『SLAM DUNK』(スラムダンク)は、井上雄彦による高校バスケットボールを題材にした少年漫画作品。1990年から1996年にかけて『週刊少年ジャンプ』にて連載され、アニメやゲームも制作された。通称『スラダン』[1]
不良少年桜木花道(さくらぎはなみち)を主人公としたバスケットボール漫画。単行本第21 - 23巻の初版発行部数250万部は、当時としての最高記録である[2]。2013年時点の累計発行部数は完全版を含め、国内で1億2029万部[3]。
桜木花道
via stat.ameba.jp
本作の主人公で、湘北高校1年7組在籍。自身をバスケット部に勧誘した晴子に恋焦がれるお調子者。バスケットは初心者だが、驚異的な身体能力と持ち前のガムシャラさで成長していく。特にリバウンドにかけてはまさに天才的な能力を発揮し、バスケ歴4ヶ月で一躍全国区になった。
<モデルとなった人物>
デニス・ロッドマン
デニス・ロッドマン
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デニス・キース・ロッドマン(Dennis Keith Rodman, 1961年5月13日 - )は、アメリカニュージャージー州トレントン出身のバスケットボール選手。
身長203cm、体重105kg。1980年代から90年代にかけて、NBAに於いて当時を代表する優れたディフェンダーであり、歴代でも屈指のリバウンダーであった。(1992-1998で7年連続リバウンド王)ロッドマンのディフェンスに対する考え方は、NBAに多大な影響を与えた。髪を染める、全身にタトゥーを入れる、女装癖を隠さないなど、独特なライフスタイルも話題を集め、コート内外で起こす様々な騒動も注目された。5回の優勝経験を持つ[1]。ニックネームは「Worm(ワーム)」「リバウンド王」「天才」 「赤頭」「退場王」。
流川楓
湘北高校1年10組在籍。中学時代からバスケットのスタープレイヤーで、湘北高校女生徒の憧れの的。花道とは「終生のライバル」といわれるようになる。
<モデルとなった人物>
マイケル・ジョーダン
マイケル・ジョーダン
via makikomi.jp
マイケル・ジェフリー・ジョーダン(Michael Jeffrey Jordan, 1963年2月17日 - )は、アメリカ合衆国の元バスケットボール選手。NBAのシカゴ・ブルズ、ワシントン・ウィザーズでプレーした。その実績からバスケットボールの神様とも評される[1]。
15年間に亘る選手生活で得点王10回、年間最多得点11回、平均得点は30.12点でNBA歴代1位、通算得点は32,292点で歴代4位。1990年代にシカゴ・ブルズを6度の優勝に導き、5度の年間MVP、6度のNBAファイナルMVP受賞。また、1984年のロサンゼルスオリンピックと、1992年のバルセロナオリンピック(ドリームチーム)においてアメリカ代表の一員として2度にわたり金メダルを獲得した。
赤木剛憲
via 777news.biz
湘北バスケ部主将。厳格かつ綺麗好きな性格であり、花道を拳骨一撃で鎮めたりし、他のバスケ部問題児や堀田ら湘北の不良生徒ですら怖気づく風貌と力強さを持つ人物。その風貌から桜木からは「ゴリ」、宮城からは「ダンナ」と呼ばれ、湘北にとっては代えの利かない精神的大黒柱である。
<モデルとなった人物>
パトリック・ユーイング
パトリック・ユーイング
パトリック・アロイシャス・ユーイング(Patrick Aloysius Ewing, 1962年8月5日 - )はジャマイカのキングストン出身の元バスケットボール選手。NBAのニューヨーク・ニックスなどで活躍した。ポジションはセンター。
リーグを代表するセンタープレイヤーの一人として現役時代を過ごした。1984年と1992年のオリンピック金メダリスト。1996年にはNBA50周年を記念した「50人の偉大な選手」に選ばれるなど、歴史に名を残す名選手と考えられているが、優勝経験のないまま2002年に引退した。2008年に殿堂入り。