【ゲームウォッチ】「時計」or「ゲーム」?ファミコン以前の任天堂といえばゲームウォッチでした!
2017年10月19日 更新

【ゲームウォッチ】「時計」or「ゲーム」?ファミコン以前の任天堂といえばゲームウォッチでした!

みなさんは子供の頃に「ゲームウォッチ」持ってましたか?LSIゲームや腕時計型ゲームが流行る中で、もはやゲームに時計がついただけの「ゲームウォッチ」は「時計買って!」と強請る領域をオーバーしてしまっていました。そしてゲームウォッチで遊んだ人は、そのままファミコンへと移行したのではなかったでしょうか。ゲームウォッチにも名作はたくさん、2画面のドンキーコングやマンホール、オクトパス、ファイヤーなどに夢中になりました。

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1980年4月28日発売の「ボール」

【ゲーム&ウオッチ】ボール - YouTube

1980年4月28日発売ゲーム&ウォッチ第一弾のボールです。クラブニンテンドーでも復刻された名機です。こちらの動画は復刻版をつかってます。

日本での売り上げ総数1287万個、日本国外では3053万個で社会現象にまで

手元で遊べる手軽さが受けて社会現象にもなり、日本での売り上げ総数は1287万個、日本国外では3053万個で、合計4340万個。
当時の任天堂が抱えていた70億円近くもの莫大な借金を完済し、それでも40億円程の黒字がでるほどの大ヒットを記録、高収益を得る優良企業へと転身を果たしただけでなく、その黒字をファミリーコンピュータの開発に投資したことでも知られます。
任天堂のテレビゲーム路線のきっかけを作ったゲームとも言え、任天堂の出石武宏や上村雅之らは度々「ゲーム&ウオッチは任天堂のゲームの原点」という発言をしています。

プレイ動画(マンホール)

【高画質】ゲームウォッチ・マンホール(GAME&WATCH・MANHOLE) 開封・取説・ゲーム風景 - YouTube

プレイ動画(ファイア)

ゲームウォッチ 連続ファイア Game & Watch FIRE - YouTube

プレイ動画(ドンキーコング)

懐かしのゲームウォッチ ドンキーコング プレイ動画 - YouTube

初代から進化を繰り返した「ゲームウォッチ」

次々に新しいシリーズが登場、表現力が向上していきました。

【シルバー】
本体前面が銀色。最初期のシリーズ。定価5,800円。「シルバー」のシリーズ名は発売当時はなく、後から便宜的につけられたもの。

【ゴールド】
本体前面が金色。アラーム機能・スタンド・一定得点になるとそれまでのミスがすべて帳消しになるルールが追加された。定価5,800円。

【ワイドスクリーン】
画面サイズを従来の1.7倍に拡大。『タートルブリッジ』以降は一定得点までノーミスの場合、次にミスをするまで(あるいは一定時間)得点が2倍になる「チャンスタイム」というルールが追加された。またモードボタンがそれまでの画面下部から本体右上に変更された(上から「GAME A」「GAME B」「TIME」の順)。定価6,000円。

【マルチスクリーン】
2画面にした折り畳み式。ミス帳消し・チャンスタイムは300点に達してからとなる。日本国外発売を含め、最もタイトル数が多い。定価6,000円。

【カラースクリーン テーブルトップ】
据え置き型。自然光を鏡に反射して照明とし、カラー液晶表示を実現した。定価7,800円。

【パノラマスクリーン】
カラースクリーン テーブルトップを携帯サイズにした改良型。定価6,000円。

【ニューワイド】
ワイドスクリーンの後期発売シリーズ。定価4,800円。

【スーパーカラー】
縦長サイズで、カラーフィルムを貼り疑似カラー表示。タイトル数は2つのみと最も少ない。定価6,000円。

【マイクロVSシステム】
横長サイズで、コントローラー2つが付いており対戦ができる。定価6,000円。

【クリスタルスクリーン】
日本国外のみ発売。液晶の反射板がなく、画面が透明になっている。

ゲームウォッチの思想は1989年登場のゲームボーイに引き継がれました

「ゲームウォッチ」中古品はプレミア価格

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思い出を語ろう

     
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  • 校正 2018/10/2 10:05

    正式名称はウォッチでなく、ウオッチなんですがなかなかそれを書けるライターさんいないんですよね…。

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