忘れようにも忘れられない「タケちゃんマン」。今見ても思わず「くだらねぇ」と叫んでしまうくらい最高です!
2019年12月18日 更新

忘れようにも忘れられない「タケちゃんマン」。今見ても思わず「くだらねぇ」と叫んでしまうくらい最高です!

バカなことを才能のある芸人が本気でやると、思わず「くだらねぇ」と叫んでしまうほど最高のものになります。そのことを証明した番組が「俺たちひょうきん族」で、中でも人気コーナーだった「タケちゃんマン」は一度見ると忘れられませんよね。

6,395 view

俺たちひょうきん族

今や伝説の番組となっている「俺たちひょうきん族」。出演者は、ビートたけし、明石家さんま、島田紳助、片岡鶴太郎、山田邦子、西川のりお、ぼんちおさむ、渡辺正行、ラサール石井などなど、当時のお笑い界の若手が一堂に会したお笑いバラエティ番組ですね。

俺たちひょうきん族

プロデューサー:横澤彪(初代)、三宅恵介(2代目)
制作:フジテレビ

放送期間:1981年10月10日~1989年10月14日
放送時間:土曜日 20:00 - 20:54
放送分:54分
「俺たちひょうきん族」は、驚異的な人気を誇りました。1984年度の年間平均視聴率が19.5%、最高視聴率は1985年12月28日のスペシャル回でに29.1%、通常回でも1986年2月15日に27.3%を記録しています。現在では考えられない視聴率ですね。
この番組を支えたのは人気コーナーだった「タケちゃんマン」です。当時の子供たちにはスーパーマンやスパイダーマンよりも、タケちゃんマンの方が認知されていたのではないかと思います。いや、ホントに。

タケちゃんマン

「タケちゃんマン」。見直してみても当時と同じ感想しかありません。つまり、「くだらねぇなぁ」です。もちろん、褒め言葉です。「くだらない」、けれど「つまらない」ではないというところが、ミソですね。

オープニングの「あ、鳥だ! 飛行機だ! いや、タケちゃんマンだ!」というフレーズは、「スーパーマン」へのオマージュです。そこからテーマソングに入るわけですが、これは「月光仮面」のパロディになっています。ビートたけし が演じるカッコ悪いというか、間抜けなヒーローというのが、なんとも味があって良かったんです。

タケちゃんマン 第一回

タケちゃんマンといえば、忘れてはいけないのが、と言うよりも、忘れようにも忘れられないのが、明石家さんまが演じる敵キャラクター。上の第1回目を見て「あれっ?!」と思われた方、けっこういるのではないでしょうか?そうなんです。敵キャラクターいないんですよね。実は敵キャラクターが登場するのは、第3回目からなんです。

ブラックデビル~ブラックデビルJr.

やっぱりタケちゃんマンには敵キャラクターが必須ですよね。そして敵キャラクターといえば、ブラックデビル。初登場は第3回目からです。が、演じるのは明石家さんまではなく、高田純次です。意外ですよね。
意外ではありますが、初代ブラックデビルは、高田純次だったんです。

オレたちひょうきん族 THE TAKACHANMAN ブラックデビル登場

高田純次は第3話のみで、第4話からは明石家さんまがブラックデビルを演じています。
その後、第60話までブラックデビル、62話からはブラックデビルの息子という設定でブラックデビルJr.が第77話まで登場します。

アミダばばあ

ブラックデビルJr.に代わって第72話から登場したのが「アミダばばあ」です。
「タケちゃんマン」は、映画やドラマなどのパロディとなっている前半のドラマと、明石家さんま演じる怪人と対決する後半から出来ていました。
この対決と言うのが実に「くだらない」んですよね。

THE TAKECHANMAN vs ブラックデビル 変身対決 ② & vs アミダばばあ編予告

カワイイです。ビートたけしと明石家さんまがペンギンに変身したところなんか、思わず笑ってしまいますよね。
ブラックデビルには「好きさブラックデビル」というテーマソングがありましたが、アミダばばあにも「アミダばばあの唄 」というテーマシングがあり、シングルヒットしました。作詞作曲を担当したのは桑田佳祐です。
因みに、アミダばばあは、タケちゃんマン史上唯一、タケちゃんマンに勝利した怪人です。

ナンデスカマン

明石家さんま扮する四番目の怪人「ナンデスカマン」。「ナンデスカ〜!?」という問いかけが口癖の人間の耳をモチーフにした怪人です。
また、このシリーズより、怪人のアップグレードに合わせてタケちゃんマンの方も「タケちゃんマンロボ」を導入。更には「タケちゃんマン7(セブン)」へと変貌を遂げます。

オレたちひょうきん族 THE TAKECHANMAN7 vs ナンデスカマン①

タケちゃんマンに足並みをそろえるかのようにして、ナンデスカマンの方も、「ナンデスカマンロボ」を導入し、「ナンデスカマン7」へと変貌を遂げます。
32 件

思い出を語ろう

     
  • 記事コメント
  • Facebookでコメント
  • CX-DTV 2019/12/29 18:37

    フライデー事件より
    ”懺悔室”で嫌いになりました

    <> 2019/12/26 06:53

    P・Sひょうきん懺悔の神父様は群馬県県都出自の人事だそうです

    I.O 2019/12/19 21:19

    土曜夜8時といったら全員集合の時間ですが、私が小さい頃はまだビデオを持っておらず、ひょうきん族を見たらタケちゃんマンがやっており、タケちゃんマンにハマってしまいました。ひょうきん族のコーナーはタケちゃんマンだけじゃなく、ザ・ベストテンのパロディ版・ひょうきんベストテンも人気を集め、鶴太郎さんのマッチさんや八名信夫さん率いる悪役チェッカーズ(メンバーは言う迄も無く悪役商会)などが人気でした。

    すべてのコメントを見る (3)

    コメントを書く
    ※投稿の受け付けから公開までお時間を頂く場合があります。

あなたにおすすめ

関連する記事こんな記事も人気です♪

萩本欽一からEXITまで!お笑い第○世代をまとめてみた!

萩本欽一からEXITまで!お笑い第○世代をまとめてみた!

少し前に「第7世代」が注目されましたが、1~6までの世代にはどんな芸人さんがいるのかご存じですか? 第1世代から第7世代までまとめてみました。
saiko | 618 view
【ひょうきん族】意外と名曲ぞろい!? 懐かしい『オレたちひょうきん族』の主題歌・挿入歌

【ひょうきん族】意外と名曲ぞろい!? 懐かしい『オレたちひょうきん族』の主題歌・挿入歌

1980年代、土曜日の夜を盛り上げた人気お笑い番組といえば『オレたちひょうきん族』。今では考えられないほどの豪華な顔ぶれで、TBS系列の某番組と競い、高視聴率を誇りました。芸人と同じく豪華だったのが、主題歌・挿入歌を制作したミュージシャンたち。今回は、そんな彼らの楽曲をご紹介します。
izaiza347 | 4,207 view
Amazon Original『風雲!たけし城』伝説の“殿” ビートたけしほか 豪華キャストのキャラクタービジュアル解禁!!

Amazon Original『風雲!たけし城』伝説の“殿” ビートたけしほか 豪華キャストのキャラクタービジュアル解禁!!

全世界に大ブームを巻き起こした、“リアル無理ゲー”アトラクションバラエティ『風雲!たけし城』が令和に復活!Prime VideoにてAmazon Original番組『風雲!たけし城』が4月下旬より全世界順次配信されます!
ジミー大西  お笑いモンスターの覚醒  明石家さんまと岡本太郎に見出された天才芸人&画伯

ジミー大西  お笑いモンスターの覚醒  明石家さんまと岡本太郎に見出された天才芸人&画伯

絶対に期待を裏切らないお笑い芸人。明石家さんまに見出され「ジミー大西」となり、岡本太郎に「はみ出せ」といわれ、爆発的な笑いと癒しを与えてくれる唯一無二の存在になった。
RAOH | 2,361 view
元気が出るテレビの名物企画「東大に入ろうね会」って覚えてる!?

元気が出るテレビの名物企画「東大に入ろうね会」って覚えてる!?

80年代から90年代にかけて放送され人気を博していた「天才・たけしの元気が出るテレビ!!」。「ダンス甲子園」など様々な名物企画がありましたよね。その中に「勉強して東大に入ろうね会」という、受験生が東大にチャレンジする企画があったのを覚えていますでしょうか?
となりきんじょ | 46,230 view

この記事のキーワード

カテゴリ一覧・年代別に探す

あの頃ナウ あなたの「あの頃」を簡単検索!!「生まれた年」「検索したい年齢」を選択するだけ!
リクエスト