村下孝蔵
村下孝蔵といえば、80年代に「初恋」「踊り子」「ゆうこ」「陽だまり」などのヒット曲で知られるシンガーソングライターです。
初恋
村下孝蔵
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残念ながら1999年6月20日に高血圧性脳内出血により46歳という若さでこの世を去っています。その間に残したシングル21枚、オリジナル・アルバム14枚。今もなお、どこか懐かしく、実直な人柄そのままの楽曲は多くの人々に愛されています。
その証拠ともいえるのが、死後にも続々と発売されているベスト・アルバムです。
現時点でその数なんと13枚。13枚!オリジナル・アルバムとほぼ同数。こんなミュージシャン、なかなかいないのではないでしょうか?!
13枚のベスト・アルバムの内容を確認してみます。
その証拠ともいえるのが、死後にも続々と発売されているベスト・アルバムです。
現時点でその数なんと13枚。13枚!オリジナル・アルバムとほぼ同数。こんなミュージシャン、なかなかいないのではないでしょうか?!
13枚のベスト・アルバムの内容を確認してみます。
歌人
最初のベスト・アルバムが出たのは1984年11月21日の「歌人〜ソングコレクション〜」です。既にシングルは8枚、オリジナル・アルバムは4枚出ており、村下孝蔵の代表曲である「初恋」「踊り子」「ゆうこ」もヒットした後ですからベスト・アルバムのタイミングとしては妥当と言えるところでしょう。
via mora.jp
ジャケットに使われているイラストは 村上 保(むらかみたもつ)によるものです。村下孝蔵といえばこのイラスト、というぐらいに印象が強いです。
因みに最初に使われたのは5枚目のシングル曲「初恋」でした。
因みに最初に使われたのは5枚目のシングル曲「初恋」でした。
歌人II
2枚目のベスト・アルバムは「歌人II」。1987年12月2日の発売です。前作のベストから3年後ですね。若干早いようにも思いますが、前作以降の曲が収録されてますから納得です。
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時期的にはLPからCDへの移行期ですから、レコード会社の戦略上ベスト・アルバムが必要だったのかもしれませんね。
とはいえ、良い曲ばかりですし、「歌人」とは収録曲がダブっていないので、お得感はあります。
とはいえ、良い曲ばかりですし、「歌人」とは収録曲がダブっていないので、お得感はあります。
林檎と檸檬
発売は1995年6月21日 。デビュー15周年を記念して出された3枚目のベスト・アルバム「林檎と檸檬〜村下孝蔵ベストセレクション」です。
村下孝蔵本人は別にデビュー15周年だからといってベスト・アルバムを出したかったわけではないと思われます。しかし、それでは前2作のベスト・アルバムを持っていれば必要ないかといえば、そうでもありません。このアルバムはマスタリングされており高音がよく通るようになっているんです。
それと注意しなければいけないのは、「踊り子 」はアルバム・ バージョンが収められているということです。
それと注意しなければいけないのは、「踊り子 」はアルバム・ バージョンが収められているということです。
しのびあるきのたそがれに
1999年12月18日に出された4枚目のベスト・アルバム「しのびあるきのたそがれに」は、同年6月に逝去した村下孝蔵の追悼アルバムです。
それにしてもジャケットが暗い。それまでの哀愁が漂っていたイラストとは違い、暗い。あまりにも悲しい。
それにしてもジャケットが暗い。それまでの哀愁が漂っていたイラストとは違い、暗い。あまりにも悲しい。
しのびあるきのたそがれに
1.松山行フェリー
2.陽炎
3.レンガ通り
4.りんごでもいっしょに
5.風のたより
6.踊り子
7.ネコ
8.恋路海岸
9.稚内から
10.冬物語
11.ピンボール
12.松山行フェリー
13.君すむ街へ
14.ロマンスカー
15.初恋
16.きっといつかは
2.陽炎
3.レンガ通り
4.りんごでもいっしょに
5.風のたより
6.踊り子
7.ネコ
8.恋路海岸
9.稚内から
10.冬物語
11.ピンボール
12.松山行フェリー
13.君すむ街へ
14.ロマンスカー
15.初恋
16.きっといつかは
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レコード化されていないデモテープ音源の中から選ばれた作品ですが、レコード以上にライヴが素晴らしいと評価されていた事が分かります。