『昭和のスターとアイドル展』
5月3日(火・祝)〜5月9日(月)の期間、日本橋三越本店新館7階ギャラリーにて『昭和のスターとアイドル展』が開催されることがわかった。
今なお新たに発見され続けている昭和の歌謡曲は、日本のポピュラー音楽の財産です。昭和という時代が終わって平成を迎えても、人々のなかでスターの輝きは失われることなく記憶に残り、名曲はスタンダード・ナンバーとなって現在も生き続けている。
『昭和のスターとアイドル展』では、歌謡曲の歴史を彩ったシングル・レコードのジャケットが壁面いっぱいに飾られるなかで、当時のポスター・写真・ビデオ・パンフレット・原稿・楽譜・楽器・雑誌・衣装などが展示される。また、山野楽器、ディスクユニオン、八重洲ブックセンターなどと協力し、それら歌謡曲が収録されたCDやDVD、アナログレコード、書籍、グッズなどを販売する予定。
<展示概要>
1. ジャズ・エイジの夜明けとともに始まった歌謡曲
2. 叙情性が新鮮だった古賀政男メロディー
3. 音楽隊出身の服部良一、真骨頂はジャズとリズム
4. 焼け跡に花が咲いた三木鶏郎と冗談音楽
5. 踊って歌えるブギが流行、少女スター美空ひばりの誕生
6. アイドル第1号は三人娘「ひばり・チエミ・いづみ」
7. 日本に定着したシャンソンやポップスの先駆者たち
8. 日劇ウエスタンカーニバルで爆発したロカビリー革命
9. アメリカン・ポップスから生まれたティーン・アイドルたち
10. 日本調で成功した青春歌謡の御三家
11. 「上を向いて歩こう」が全米チャート1位の金字塔!
12. エレキ・ギターの普及と加山雄三ブーム
13. グループ・サウンズが遂げた革命と男性アイドルの登場
14. 日本調の演歌、艶歌、援歌、怨歌の巻き返し
15. テレビから始まった七〇年代のアイドル歌謡曲
16. シンガー・ソングライターとバンドの時代
17. 昭和のテレビドラマと歌謡曲~久世光彦の世界
18. 誰も歌える曲があふれていたテレビの歌番組(TBS「ザ・ベストテン」)
19. 時代の証言者・小西良太郎が選んだ「昭和の歌100」
20. ミュージックソムリエ協会が選んだスタンダード1000曲
21. ヒットチャートから読み解く時代
〈特別展示=昭和のスーパースター 美空ひばり〉
伝説となった東京ドームにおける復活コンサート、「不死鳥~翔ぶ新しき空へ向かって」 でまとった真紅のドレスを筆頭に、生前に書き残した自筆の書、坂本九を招いた1965年の浅草国際劇場・正月公演のパンフレットを公開。
また、後輩の島倉千代子が子供の頃から保存していた貴重な楽譜、横尾忠則氏が書き下ろした「HIBARI 7 DAYS」の大型ポスター、コロムビア創立100周年記念企画『美空ひばりトレジャーズ』で作られた直筆の詩と絵、手紙などの完全復刻レプリカなどを展示。
また、後輩の島倉千代子が子供の頃から保存していた貴重な楽譜、横尾忠則氏が書き下ろした「HIBARI 7 DAYS」の大型ポスター、コロムビア創立100周年記念企画『美空ひばりトレジャーズ』で作られた直筆の詩と絵、手紙などの完全復刻レプリカなどを展示。
〈特別展示=日本が生んだ世界のスタンダード「上を向いて歩こう」〉
「SUKIYAKI(上を向いて歩こう)」をうたって日本人としてただ一人、アメリカのヒットチャートで第1位に輝いた坂本九。「九ちゃん」に贈られたゴールドディスク、世界の各国で作られた数々のレコード、作曲家の中村八大が書いた直筆のスコア、オーケストラの楽譜、そして発売から50年を経てなおも歌い継がれる名曲にまつわる資料とレコードが展示される。
初披露されたリサイタルでの写真には、緊張のあまり震えて歌っていた坂本九のほかに、終演後に作家の三島由紀夫氏と談笑する中村八大の貴重なショットなどがある。
初披露されたリサイタルでの写真には、緊張のあまり震えて歌っていた坂本九のほかに、終演後に作家の三島由紀夫氏と談笑する中村八大の貴重なショットなどがある。
via ameblo.jp
〈特別展示=昭和のテレビドラマと歌謡曲~久世光彦の世界〉
歌謡曲をたくみに取り入れたテレビドラマを作ったのが、演出家で作家の久世光彦。脚本家の向田邦子とコンビで作った『時間ですよ』からは、出演していた新人アイドルの天地真理や浅田美代子の歌がヒットし、たちまちスターになった。
作曲家の小林亜星とアイドル歌手の西城秀樹が主役に抜擢された『寺内貫太郎一家』からは、挿入歌の「昭和枯れすすき」が大ヒット。そして「ムー一族」からは郷ひろみと樹木希林のデュエットによる「林檎殺人事件」が生まれた。
人気絶頂だった歌手の沢田研二が主演し、昭和の歌謡曲のヒットメーカーだった阿久悠が原作を書いた連続ドラマ『悪魔のようなあいつ』からは、その主題歌「時の過ぎゆくままに」がヒット。
そして新しいアイドルとして一世を風靡した、久世光彦をただ一人の恩師と呼ぶ小泉今日子は久世に導かれて女優として大成し、50歳を迎えた今もますます輝き続けている。
記憶に残る数々の人気ドラマからスチール写真や台本、思い出の品、レコードなどのほか、「マイ・ラスト・ソングとその歴史」を展示、番組内でのパフォーマンスなどを映像で紹介する。
作曲家の小林亜星とアイドル歌手の西城秀樹が主役に抜擢された『寺内貫太郎一家』からは、挿入歌の「昭和枯れすすき」が大ヒット。そして「ムー一族」からは郷ひろみと樹木希林のデュエットによる「林檎殺人事件」が生まれた。
人気絶頂だった歌手の沢田研二が主演し、昭和の歌謡曲のヒットメーカーだった阿久悠が原作を書いた連続ドラマ『悪魔のようなあいつ』からは、その主題歌「時の過ぎゆくままに」がヒット。
そして新しいアイドルとして一世を風靡した、久世光彦をただ一人の恩師と呼ぶ小泉今日子は久世に導かれて女優として大成し、50歳を迎えた今もますます輝き続けている。
記憶に残る数々の人気ドラマからスチール写真や台本、思い出の品、レコードなどのほか、「マイ・ラスト・ソングとその歴史」を展示、番組内でのパフォーマンスなどを映像で紹介する。
〈70年代を代表するトップアイドル、キャンディーズ〉
via www.oricon.co.jp
〈音楽史を彩った不世出の表現者、美輪明宏〉
via vtps.c.yimg.jp
〈由紀さおり 歌謡曲から童謡・唱歌まで〉
21世紀にふさわしい新たな歌謡曲のかたちを提示し、日本の歌謡曲を世界に発見させた、ピンク・マルティーニとのコラボレーション・アルバム『1969』の資料や、幻のアルバム『サイド・バイ・サイド』などを展示。
via m.sponichi.co.jp
■時間:10:30~19:30 ※最終日は18:00まで(入場は各閉場時間の30分前まで)
■会場:日本橋三越本店 新館7階ギャラリー
■入場料:一般・大学生800円/高校・中学生600円[小学生以下無料・税込]