栗原小巻
吉永小百合のサユリストに対しファンの間でコマキストと呼ばれ、60年代後半から70年代前半にアイドル的人気だった栗原小巻。
当時の映像は今見ても十分魅力的です。
当時の映像は今見ても十分魅力的です。
栗原小巻
via www.youtube.com
吉永小百合が清純なイメージを貫き通しているのに対し、栗原小巻は清純でありながらヌードも辞さず、結構激しい濡れ場もこなしています。
いやらしく見えないのは持って生まれた品の良さでしょうか。どんな役も華麗に演じています。
いやらしく見えないのは持って生まれた品の良さでしょうか。どんな役も華麗に演じています。
お疲れ様でした。#栗原小巻 pic.twitter.com/EDO09TCrHr
— カサブランカ「リック・ダンディ」 (@rick_dandy_824) October 2, 2019
栗原小巻のキャリアは1963年に入った劇団俳優座からスタートし、1968年のチェーホフ作の舞台「三人姉妹」で注目されるようになります。
木下恵介アワー
60年代には多くのテレビ番組に出演しています。代表作のひとつにNHKの大河ドラマ「三姉妹」があります。
via hifumi.ocnk.net
NHKの大河ドラマといえば、歴史的な人物を主人公としたものがほとんどですが、「三姉妹」は架空の人物を主人公とした初めての作品でした。しかも、女性が主人公とというのも初めてのことです。
栗原小巻は主人公の三姉妹の内の三女を演じています。
それにもう1本、TBSで1968年~1969年まで放送された「3人家族」というドラマが印象的です。
栗原小巻は主人公の三姉妹の内の三女を演じています。
それにもう1本、TBSで1968年~1969年まで放送された「3人家族」というドラマが印象的です。
3人家族
Original Song by あおい輝彦
via www.youtube.com
「三姉妹」の次に「3人家族」。しかも最初に注目された作品がチェーホフの「三人姉妹」。なんだかなと言う感じですが、まったくの偶然です。
ドラマの「三姉妹」は、1964年に映画監督の木下恵介が監修した「木下恵介アワー」のひとつとして制作されたものです。
「木下恵介アワー」は1967年から1974年まで15本制作されていますが、視聴率が一番良かったのが「三姉妹」でした。また、この作品は山田太一の初めての連続ドラマ単独脚本作品としても知られています。
「木下恵介アワー」には、もう1本1970年~1971年まで放送された「二人の世界」にも主演しています。
ドラマの「三姉妹」は、1964年に映画監督の木下恵介が監修した「木下恵介アワー」のひとつとして制作されたものです。
「木下恵介アワー」は1967年から1974年まで15本制作されていますが、視聴率が一番良かったのが「三姉妹」でした。また、この作品は山田太一の初めての連続ドラマ単独脚本作品としても知られています。
「木下恵介アワー」には、もう1本1970年~1971年まで放送された「二人の世界」にも主演しています。
二人の世界
via www.youtube.com
可憐ですよねぇ。相手役は「3人家族」に続き竹脇無我が務めています。彼もまた好青年ですね。
これも山田太一が脚本を担当しています。
これも山田太一が脚本を担当しています。
木下恵介アワー 二人の世界
ときめきの告白シーン
via www.youtube.com
映画
映画にも1967年の「ゴメスの名はゴメス・流砂」以降数多く出演している栗原小巻ですが、ファンを驚かせたのは1972年5月25日公開の「忍ぶ川」でしょう。
忍ぶ川
監督:熊井啓
製作:佐藤正之、椎野英之
脚本:長谷部慶治、熊井啓
撮影:黒田清巳
音楽:松村禎三
美術:木村威夫
編集:井上治、丹治光代
録音:太田六敏
照明:岡本健一
スチール:岩井隆志
監督補佐:宮川孝至
助監督:佐川功
製作:佐藤正之、椎野英之
脚本:長谷部慶治、熊井啓
撮影:黒田清巳
音楽:松村禎三
美術:木村威夫
編集:井上治、丹治光代
録音:太田六敏
照明:岡本健一
スチール:岩井隆志
監督補佐:宮川孝至
助監督:佐川功
via www.amazon.co.jp
この作品は、企画段階では主演に吉永小百合が予定されていたのですが、濡れ場シーンなどの問題により栗原小巻が主演することになったという曰くつきの作品です。
相手役は加藤剛が務めています。
相手役は加藤剛が務めています。
生年月日:1945年3月14日
出生地:東京都身長:163 cm
活動期間:1967年~現在