【永久保存版】“ホンダ F1”13年ぶりの勝利を特集する『auto sport 8/2号 No.1511』刊行!
株式会社三栄は、本日『auto sport(オートスポーツ ) 8/2号 No.1511』を発売しました。
ホンダは、世界最高峰の自動車レース『FIAフォーミュラ・ワン世界選手権』(以下、F1)2019年第9戦オーストリアGPで13年ぶりとなる歴史的勝利を挙げました。これはホンダ第四期F1活動における5年目の快挙です。間違いなくF1史に刻まれるであろう、この「伝説の一勝」について本誌では[永久保存版]となる緊急特集を組みました。ドライバー、 マシン、そして日本人エンジニアたちの奮闘ぶりを余すところなくお伝えしています。
「めっちゃ凹む(泣)」悪態の数々
2015年のF1復帰以降、ホンダに向けられた残酷な言葉の数々。たしかにPUの性能も低かったわけですが「何もここまで……」というほど辛辣な言葉をあびせ続けられたホンダ。いま振り返っても「めっちゃ凹む」とは編集担当Yの弁。よくぞここから勝利をつかみ取るまでになりました。
世界が叫んだ“ラスト25周”の真実
開幕から「メルセデス一強」状態だった今季のF1。その勢いを止めたマックス・フェルスタッペンの走りが凄まじかった。編集部がとくに注目したのは、このレースのラスト25周。そこにはドライバー、現場エンジニア、そして“遠く離れた場所”で戦う技術者たちの本能が凝縮していました。
F1界が憧れるラスト・サムライ
ホンダにとって13年ぶりとなる優勝には、ある日本人エンジニアの存在が欠かせませんでした。その人物とは2018年から最前線で指揮を執る田辺豊治F1テクニカルディレクター。今日のF1界も、この田辺TDに“憧れの日本”を見出しています。世界に誇れる日本人の人間性に迫ります。
[検証]なぜホンダは負け続けたか?
今回の優勝はたしかに喜ばしいことです。しかし、裏を返すと「4年以上、負けっぱなし」だったこともまた事実。ここでは「なぜこれまで勝てなかったのか?」を技術的な側面から検証します。このメデタイタイミングに水を差すようで恐縮ですが、もっと強いホンダを期待するからこそ……。
開発総責任者が語る“鈴鹿スペシャル”
ホンダ製パワーユニットの開発総責任者である浅木泰昭氏に話を聞きました。「現在の開発体制・方針」から、「最新PUに注がれているホンダ・ジェットの技術」まで、決してひとつではない勝因について語っていただきました。そして、来たる日本GP向けた“鈴鹿スペシャルPU”のことも。