極悪同盟
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ブルはダンプ松本に
「極悪同盟に入って一緒にやらないか」
と声をかけられた
しかしブルはヒール(悪役)になるのは嫌だったので断った
しかしダンプの度重なるラブコールに折れ
極悪同盟に加入
リングネームを「中野恵子」から「ブル中野」に変えた
「極悪同盟に入って一緒にやらないか」
と声をかけられた
しかしブルはヒール(悪役)になるのは嫌だったので断った
しかしダンプの度重なるラブコールに折れ
極悪同盟に加入
リングネームを「中野恵子」から「ブル中野」に変えた
「最初に言われたリングネームは、ブルドーザー中野でした
それじゃ長いからブル中野
人生最大の逆境は、悪役になった、あの瞬間ですね」
「ダンプさんの試合はいろんな凶器を使う
チェーン、バケツ、竹刀、ハサミ、フォーク、鉄パイプ
これを試合中レフリーに見つかって取り上げられないようにダンプさんに渡す
凶器が沢山ありすぎて、ダンプさんの口元の動きで見分けるのは一苦労だ
ダンプさんが「〇〇よこせ」
そう言ったらすぐに渡す
それが遅れても、間違っても、後でなぐりたおされる
まるで手術の時のような話だが
メスを渡すのを間違えても遅れても、命取りになるのと一緒である
失敗して、試合後ダンプさんに顔がはれあがるほどなぐられた時もあった
なぐられることは毎日のようだった
かえってなぐられない日の方が少ない」
「でもまだ半人前だから半分切ればいいや」
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極悪同盟に入ったものの
当初、ブルは
ヒール(悪役)に戸惑い徹し切れていなかった
ダンプは
今後ヒールレスラーとしてやっていく覚悟を決めさせるため控え室で
「今日からモヒカンになれ!」
といい
「でもまだ半人前だから半分切ればいいや」
とバリカンで頭の左側の髪を切り落としてしまった
試合後、ブルはホテルの部屋で1人号泣いた
当初、ブルは
ヒール(悪役)に戸惑い徹し切れていなかった
ダンプは
今後ヒールレスラーとしてやっていく覚悟を決めさせるため控え室で
「今日からモヒカンになれ!」
といい
「でもまだ半人前だから半分切ればいいや」
とバリカンで頭の左側の髪を切り落としてしまった
試合後、ブルはホテルの部屋で1人号泣いた
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こうして
モヒカン刈り
パンクファッション
ヌンチャク
「パンダちゃん」と呼ばれたタレ目をメイクで隠した
ブル中野が出来上がった
モヒカン刈り
パンクファッション
ヌンチャク
「パンダちゃん」と呼ばれたタレ目をメイクで隠した
ブル中野が出来上がった
「強くなりたい一心で誰よりも練習しました
ある日、試合でやり返したら
相手が一瞬『怖い』って目をしたんです
そこからですね
みんな同じ人間なんだって」
vs クラッシュギャルズ
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クラッシュ・ギャルズ(長与千種、ライオネス飛鳥)によって、
女子プロレスの大ブームが起きた
極悪同盟はクラッシュギャルズの敵役として大暴れした
クラッシュギャルズとの激しい抗争で
ブルは
その力を示してトップレスラーとしての地位を確立した
女子プロレスの大ブームが起きた
極悪同盟はクラッシュギャルズの敵役として大暴れした
クラッシュギャルズとの激しい抗争で
ブルは
その力を示してトップレスラーとしての地位を確立した
1985 全女 AJW】長与千種&ライオネス飛鳥vsダンプ松本&ブル中野 Chigusa Nagayo vs. Dump Matsumoto - YouTube
1985年9月 クラッシュギャルズvs極悪同盟 長与千種&ライオネス飛鳥vsダンプ松本&ブル中野 ダウンロードはご遠慮ください Chigusa Nagayo and Lioness Asuka vs. Dump Matsumoto and Bull Nakano at September 1985. Sorry,...
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私がバスに乗ろうとする時にはファンの子は石を持って待っている
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極悪同盟のメンバーがクラッシュギャルズを痛めつけると
熱狂的なクラッシュ・ギャルズのファンに何されるかわからなかった
会場では
生玉子やカップラーメンを投げつけられ
試合後
ブルが乗った「極悪同盟」のバスを
クラッシュファン600人が取り囲みバスを揺らし始めたこともあった
熱狂的なクラッシュ・ギャルズのファンに何されるかわからなかった
会場では
生玉子やカップラーメンを投げつけられ
試合後
ブルが乗った「極悪同盟」のバスを
クラッシュファン600人が取り囲みバスを揺らし始めたこともあった
「私がバスに乗ろうとする時にはファンの子は石を持って待っている
私に雨のように石が飛ぶ
目に当たる
だから目をあけていられない
前に進めない
頭にすごい痛みを感じた
ファンの子が何かを私の頭にぶつけた
地面におちてチャリーンという音がした
おそるおそる目をあけて見ると自転車のベルのフタだった
私の頭から血が流れ落ちた
そしてファンの子達は「お前なんか、死ね」「やめちまえ」「ハゲ」「デブ」
激励どころか、ヤジばかりだった
耐えられない
もうそんな言葉は聞きたくない
いそいでバスの中に乗り込む
バスに乗り込む寸前まで石は投げつけられる
髪を刈った頭から血が流れている
そんな痛みならがまんできる。
しかしさすがにこの時ばかりは心の痛みが大きかった
そんな時
ミゼット・プロレスのプリティ・アトムさんが
「ヒールだから仕方ないんだヨ!
こんなことはがまんしなくちゃ
これからもっともっと辛いことがあるんだからナ」
そう言ってくれた
私はその言葉のあたたかさに涙が止まらなかった」