しかし、「忍ぶ川」は大ヒットし、ヒロイン志乃を演じた栗原小巻の評価は高まりました。
1972年、ゴールデンアロー賞(映画賞)
1972年、毎日映画コンクール女優演技賞(栗原小巻)
1972年、ゴールデンアロー賞(映画賞)
1972年、毎日映画コンクール女優演技賞(栗原小巻)
学生の哲郎(加藤剛)は、東京下町の料亭“忍ぶ川”の看板娘・志乃(栗原小巻)と知り合い、やがて恋に落ちて結婚。哲郎の故郷でもある雪深い東北の地にて初夜を迎えていく…。
三浦哲郎の『同名小説を原作に、名匠・熊井啓監督が映画化した至高の純愛ドラマ。モノクロ・スタンダード画面の静謐な佇まいの中、日本人の持つ粋と土俗性を共に奏でていきながら、やがてドラマは究極の美しさを携えたラブシーンへと移り変わっていく。当
「忍ぶ川」予告編
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う~ん、加藤剛が羨ましすぎます。
今では「忍ぶ川」は栗原小巻の代表作となっています。
もっと激しい栗原小巻が観たい。もっとヌードが観たい。しかもカラーで。という方には1975年の映画「わが青春のとき」がお勧めです。
今では「忍ぶ川」は栗原小巻の代表作となっています。
もっと激しい栗原小巻が観たい。もっとヌードが観たい。しかもカラーで。という方には1975年の映画「わが青春のとき」がお勧めです。
残念ながら入手困難な作品ですが、コマキストであれば必見ですよ!
栗原小巻主演で評価の高い作品となると、1974年の「サンダカン八番娼館 望郷 」を忘れるわけにはいきません。
栗原小巻主演で評価の高い作品となると、1974年の「サンダカン八番娼館 望郷 」を忘れるわけにはいきません。
サンダカン八番娼館 望郷 (1974) Trailer
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からゆきさんを扱ったシリアスな映画です。ベルリン国際映画祭では元からゆきさんを演じた田中絹代が最優秀女優賞を受賞しています。
ロシア(旧ソ連)との繋がりが深く、日ソ合作映画「モスクワわが愛(1974年)」「白夜の調べ(1978年)」「未来への伝言(1990年)」などに主演しています。中でも「モスクワわが愛」では得意のクラシック・バレエを披露しています。
ロシア(旧ソ連)との繋がりが深く、日ソ合作映画「モスクワわが愛(1974年)」「白夜の調べ(1978年)」「未来への伝言(1990年)」などに主演しています。中でも「モスクワわが愛」では得意のクラシック・バレエを披露しています。
モスクワわが愛
1974年公開
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70年代以降舞台女優としての評価を確立し多くの賞を受賞していますが、80年代の栗原小巻は映画、テレビ、舞台と大活躍です。
TVドラマ 1988年 女流作家サスペンス「晩餐会」
栗原小巻・近藤正臣 1988年関西テレビ
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これだけキレイで清潔感があれば当然CMにも起用されます。
花王石鹸 御歳暮CM 1980年 栗原小巻
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90年代にも花王のCMに出演しています。
花王 ブローネ早染めCM 1992年 栗原小巻
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80年のCMと改めて比較してみると、美しい年の取り方をしていることが良く分かります。ステキです!そして今なお現役とくれば、これはもうコマキスト冥利に尽きますね。