キャニオンクロウを支える有能な副官として従軍する。当初は規則を盾に独断専行の多い隊長を筆頭とする隊員達をたしなめていたが、その本人もロイドに知らず知らずのうちに好意を抱くようになった。
ヴァンツァーって?
ヴァンツァー(ヴァンダー・パンツァー、Wander Panzer、英字略WAP)は 、スクウェア・エニックスのコンピュータゲーム『フロントミッション』シリーズに登場する架空の機動兵器の名称。
ゲーム内で登場するパーツは様々で、マシンガンが一体になった腕部、ホバークラフトや四足歩行機構の脚部など機械好きやロボット好きにはたまらないシステムとなっている。
しかし、カスタマイズを一歩間違えると攻略がほぼ不可能になったり鬼のように難しくなったりとゲームの難度としては高い方。
例を挙げると、段差が多い場所で段差を超えられない四本脚部やホバー脚部を持ってきたり、遠距離攻撃が得意な敵を相手に近接攻撃のみの編成だったりとリセットと試行錯誤を重ねる羽目になる。
だが、それがかえって良いと言うプレイヤーも少なくはない。
オープニング
フロントミッション(SFC版)~オープニング~ - YouTube
ちなみにタイトルロゴのまま何も押さずにいると、ゲーム内で使用できるヴァンツァー用の武器のプロモーションのような映像も見ることができる。
地獄の壁
正式名称は「USN陸軍戦車師団特機中隊前線都市防衛部隊特殊小隊第64機動戦隊」。ゲーム中ではこれを省略し、末尾の「64機動戦隊」のみを呼称する。「地獄の壁」は隊長のグリーグ・デミートリアス大尉が命名した名前で、「戦場という地獄において、命がけで仲間を守る壁となる」という意味が込められている。隊員は全てグリーグ大尉がスカウトして集めたパイロットで構成されており、全員が高い技量を持つが、その一方で一癖も二癖もある荒くれ者ばかりでもある。
この地獄の壁は6機のヴァンツァーで構成されていて、それまでのミッションとは違い難易度が段違いに上がっていて多くのプレイヤーを苦しめ、中にはこの戦闘でクリアを挫折したものいるほど。
まず原因として、敵のヴァンツァーが恐ろしく硬くダメージが通常兵器だと少ししか出ないことが挙げられる。
次に、敵兵器の攻撃力がこれまた恐ろしいほど高火力で、運が悪いと味方ヴァンツァーの各種パーツが1回の攻撃で複数破壊される。両腕パーツを破壊されようものなら反撃はおろか修復アイテムが無ければタダの動く鉄の塊になってしまう。
こんな悪魔のような存在の地獄の壁だが、その名称の由来は隊長のクリーグが「戦場という地獄において、命がけで仲間を守る壁となる」という意味で付けている。
こういう隠れたエピソードやそれぞれの個性的な人物像のおかげで、フロントミッションの中でも地獄の壁が好きなプレイヤーは多い。
戦場に流れるBGM
戦闘シーン流れるもの、はたまた街のヴァンツァーショップで流れるものなど、プレイしたプレイヤーなら覚えている印象的なものをいくつかピックアップしてみる。