ペイン六道(人間道、修羅道、天道、地獄道、畜生道、餓鬼道)
その正体は特殊な調整を加えられ蘇った死体であり、身体に大量に埋め込まれた金属棒で長門のチャクラを受信し、遠隔操作される。再度死亡した場合でも、地獄道の術で他人から抜き取った魂を死んだペインの個体に移すことで蘇生に至る。
また、肉体の損傷部分も修復が可能であり、天道は「我々にこのような秘密が無ければ自来也に勝てはしなかっただろう」と述べている。
死体を操る場合は、術者の能力を六つに分割しなければならず、本体が直接能力を使うより精度が落ちるというデメリットを持つ反面、輪廻眼同士の視界の共有によって互いの死角をカバーできるという利点がある。
この視界共有の理屈は永らく不明であったが、「口寄せ輪廻眼」という輪廻眼の応用術がこの視界共有を担っていたことが後に明らかとなった。意識を消されているとはいえ曲がりなりにも蘇生した人柱力たちもこの共有を行っていた。
「長門」(ナガト)が「ペイン六道」を遠隔操作していた
小南(コナン)
小南
冷静沈着で抑揚のない喋り方をしており、青紫の髪に幼少時に紙で作った花のコサージュをつけている。
戦争孤児だった幼少期に弥彦、長門と一緒に行動していたが、後に自来也に師事することになる。忍の才能と同時に優しき心も持ち合わせ、戦闘能力は未知数であるが実力者なことは確かで、自来也に図星をさされ言い返すことができなかったりと幼い頃の優しさは今でも内に秘めていることを窺がう事が出来る。
公式ガイドブック『者の書』によると装束の中にはかなりセクシーな肉体が隠れているという設定でありその様子を示した原画も収録されているが、同著では作者の岸本が「エロいんだけど…服着るから(笑)」となかなか本編でそれを披露する機会がないことを悔やんでおり、実際本編ではその種のサービスカットが披露されなかった。
ペインのことを「神」と呼ぶ雨隠れの里の人々は、ペインと共にいる彼女を崇敬の念を込め「天使」と呼ぶ。ペインこと長門とは昔からの付き合いのため、ペインの仕組を知っている。
幼少の頃から折り紙が得意で、戦闘でも紙を用いた術を使う。これらの紙は炎や水も押し返すことが可能。自らの体を無数の紙に分解することで、偵察・敵の拘束(無数の紙を敵にまとわせ身動きを取れなくする)・飛行・武器の生成・殺害が可能。ちなみに、本体そのものは長門の護衛についており表向きの行動は紙分身にやらせていた。
小南とトビ(うちはオビト)
長門の輪廻眼を回収に来たトビと交戦、時空間忍術による攻撃回避の弱点を突くため約10分も爆発し続ける起爆札だらけの紙海「神の紙者の術」を準備して抗戦したが、イザナギによって破られ、刀で刺され致命傷を負う。
トビ(正体は「うちはオビト」) 暁の真のボスとも言える存在。
トビ(正体は「うちはオビト」)
頭髪は黒髪で、右目付近の穴を中心に捻れ模様の施された仮面を被っている。ツーマンセルのパートナーであるデイダラを「先輩」と呼んではいるものの本心から敬意は込めていないようで、デイダラのやられっぷりを冗談交じりに皮肉ったり調子のいいことを言ってはデイダラの癪に触れたりと、腰が低いように見えていてはふてぶてしく、飛段とは違う意味で序列に囚われない性格。
しかしその性格は偽りであり、実際は暁の真のボスとも言える存在であることが後に明かされる。当初は「トビ」、イタチの死後は「うちはマダラ」を名乗っていたが、その理由は本物のマダラの復活までの代行者として名乗っていたためで、真の正体はかつて四代目火影の波風ミナトの班でカカシとチームメイトだった木ノ葉の忍のうちはオビトである。
万華鏡写輪眼の瞳術「神威」
しかし欠点である「自分が片眼を譲ったカカシの神威と時空間を共有している」ことを最終戦でカカシに見抜かれたことで、それを逆手に取った戦法で面を砕かれ正体をさらす羽目になった。