南沙織筒美京平を歌う

夜霧の街

作詞: 有馬三恵子
作曲・編曲: 筒美京平

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12月21日には14枚目のシングル「女性」を発売します。

女性

作詞: 有馬三恵子
作曲: 筒美京平
編曲: 高田弘

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1974年締めくくりの曲です。が、この曲も含め、この年オリコンチャートをみると徐々に落ちてきています。転換期を迎えつつあったということでしょうね。
だからでしょうか、「女性」ではシングルで初めて編曲を高田弘が担当しています。

1975年

1975年最初となるシングルは4月21日発売の「想い出通り」です。編曲:は萩田光雄へとチェンジされています。

想い出通り

作詞: 有馬三恵子
作曲: 筒美京平
編曲: 萩田光雄

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筒美京平でないのは残念ですが、萩田光雄のアレンジも悪くないです。いえ、むしろこれはこれで素晴らしいです。残念と言うなら次のシングル「人恋しくて」でしょうね。ついに作詞: 有馬三恵子、作曲: 筒美京平コンビ以外の楽曲がシングルになります。

人恋しくて

作詞: 中里綴
作曲: 田山雅充
編曲: 水谷公生

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筒美京平に代わって作曲を担当したのは翌年自身が歌って大ヒットさせた「春うらら」の作者として知られることになる田山雅充です。1973年の「ひとかけらの純情」以降はオリコンでベスト10にランクインしていませんでしたから、テコ入れだったのでしょう。結果、それは成功して「人恋しくて」は久々にトップ10入り（最高8位）を果たしています。

次の17枚目のシングル「ひとねむり」では筒美京平が復帰しますが、徐々に離れてゆき、次の筒美京平作品は77年の「ゆれる午後」です。そして1978年に南沙織は引退してしまうのでした。

復活！　南沙織　ワンマンショー　メドレー　昭和50年 1975

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シングルのA面だけでなく、筒美京平が南沙織に提供した楽曲はどれも素晴らしいものばかりです。まとめて聞くことのできるCDもありますから、この機会に南沙織の、筒美京平の素晴らしさに触れていただけると幸いです。

GOLDEN☆BEST/南沙織筒美京平を歌う

Disc.1
17才（2:46）
島の伝説（2:36）
潮風のメロディ（3:29）
なぜかしら（2:06）
ともだち（3:08）
いつか逢うひと（2:46）
純潔（3:03）
素晴らしいひと（2:46）　
哀愁のページ（2:48）
美しい娘たち（2:55）
早春の港（2:50）
魚たちはどこへ（2:22）
傷つく世代（2:38）
昨日の街から（2:45）
色づく街（2:50）
秋の午後（3:30）
ひとかけらの純情（3:05）
透き通る夕暮れ（2:49）
バラのかげり（3:13）
この街にひとり（3:00）
夏の感情（2:41）
愛の序曲（3:30）
夜霧の街（3:13）
青春が終る日（3:14）

Disc.2
女性（3:01）
人のあいだ（3:09）
想い出通り（2:34）
ご無沙汰（4:00）
ひとねむり（3:25）　
ゆれる午後（3:31）
春の愁い（3:41）
Ms. （ミズ）（3:54）　
さよならにかえて（4:01）
ファンレター ‐SO GOOD SO NICE‐（Remix version）（5:27）
よろしく哀愁（4:59）
目の中の春（3:19）
あの手この手（3:12）
ふたり淋しがりや（4:36）
あとずさりする月日（3:31）
もう一人（3:40）
ハロー・シャンペン（3:09）
しなやかなケ・ダ・モ・ノ（3:38）

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