『水戸黄門』の格さん役にも抜擢された俳優の山田純大。また、淳之介の幼少期は、当時ジャニーズJrだった生田斗真が演じました。
生田斗真

生田斗真

望月淳之介の幼少期を演じた
山田純大

山田純大

大人になってからの淳之介を演じた
出典 ameblo.jp
吉行淳之介

吉行淳之介

1994年に肝臓がんで亡くなった(享年70歳)
長女で女優の望月和子役には、幼少期から成人期にかけて、実に4人の子役と女優が順を追って配されていきました(新穂えりか → 楯真由子 → 浜丘麻矢 → 馬渕英里何)。
同役のモデルとなった吉行和子も、あぐりが運営する美容院の常連客(作家)役として出演。あぐりが和子を妊娠した際、「次は女の子だと思うわ」という、自身の誕生を予言するサービスシーンも挿入されています。
馬渕英里何

馬渕英里何

大人になってからの望月和子を演じた
吉行和子

吉行和子

80歳を超えた今でも、女優として活躍を続ける
次女で詩人・小説家の望月理恵役は、碇由貴子⇒前田未来⇒藤原まゆか、という3人の女優が担当。なお、モデルとなった吉行理恵は、2006年5月に甲状腺がんのため、66歳で亡くなっています。
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