1981年のオリコンから選出
邦楽も含めたオリコン総合シングルチャートを対象に、1981年の年間トップ100にランクインした洋楽の中から5曲を選出します。トップ100内で5曲に満たない場合は、全米ヒットチャートの中から、日本で人気になったと思われる曲を別途選出し、ちょうど洋楽5選としています。(本年は、9曲ランクインしているため、全曲トップ100からの選出です。)
人気絶頂期のノーランズや、クラリオンのCMで話題になった「〜坊や」も登場します。
人気絶頂期のノーランズや、クラリオンのCMで話題になった「〜坊や」も登場します。
シティ・コネクション / エマニエル
エマニエルは、日本では「エマニエル坊や」や「エマニエル君」と呼ばれましたが、本国アメリカでは、本名の「エマニエル・ルイス」で知られています。元々は、アメリカABCのシットコム『ウェブスター』に出演し、両親を交通事故で亡くした主人公を演じて有名になったのが最初です。日本では、クラリオンのCMで有名になりました。
『シティ・コネクション』は、エマニエルのデビューシングルで、前述のCMに起用され、オリコンシングルチャートで最高位2位、年間40位の大ヒットを記録しました。本曲を洋楽とするかは異論のあるところでしょうが、アメリカでの活躍が本業であること、英語詞でも歌っていることから、敢えて洋楽扱いとしています。
『シティ・コネクション』は、エマニエルのデビューシングルで、前述のCMに起用され、オリコンシングルチャートで最高位2位、年間40位の大ヒットを記録しました。本曲を洋楽とするかは異論のあるところでしょうが、アメリカでの活躍が本業であること、英語詞でも歌っていることから、敢えて洋楽扱いとしています。
City Connection (Japanese Version) / Emmanuel
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【懐かしい80代年CM】エマニュエル坊や シティコネクション
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愛のコリーダ / クインシー・ジョーンズ
『愛のコリーダ』は、原曲はイギリスのチャズ・ジャンケルの1980年の楽曲で、タイトルは、過激な性的描写で問題作となった大島渚監督の映画『愛のコリーダ』が由来です。翌年、クインシー・ジョーンズがカバーし、デューンとパティ・オースティンのボーカルでヒットしました。全米28位、全英14位、そして、日本のオリコンシングルチャートではナンバーワン、年間46位を記録しています。さらに、第24回グラミー賞では、最優秀インストゥルメンタル・アレンジメント・アカンパニング・ ヴォーカリスト賞を受賞しました。
因みに「コリーダ」とは、スペイン語で "闘牛" を意味する「Corrida de toros」が由来です。
因みに「コリーダ」とは、スペイン語で "闘牛" を意味する「Corrida de toros」が由来です。
Ai No Corrida - QUINCY JONES '1981
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セクシー・ミュージック / ノーランズ
前年リリースした『ダンシング・シスター』のヒットで、日本で大ブレイクしたノーランズ。この年が全盛期で、なんとオリコンシングルチャート年間トップ100に、以下の3曲がランクインしました。
53位 『セクシー・ミュージック』(原題:Sexy Music)
54位 『ダンシング・シスター』(原題:I'm In The Mood For Dancing)
57位 『恋のハッピー・デート』(原題:Gotta Pull Myself Together)
中でも、『セクシー・ミュージック』は日本でのみリリースされたシングルで、この年の第10回東京音楽祭でグランプリを受賞しています。因みに、『ダンシング・シスター』は2年連続のランクインで、『恋のハッピー・デート』は本国アイルランド、イギリスでもヒットしました。
53位 『セクシー・ミュージック』(原題:Sexy Music)
54位 『ダンシング・シスター』(原題:I'm In The Mood For Dancing)
57位 『恋のハッピー・デート』(原題:Gotta Pull Myself Together)
中でも、『セクシー・ミュージック』は日本でのみリリースされたシングルで、この年の第10回東京音楽祭でグランプリを受賞しています。因みに、『ダンシング・シスター』は2年連続のランクインで、『恋のハッピー・デート』は本国アイルランド、イギリスでもヒットしました。
ノーランズ - セクシー・ミュージック(1981)
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ノーランズ - 恋のハッピー・デート(1980)
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FOXY / スーザン・アントン
スーザン・アントンは、10代の頃、ミス・アメリカの準ミスやミス・カリフォルニアに選ばれた実績があり、本国アメリカではシンガーより女優として知られています。歌では目立ったヒットはなく、日本でのみ本曲『FOXY』がヒットしました。「カメリアダイアモンド」のCM出演で人気になり、本曲がCMソングとして起用されています。オリコンシングルチャートでは、年間73位のヒットを記録しました。
本曲のヒット時には、来日公演や「夜のヒットスタジオ」への出演を果たしています。プライベートでは、イギリスの俳優でコメディアンのダドリー・ムーアと交際していた際に、20センチメートル以上の身長差で話題になりました。
本曲のヒット時には、来日公演や「夜のヒットスタジオ」への出演を果たしています。プライベートでは、イギリスの俳優でコメディアンのダドリー・ムーアと交際していた際に、20センチメートル以上の身長差で話題になりました。
Susan Anton - Foxy
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1979-1997 カメリアダイヤモンド&ブティックJoy CM集 with Soikll5
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モダン・ガール / シーナ・イーストン
『モダン・ガール』は、スコットランドのシンガー、シーナ・イーストンのデビューシングルです。デビュー曲ながら、いきなり全英8位、全米18位のヒットを記録し、日本のオリコンシングルチャートでも年間78位を記録しました。日本での人気も非常に高く、この年の11月には初来日コンサートを行っています。お茶の間では、1983年より放映された宝酒造「純」のCMがおなじみです。
そして、続く第二弾シングル『9 To 5 (モーニング・トレイン)』が、全英、全米両チャートでナンバーワンとなり、世界的な名声を獲得しました。因みに、彼女は結婚と離婚を4度経験しており、姓の "イーストン" は、最初の夫の姓をそのまま使用したものです。
そして、続く第二弾シングル『9 To 5 (モーニング・トレイン)』が、全英、全米両チャートでナンバーワンとなり、世界的な名声を獲得しました。因みに、彼女は結婚と離婚を4度経験しており、姓の "イーストン" は、最初の夫の姓をそのまま使用したものです。
Modern Girl Live At The Palace Hollywood
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