「グレート・テキサン! ドリー・ファンク・ジュニア」 その魅力を探る
2017年2月20日 更新

「グレート・テキサン! ドリー・ファンク・ジュニア」 その魅力を探る

「ザ・ファンクス」テリーのお兄さんとして有名なドリーですが、猪木とのフルタイムNWA戦をはじめとして数々の名勝負を残している偉大なレスラーです。

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近年の全日本プロレスにおけるファンクス、スピニング・トー・ホールド競演の映像です。
NWAチャンピオンの時は、それこそ一撃必殺の決め技だったように記憶しております。
しかし、ハンセン、ブロディとの対戦あたりでは力で返されるケースが増えてきて、段々と単なる傷め技になって来たような感じでしたね。

Spinning Toe-Hold - CREATION - YouTube

ファンクスと言うとこの曲を思い浮かべる人が多いと思います。
スピニング・トー・ホールドと言えばこの曲。
その名もずばり!クリエイションの「スピニング・トー・ホールド」。
プロレステーマ曲の元祖的存在として名高い曲です!

2016年 ドリー・ファンク・ジュニアの今

 (1574710)

最後に現在のドリーの近況です。
スタン・ハンセン、馳浩の後を受けて第四代PWF会長に就任。
伝統の三冠ヘビー級をはじめ、世界タッグ、世界ジュニアヘビー、アジアタッグといった全日本プロレス管理タイトルマッチのウィットネスとして、タイトルマッチ宣言を読み上げるドリーの姿が会場で見受けられます。
そして、現役レスラーとしても精力的に試合しております。
カブキ、マスカラス、船木、ドリーが一枚の写真に納まるという一昔前なら信じられない写真ですね。
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ドリー・ファンク・ジュニア(74)が出場し、2試合連戦の疲れを見せず、20分間戦い抜いた(結果は時間切れ引き分け)。

 30日に天龍源一郎とトリオを結成して大暴れしたドリーは、この日も浪速のファンに健在ぶりを見せつけた。
西村修(43)と組み、藤原喜明(66)&渕正信(61)と対戦。大コールの中、それぞれにエルボーをぶち込み、
渕にはタイムアップ寸前まで伝家の宝刀・スピニングトーホールドをかけ続け、ギブアップ寸前まで追い込んだ。

 試合後、マイクを持つと「日本語、まだヘタです。でも頑張りたいと思います。日本のプロレスファン、
日本のトモダチ、温かいご支援を誠にありがとうございます。オオサカのプロレスファン、
頑張って下さい!」とすべて日本語であいさつした。また、メーンではPWF会長として、
世界タッグ選手権のタイトルマッチ宣言を読み上げた。

 バックステージでもご機嫌だった。連日の奮闘について「ファンの温かい声援に元気づけられた。
2日前(29日)に来日したばかりだけど、飛行機ではよく眠れたし、新幹線も快適だった」と笑顔。
「オオサカは、前回が定かでないくらい久しぶり。いい人、温かいファンが多い町。猪木、馬場、
坂口をはじめ多くの試合をしている町に帰ってこられてうれしい」と喜んだ。この日の試合に関しては
「藤原は会うのも初めてだけど、リスペクトを持って試合をした。渕はいい生徒です」と振り返った。

 また、30日の天龍プロジェクト大阪大会を肺炎でキャンセルした弟・テリーの様子について
「日本に来る前に話したけど、良くはなってきてる。ただ、肺炎だから再発の恐れもある。
ベリーシリアス(深刻な状況)には変わりない」とコメントした。
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ドリー・ファンク・ジュニア75歳、まだまだ現役です!

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