宮藤官九郎
脚本家として活躍する宮藤官九郎、通称クドカン。宮藤はバンド「グループ魂」のギタリストでもあり、中学生の時に聴いたスターリンに衝撃を受けたと言います。そして、遠藤の「思考を拒絶する過剰な文体」には、脚本執筆において少なからず影響を受けていることも明かしています。
千秋
90年代に「ポケットビスケッツ」としても活躍した千秋。スターリンの熱心なファンであり、遠藤との特集が組まれた雑誌において「結婚して私も遠藤になった(ココリコ遠藤との結婚により)」とコメントしています。
via www.amazon.co.jp
LOUDNESS
「FLATBACKER」「LOUDNESS」といったバンドでボーカルを務めた山田雅樹。FLATBACKER時代に作詞した歌詞について「その過激さは遠藤ミチロウの影響」と、遠藤にインスパイアされたことを認めています。
via www.amazon.co.jp
遠藤自身と音楽活動を行うミュージシャンも!
また、遠藤の信奉者を公言しているthee michelle gun elephantの元ドラマー、クハラカズユキは2004年から遠藤自身とバンド「M.J.Q」を結成、アルバムを発表しています。またBLANKEY JET CITYのドラマーで、元々スターリンに所属していた中村達也は、飛行機で偶然遠藤と出会い、ユニット「TOUCH-ME」を結成したというエピソードも。
via www.amazon.co.jp
このように、様々なジャンルのアーティストから信奉され、尊敬されていた遠藤。彼の遺した音楽はこれからも人々の記憶に残り続け、後進のアーティストに影響を与え続けていくことでしょう。後日開催が予定されている音楽葬も楽しみです!
後身の才能は「遠藤ミチロウ」トリビュートアルバムで堪能!
おすすめの記事はこちら!
パンク業界に嵐を起こした伝説バンド『ザ・スターリン』 - Middle Edge(ミドルエッジ)
遠藤ミチロウが率いる『ザ・スターリン』。強烈なパフォーマンスや曲が印象でした。
日本のロック史を語る上で外すことの出来ない重要なミュージシャン多数参加の暴動映画「爆裂都市」 - Middle Edge(ミドルエッジ)
ザ・ロッカーズ、ザ・ルースターズにザ・スターリンなどなど80年代のロックファンには堪えられないミュージシャンが参加したカルト映画「爆裂都市」。ストーリーなど特になく、フラストレーションの高まりを圧倒的な疾走感で表現しています。
蜷川幸雄、遠藤賢司、遠藤ミチロウ、町田康…戸川純に影響を与えた人物のエッセー集「ピーポー&メー」が発売!! - Middle Edge(ミドルエッジ)
80年代より個性的なキャラクターで女優・歌手として活躍する戸川純が、音楽作品のレビューなどを扱うサイト「ele-king」での連載をまとめたエッセー集「ピーポー&メー」を発売しました。