評価
「この子は将来すごい選手になるよ」とプッポ監督(当時のサンパウロFCサテライト監督)は穏かな口調で語った。
その時私はカフーが将来有望である予感は感じたが、すごい選手になるとは想像する事は出来無かった。
(結果)サッカーワールドカップ2002、2006年ブラジル代表キャプテンを務める)
via ameblo.jp
カフーはまるでウィングの様だと言われる程にその攻撃能力がすさまじい。
通常のチームのFWより高い位置へ平気で進出していく。
進出するのは簡単そうに思えるかもしれないが、対面選手とのかけひきや守備対応はもちろん、何より運動量が要求されるので、そうそう高い位置にまで上がるのは易しいものではない。
しかも、カフーは決して守備をおろそかにする選手ではないので、上がりっ放しではなく、本当に何度も上下動しているのだ。
カフーのプレーは非常にシンプルなものでした。
ブラジル人にしては珍しくアウトサイドを使わず、自陣でのボールタッチはほぼ全てインサイドでした。
そしてプレーのほとんどを2タッチ以内で行っていたのです。
これはチームにとって非常にありがたいことでした。
インサイドキックはボールを受けるタイミングを計りやすく、アンダー2でパスを回せれば相手を走らせることが出来るからです。
これこそカフーがボールを長く保持する、いわゆる「強いチーム」で重宝された理由なのでしょう。
セレソン(ブラジル代表)の魂だと思うほどのキャプテンシーがありました。
同時代には、リバウド、ロナウド、ロナウジーニョ等スター選手がいるので、あまり目立ちませんでしたが、彼の走力と守備力は非常に重要な戦力となっていました。
黄金のカルテットと言われたジーコやファルカンと同じ時代に生まれていたら、また違う右サイドバックのイメージを作っていたかも知れませんね。
同時代には、リバウド、ロナウド、ロナウジーニョ等スター選手がいるので、あまり目立ちませんでしたが、彼の走力と守備力は非常に重要な戦力となっていました。
黄金のカルテットと言われたジーコやファルカンと同じ時代に生まれていたら、また違う右サイドバックのイメージを作っていたかも知れませんね。