SO-FI
大島が最も得意とする90年代の洋楽、R&B/ブラックミュージックで当時ヒットしていたドリカムに通じる音楽性であった。
元WANDSのキーボードを担当していた大島こうすけを中心に結成されたユニットです。ダンスミュージックが中心のバンドです。
バンド名のSO-FIは、ニューヨーク五番街の南地区の名称”サウスフィフス”からとったものです。
バンド名のSO-FIは、ニューヨーク五番街の南地区の名称”サウスフィフス”からとったものです。
バンド経歴
1992年の夏にWANDSを脱退した大島こうすけが、岩切玲子、佐々木美和と共にツインキーボードユニットSO-Fiを組む。
「SO-FI(ソフィー)」のデビュー曲。作曲・編曲は、この後もずっと大島が担当しています。
やりたい音楽はとてもよくわかりますね。初期WANDSの大島曲でも聴けたような、キーボード主体のハネたポップ。WANDSの『Cloudy Sky』や『Listen to the Heartbeat』などの、あの路線です。初期のT-BOLANなどがバンドと打ち込みとの調和を図って失敗していたのに対して、大島サウンドはギターサウンドを極力排除して、デジタル一色での勝負を選びました。
via www.suruga-ya.jp
このシングルはCMで起用され、SO-FIが発売したシングルの中で一番ヒットしました。
フィリップモリススーパーライトCM【黒木瞳バージョン】 - YouTube
CM曲「愛してる」
via youtu.be
その後に岩切が脱退する。そして1996年に2代目ボーカルの甲斐冴子が加入。
新たに加わったヴォーカルが甲斐冴子で、当時二十歳そこそこの全くの新人であった。前任者はベテランのヴォーカリストで、ある程度のファンもついていたのだが、それでもメンバーチェンジを強行したあたり甲斐冴子の素質には目を見張るものがあった
SO-Fiの音楽は、ヒップホップやラップなどの黒人音楽に、日本語の女性ヴォーカルを乗せるというものだ。この点では、ヴォーカルが変わる前も後も共通である。ただ、甲斐冴子になってからは、跳ねるような元気さと若さを前面に押し出した、非常に気持ちの良いものになっている。歌そのものはそれほどうまいとは言えないのだが、とにかく勢いが並大抵のものではない。ぐいぐいとどこまでも引き込まれて行くような感覚を覚える。
1996年11月25日に最終シングル『SUPER LOVE』を発売する。このシングルは、「きこちゃんすまいる」のオープニング曲になりました。
きこちゃん すまいる- YouTube
via youtu.be
活動中は、あまりアルバムを出さなかったようです。
・大島こうすけ - キーボード、作曲、編曲
・甲斐冴子 - 2代目ボーカル
・佐々木美和 - 作詞、キーボード
・岩切玲子 - 初代ボーカル、作詞