今も昔も憧れのヒト、カリスマ女優「安田成美」を振り返る!
2016年8月26日 更新

今も昔も憧れのヒト、カリスマ女優「安田成美」を振り返る!

80年代末〜90年代初頭のトレンディ最盛期から常に芸能界のトップグループを走り続けてきた人気女優、安田成美。彼女の活動とその歴史を振り返りつつ、50代を迎えてもまだまだ衰えない彼女の魅力に迫ります。

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最強のアニメと最強の音楽制作陣に囲まれて発表したこの楽曲はオリコンチャートでも最高10位までランクインするなど、それなりのヒットソングであったと思えますが、この曲の取り扱いをめぐって、ナウシカファン、安田ファン双方において今でも喧々諤々が交わされる有名なエピソードがあります。
それは、当初主題歌として発表されていたこの曲が、蓋を開けてみるとテーマソングという扱いに変更され、しかも映画本編において一度も流れることなかったという事件です。その理由について、いまでも様々な憶測が交わされています。
一応公式発表としては、イザ曲が出来上がってみたらナウシカのイメージとは違うものだったので、宮崎監督が本編での使用を断念、「イメージソング」扱いになった……ということになっています。今の「名女優」「木梨の奥さん」のイメージしか知らない若い人は、安田成美さんが生放送の歌番組で歌った「風の谷のナウシカ」を聞いたら、たぶんびっくりして引っくり返ると思います(笑)。
宮崎・高畑両氏が、メディア主導で勝手に作られた『主題歌』に反発した・・・・・
その後名コンビになる久石譲氏が作って先行発売した『イメージアルバム』が出来が良く、
急遽宮崎氏の希望で細野氏から音楽の担当が替わったから・・・・・

風の谷のナウシカ - 安田成美

安田成美が歌う貴重映像です。正直歌が上手いかと言われると、んんん...と言わざるを得ないとは思いますが、ナウシカのイメージとしてまったく不適格かというと、これはこれでという風にも感じます。事実のほどはわかりませんが、宮崎監督の性格からして、音楽性云々にケチをつけたというより、プロモーショナルなかたちで自分の作品を利用されたということに対する反感のほうがつよかったのではないかと推察します。

トレンディ女優としての人気を確立した「同・級・生」

フジテレビ「同・級・生」

フジテレビ「同・級・生」

1989年の7月〜9月にフジテレビ系列で放送されました。
有名広告代理店に勤める若手エリートサラリーマンの主人公と彼の周辺の人間との間に繰り広げられる、恋愛トレンディドラマ。バブル期に見られる「トレンディドラマ=優柔不断男」の象徴を緒形直人が演じた。
キャスト[編集]
名取ちなみ:安田成美
鴨居透:緒形直人
佐倉杏子:菊池桃子
飛鳥浩史:石田純一
沢口優子:山口智子
秋山茜:中井美穂
江藤拓也:勝俣州和
堤礼二:戸田研一郎
海江田一樹:宅麻伸
浅野ゆう子(友情出演)
陣内孝則(最終話に友情出演)
網浜直子
大島智子
黒田アーサー
原作は柴門ふみ、脚本は坂元裕二。安田成美のほかメインキャストとして、緒形直人、菊池桃子、石田純一、山口智子、友情出演で浅野ゆう子、陣内孝則など、バブル期を彩った俳優陣が出演しています。出演陣をみていくと当時ピークをすぎていた浅野ゆう子らが友情出演、数年後にスターダムののしあがる山口智子がまだ脇役だったりと、トレンディドラマ盛衰記の様相が伺いしれますね。

同・級・生 最終回 OPENING

そうです、みんなメロメロになりました。

懐かしのオヤジギャル「キモチいい恋したい! 」

フジテレビ『キモチいい恋したい!』

フジテレビ『キモチいい恋したい!』

栄ちゃん!
旅行代理店に勤めるオヤジギャルの香菜・えり・ユキが、同じ会社の隆・耕平・祐司と、恋や仕事に火花を散らすコメディー。
一斉を風靡したオヤジギャルを中心としたコミカルタッチのドタバタ劇のなかに、恋愛や友情を盛り込んだ作品でした。「同・級・生」の広告代理店に続いて、旅行代理店が舞台・・・当時のトレンディは代理店だったんですね(笑)。
安田成美

安田成美

安田さん、ソ、ソバージュですね(笑)。オヤジギャルの雰囲気がよく出てます。
谷本香菜:安田成美 
松木隆:吉田栄作 
工藤えり:田中美奈子 
酒井ユキ:森尾由美 
浜田耕平:嶋大輔 
篠崎祐司:団優太 
佐久間ゆみえ:杉本彩
松木奈摘:諸岡菜穂子 
カルマス皇太子:カルロス・トシキ 
堤英二:宇都宮隆 
高木和雄:稲川淳二 
秋山達彦:草刈正雄
大槻正吉:大槻ケンヂ
秋山みく:宝田絢子
新谷かおり:吉野マリ
里江子:秋本奈緒美
浩治:北村康
カマダス侍従:長江英和
クリス:エミィ
真理子:高倉美貴
ヘアーサロン店長:新兵衛
青木和代
ケント・ギルバート
山崎満
もともと浅香唯に主演をオファーしていたそうですが断られたので、安田成美に役が回ってきたとか。(主題歌を歌ったPINK SHAPPHIREは浅香の音楽事務所の後輩。)ドラマ自体も後世に残る名作というわけでもないですが、それまでの正統派お嬢様っぽい安田さんのイメージとは違う路線の役どころが新鮮でした。

90年代・安田成美の代表作「素顔のままで」

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