「スターウォーズ」旧三部作の日本版コミカライズ列伝・前編:エピソードⅣ「新たなる希望」
2017年12月8日 更新

「スターウォーズ」旧三部作の日本版コミカライズ列伝・前編:エピソードⅣ「新たなる希望」

いよいよ12月15日より、シリーズ最新作「最後のジェダイ」が公開される映画「スターウォーズ」シリーズ!日本に初めて上陸した記念すべきエピソードⅣ「新たなる希望」の、日本公開当時発表されたコミカライズ版を紹介!

1,558 view
いよいよ12月15日より、シリーズ最新作「最後のジェダイ」が公開される映画「スターウォーズ」シリーズ!
そこで今回はその公開を記念して、旧三部作公開時の日本におけるコミカライズについて、もう一度振り返ってみようと思う。
「スターウォーズ」のマンガ版?そんなのあったっけ?という方も、当時読んだ!という方も、是非この作品に触れて頂いて、当時のブームの熱気を感じて頂ければ幸いです。
それではまず前編として、日本に初めて上陸した記念すべきエピソードⅣ「新たなる希望」の、日本公開当時発表されたコミカライズ版を紹介することにしよう。

エピソードⅣ日本公開時におけるコミカライズの概略

「新たなる希望」日本版ポスター

「新たなる希望」日本版ポスター

実はスターウォーズの日本初上陸時の宣伝展開においては、残念ながら日本独自のコミカライズ版は製作されていない。
その代わりに選ばれたのが、全米公開時にマーベルコミックスが全6話で出版したアメコミを、日本語に翻訳して週刊少年マガジンの巻末に掲載するという手法だ。まだ映画館に行けなかった年齢のミドルエッジ世代には、もの凄く有り難かったこの連載!
そこで今回は、この週刊少年マガジン掲載版を中心に紹介して行こうと思う。
後に1冊にまとめて発売された再録本の表紙

後に1冊にまとめて発売された再録本の表紙

古本市場でも、比較的入手し易い。
再録本の中身の様子

再録本の中身の様子

冒頭部分がアメコミと同様にフルカラーで収録されていた。
合計6週に渡って連載された、このアメコミ翻訳版「新たなる希望」。
ちなみに上の画像は、雑誌での連載終了後すぐに1冊にまとめられ、少年マガジン別冊として同じ版型のB5サイズで発行された再録本だ。画像でお分かりの通り、当時販売されていたキャラクター商品の広告が満載なので、それらを見るだけでも楽しいし資料的にもかなり貴重!ミドルエッジ世代の方なら、きっと一つくらいは当時買われた記憶があるのでは?
しかも、雑誌掲載時には2色カラーだった冒頭の7ページが、この再録本ではオリジナルのアメコミと同じフルカラーで収録されているので、入手されるなら断然こちらをオススメする。。
メディアワークス版「新たなる希望」表紙

メディアワークス版「新たなる希望」表紙

発行からほぼ20年が経過しており、現在では非常に入手困難となっている。
更にその後、1997年に製作された三部作の特別編公開に合わせ、メディアワークスから旧三部作全ての日本オリジナル版コミカライズ作品が、上下巻で合計6冊刊行された。
だが、発行部数の関係もあってか、現在では非常に入手困難となっており、古本市場でもかなり高額で取り引きされているのが困り物・・・。発行から20年が経過している現在、是非この日本版コミカライズの復刊が待たれるところだ。

少年マガジン掲載版「新たなる希望」内容紹介

初回掲載号の表紙とグラビア

初回掲載号の表紙とグラビア

第1回が掲載されたのは、「週刊少年マガジン」1978年4月30日号だった。
初回掲載号の巻頭グラビア、その1

初回掲載号の巻頭グラビア、その1

オリジナルのパノラマイラストだが、何故かハン・ソロがメインでルークは脇の方に・・・。
初回掲載号の巻頭グラビア、その2

初回掲載号の巻頭グラビア、その2

初回掲載号の2色カラー、その1

初回掲載号の2色カラー、その1

こちらのキャラクター紹介でも、レイア姫の方が上とは!
初回掲載号の2色カラー、その2

初回掲載号の2色カラー、その2

「ストームトルーパー」が「突撃隊員」と訳されているのに注目!
初回掲載号の2色カラー、その3

初回掲載号の2色カラー、その3

初回掲載号の2色カラー、その4

初回掲載号の2色カラー、その4

第1回の扉絵と1ページ目

第1回の扉絵と1ページ目

ちなみに、セリフの翻訳はアメコミの第一人者である小野耕世先生。
巻末掲載が2色カラーなのは非常に珍しい。
第1回の最終ページ

第1回の最終ページ

更に、全ページ2色カラーというのも非常に珍しかった。
エピソードⅣ「新たなる希望」コミカライズ版の記念すべき第1回が掲載されたのは、週刊少年マガジンの1978年4月30日号。
ご覧頂ければ分かる様に、表紙とカラーグラビア、そして続く2色カラーまで、全てが「スターウォーズ」一色!
実は巻末から逆開きで始まるコミカライズ版も、全編2色カラーで掲載される程の力の入れようだったのだ。
30 件

思い出を語ろう

     
  • 記事コメント
  • Facebookでコメント
  • コメントはまだありません

    コメントを書く
    ※投稿の受け付けから公開までお時間を頂く場合があります。

あなたにおすすめ

関連する記事こんな記事も人気です♪

コミカライズ版『ウルトラセブン』のエレキングが異常に狂暴で怖い!その意外な理由って?

コミカライズ版『ウルトラセブン』のエレキングが異常に狂暴で怖い!その意外な理由って?

当時「少年マガジン」に連載されていた、桑田次郎先生によるコミカライズ版『ウルトラセブン』に登場するエレキングが、実はトンでもないことになっているのだ!果たして、その驚くべき内容とは?
滝口アキラ | 6,813 view
巨大人喰いダコVSシャチ!映画『テンタクルズ』のコミカライズ版はシャチと人間の友情物語!

巨大人喰いダコVSシャチ!映画『テンタクルズ』のコミカライズ版はシャチと人間の友情物語!

「ジョーズ」の大ヒットから始まった動物パニック映画ブーム。70年代後半のこの時期にドッと日本の映画興行界に溢れだした巨大化し暴れる動物たち。そんな動物パニック映画の中でも『ジョーズ』並に期待された大作?映画『テンタクルズ』のコミカライズ版を紹介!
滝口アキラ | 1,032 view
『死亡遊戯』コミカライズ版は、まるで「『仁義なき戦い』!あまりに低い3階建ての塔で待つ意外な敵とは?

『死亡遊戯』コミカライズ版は、まるで「『仁義なき戦い』!あまりに低い3階建ての塔で待つ意外な敵とは?

黄色いトラックスーツに身を包んだブルース・リーのビジュアルと、その不吉なタイトルが印象的な映画『死亡遊戯』。1978年のゴールデンウィークに日本でも公開された本作により、第二次ブルースリーブームが再び日本に巻き起こることになった!『死亡遊戯』のコミカライズ版を紹介します!
滝口アキラ | 2,800 view
80年代の青少年のバイブル!「かぼちゃワイン」の三浦みつる、引退を発表。

80年代の青少年のバイブル!「かぼちゃワイン」の三浦みつる、引退を発表。

「The・かぼちゃワイン」で有名な漫画家・三浦みつるが自身のTwitterにて、新作描きおろしである「バック・トゥ・The・かぼちゃワイン」をもって漫画家を引退することを発表しました。
隣人速報 | 8,300 view
映画「ロッキー」コミカライズ版は、正に「あしたのジョー」!女性漫画家による迫力のボクシングシーンは必見!

映画「ロッキー」コミカライズ版は、正に「あしたのジョー」!女性漫画家による迫力のボクシングシーンは必見!

今回紹介するのは、そのテーマ曲を聴けば誰でも反射的に腕立てを始めたくなる!という、もはやミドルエッジ世代にとってはDNAレベルで刷り込まれている、不朽の名作!そう、あの映画「ロッキー」1作目の幻のコミカライズ版!
滝口アキラ | 9,715 view

この記事のキーワード

カテゴリ一覧・年代別に探す

あの頃ナウ あなたの「あの頃」を簡単検索!!「生まれた年」「検索したい年齢」を選択するだけ!
リクエスト