80年代を駆け抜けたエレクトリック・ポップの雄、ヒューマン・リーグ
2016年9月7日 更新

80年代を駆け抜けたエレクトリック・ポップの雄、ヒューマン・リーグ

80年代に青春を過ごした方には忘れられないヒューマン・リーグの「愛の残り火」。イントロを聴いただけで体が勝手に踊りだしてしまう上質なエレクトリック・ポップです!80年代の音楽が好きでまだ聴いたことがない方には超お勧めします。そんなヒューマン・リーグの歴史をひも解いてみましょう。

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The Human League

The Human League

The Human League

ヒューマン・リーグといえば、イギリスを代表するエレクトリック・ポップ・グループで男性1人に美女2人という印象が強いですが、結成当時は男ばかりのバンドだったのです。

1977年にマーティン・ウェアとイアン・クレイグ・マーシュにより結成されたデッドドーターズ(1977年と言えばバンク・ブームの真っただ中ですから、このようなバンド名になったのでしょうね)が前身で、その後ヴォーカリストとしてフィリップ・オーキー(vo,kb)と、エイドリアン・ライト(kb)が加入し、1979年にヒューマンリーグとしてデビューしました。
リプロダクション

リプロダクション

1979年リリース

【収録曲】
1. Almost Medieval
2. Circus Of Death
3. The Path Of Least Resistance
4. Blind Youth
5. The World Before Last
6. Empire State Human
7. Morale... You've Lost That Loving Feeling
8. Austerity/Girl One(Medley)
9. Zero Is A Limit
10. Introducing
11. The Dignity Of Labour (Part 1)
12. The Dignity Of Labour (Part 2)
13. The Dignity Of Labour (Part 3)
14. The Dignity Of Labour (Part 4)
15. Flexi Disc
16. Being Bolied(Fast Version)
17. Circus Of Death(Fast Version)
当時、雨後のタケノコみたいにシンセをメインにしたユニットが現れたが、他とは一線を画する内省的アルバムだった。
 大袈裟に言えば、ゲイリー・ニューマンが4人いて、最も毒気のないヴォーカリストがリードを執っているようなサウンド。またはワイアーが全員シンセで演奏しているみたいな雰囲気(特に2曲目、3曲目。かっこいいよ)。
しかし結成早々の80年にマーティン・ウェアとイアン・クレイグ・マーシュがいきなり脱退してしまいます。音楽性の違いとは言え創設メンバーが2人も脱退してしまったことでヒューマンリーグは立て直しをせまられます。
結果、ジョアンヌ・キャトラルとスーザン・アン・サリーという2人の女性ヴォーカルを含む6人組グループとして再出発します。
The Human League

The Human League

当時流行っていたニューロマンティックという言葉がぴったりの6人組ヒューマン・リーグですね。

一方、脱退したマーティン・ウェアとイアン・クレイグ・マーシュはヘヴン17を結成し活躍しました。

Heaven 17

Heaven 17

Heaven 17

マーティン・ウェアとイアン・クレイグ・マーシュが結成したヘヴン17も素晴らしいバンドです。
主に80年代に活躍し、1983年には「Temptation」という曲がヒットしました。

ヘヴン17というちょっと変わったバンド名は、「時計じかけのオレンジ」という小説の一節から取られています。

Temptation - Heaven 17

Dare!

通算3枚目、新生ヒューマン・リーグとして最初のアルバムは全英1位、全米3位というキャリアを通して最大のヒット・アルバムとなりました。
シングル・カットされた「愛の残り火(Don't You Want Me)」も全英、全米共に1位となる大ヒットを記録しています。
デアー

デアー

1981年リリース

【収録曲】
1. ザ・シングス・ザット・ドリームス・アー・メイド・オブ
2. オープン・ユア・ハート
3. ザ・サウンド・オブ・ザ・クラウド
4. ダークネス
5. ドゥ・オア・ダイ
6. ゲット・カーター
7. アイ・アム・ザ・ロー
8. セカンズ
9. ラブ・アクション (I BELIEVE IN LOVE)
10. 愛の残り火
80年代ユーロニューウェーブの名曲”愛の残り火”収録、
ヒューマン・リーグの傑作アルバムですね。
全編、乾いた雰囲気のサイケデリックな曲が続きますが、
”愛の残り火”をアルバムラストに持ってきたところがナイスです。

The Human League - Don't You Want Me

ヒューマン・リーグといえば、今も昔もやはり「愛の残り火」ですね。。「エレクトリック・アバ」と形容されるだけのことはある上質のポップソングです。

アルバム・ジャケットもフランスあたりの雑誌か何かのようでオシャレですね。

「愛の残り火」に続いてリリースされた「Mirror Man」、「(Keep Feeling) Fascination」も共に全英2位のヒットとなり、まさにこの時期は飛ぶ鳥を落とす勢いでした。

The Human League - Mirror Man

The Human League - (Keep Feeling) Fascination

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