「スプリンター」
小山ゆう先生
1948年生まれで、1973年「おれは直角」でデビューした大御所漫画家です。
代表作は「がんばれ元気」「愛がゆく」「スプリンター」「お～い！竜馬」（原作・武田鉄矢）「あずみ」など、幅広いジャンルで名作を描かれています。
ある有名な人が「小山先生の絵は、誰からも愛される」と評しました。その通りで、絵が上手いだけではなく、人物の表情や細やかな描写で、皆から愛されるキャラクターを描くことに抜きん出ている先生です。
代表作は「がんばれ元気」「愛がゆく」「スプリンター」「お～い！竜馬」（原作・武田鉄矢）「あずみ」など、幅広いジャンルで名作を描かれています。
ある有名な人が「小山先生の絵は、誰からも愛される」と評しました。その通りで、絵が上手いだけではなく、人物の表情や細やかな描写で、皆から愛されるキャラクターを描くことに抜きん出ている先生です。
主な登場人物
結城光（上）・水沢裕子（下）
結城光→主人公。幼少期から人を惹きつけるカリスマ性を持ち、そこに見込まれ、結城コンツェルンの総裁に引き取られて育ちます。並外れた運動神経の持ち主で、水沢裕子や神野との出会いにより、スプリンターの道を進み始めます。
水沢裕子→日本一を目指す女子高生スプリンター。結城総裁の愛人の娘。母の死を報告に来た時、光と出会い、お互い惹かれ始めます。
水沢裕子→日本一を目指す女子高生スプリンター。結城総裁の愛人の娘。母の死を報告に来た時、光と出会い、お互い惹かれ始めます。
結城豪太郎
光の養父。日本有数の大企業・結城コンツェルンの総裁。大金持ち。見込みのある子供を養子にして、育てているので、光の兄３人はみな、血の繋がりはありません。数々の愛人のひとりの娘が裕子。
神野（中央）
光のスプリンターの才能を見出し、コーチになります。普段は高校の美術教師。光と出会ったことで、生き甲斐を感じます。
辰巳俊二
天才スプリンター。ハーフ。
via naruseriri
あらすじ
光は幼い頃、結城豪太郎の養子になり、血の繋がらない兄３人とともに育ちます。
人から好かれる光は特に養父の豪太郎から気にいられていて、兄３人はそれが気に入りません。
ある日、豪太郎のもとに裕子が「あなたの娘です」と現れ、母の死を告げます。豪太郎はここに住めと言いますが、裕子は期待されている女子高生短距離選手。自分の力で生きれると言い、結城家を出ます。
そんな裕子を好きになった光は、裕子のもとへ度々現れますが、その度に光は並外れた身体能力を見せつけてくれます。
人から好かれる光は特に養父の豪太郎から気にいられていて、兄３人はそれが気に入りません。
ある日、豪太郎のもとに裕子が「あなたの娘です」と現れ、母の死を告げます。豪太郎はここに住めと言いますが、裕子は期待されている女子高生短距離選手。自分の力で生きれると言い、結城家を出ます。
そんな裕子を好きになった光は、裕子のもとへ度々現れますが、その度に光は並外れた身体能力を見せつけてくれます。
ヘリコプターから飛び降りて着地。肩に乗っているのは光の愛犬ジェシー。
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速すぎて、何が通り抜けたか少女たちは気づきません。
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やがて、神野に才能を見込まれ、短距離選手になるよう言われます。神野の熱心な誘いに、始めて大会へ出た光は次第に走ることの楽しさに気づき始めます。
神野の特訓①
辰巳の速さに合わせて点灯するランプを作成する神野。点灯するランプより速く走らせるのが目的です。
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神野の特訓②
海に落ちた神野を助けに潜る光。実は神野は溺れた振りをして、光がどれくらい息を止められるか測っていたのです。
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そんな時、兄３人が反逆し、豪太郎の会社をすべて奪ってしまいます。すべてを失い失意の豪太郎。育ててくれた養父のために、光は走ることを辞め、会社経営を始めます。
持ち前の人徳と才能で、経営者として成功します。
持ち前の人徳と才能で、経営者として成功します。
経営者となった光。髪型も顔付きも変わりました。
via naruseriri
走ることを辞めた光ですが、ある日、走るジェシーに追いつけない自分に気づき、焦ります。悩んだ末、わざと兄と養父に悪態をつき、会社を養父に任せるようしむけてから、結城家を出て、スプリンターの道に戻ります。
本格的に短距離の世界にのめり込み始めた光と、そして裕子。
ひと握りのスプリンターにしか味わえない、己の中の獣との戦いの日々が始まります。
本格的に短距離の世界にのめり込み始めた光と、そして裕子。
ひと握りのスプリンターにしか味わえない、己の中の獣との戦いの日々が始まります。
成瀬梨々
週刊少年サンデーで1984年～1987年連載。
コミックスは全14巻。