アジアの大砲の持ち味は「高さ」でした!
恵まれた体格を生かしたポストプレーやヘディングを武器に得点を重ねたセンターフォワード。
「アジアの大砲」と呼ばれ、ハンス・オフト監督時代の日本代表におけるターゲットマンとして攻撃のキーマンであった。
オフト氏は常に高木に拘泥した。それは、高木が「ターゲットマン」として、後方からのフィードを(当時の代表チームには、井原とラモスと言う精度の高いロングボールを蹴る事のできるタレントがいた)持ちこたえ、カズや福田や北澤が敵陣を向いて前進できるスペースを獲得できたからだろう。
【アジアの大砲】 高木琢也 脅威のヘディングシュート! - YouTube
1993年 国立競技場 VS UAE
高木のヘディングシュートが炸裂。
高木のヘディングシュートが炸裂。
via www.youtube.com
日本代表で大仕事をしたアジアカップ
1992年に広島で行われた「AFCアジアカップ1992」
その決勝戦における高木の活躍について。
その決勝戦における高木の活躍について。
アジア杯ではなかなか得点を奪えず、中山と途中交代する場面もありましたが、これに発奮し、決勝のサウジアラビア戦前半36分にカズのクロスを胸トラップし左足でボレーを叩き込んでアジア初制覇に大きく貢献しました。
2つのW杯最終予選に出場
1994年 アメリカW杯最終予選
1994 FIFAワールドカップ・アジア予選にも最終予選まで参加したが、本大会出場はならなかった。
1998年 フランスW杯最終予選
1997年には1998 FIFAワールドカップ・アジア予選の最終予選で最終戦のカザフスタン戦に招集され1得点を挙げたが、続くプレーオフのイラン戦(ジョホールバルの歓喜)ではメンバー外となり、翌年の本大会でも日本代表には選ばれなかった。
そしてカザフスタン戦が高木にとって日本代表での最後の出場試合となった。
高木琢也 1997ワールドカップ予選 vsカザフスタン - YouTube
高木、日本代表として最後のゴール
via www.youtube.com
日本代表での通算得点
1992年~1997年
44試合27得点
コンスタントに得点を挙げていました。
歴代の日本代表の得点ランキングでも、単独6位と堂々たる記録です。(2016年現在)
44試合27得点
コンスタントに得点を挙げていました。
歴代の日本代表の得点ランキングでも、単独6位と堂々たる記録です。(2016年現在)
サンフレッチェ広島でも主力として活躍
高木は初期サンフレッチェを代表する正に「顔」的な存在であった。言いかえるならサンフレッチェの象徴であり、また爆発的人気となったJリーグ草創期を代表する選手でもあった。
公式発表
身長 188cm
体重 82Kg