改めて刑事貴族とは
1990年4月13日から1992年12月25日まで、日本テレビ系列で毎週金曜20:00 - 20:54(JST)に放送された刑事ドラマのシリーズである。『刑事貴族』(37話)、『刑事貴族2』(40話)、『刑事貴族3』(26話)の計103話が製作された。
アメリカの刑事ドラマ「クライム・ストーリー(原題:Crime Story)」をコンセプトに[1]シビアなハードボイルドを目指し、主人公の車や参加アーティスト、自己主張の強い女性刑事などアメリカンスタイルを前面に押し出す内容でスタート。
その放送期間内、一体どんな出来事があったのでしょう?
1990年(平成2年)出来事
■礼宮文仁親王が川嶋紀子と結婚
■バブル経済崩壊で株が暴落
■第1回大学入試センター試験実施
1992年7月
・ 山形新幹線「つばさ」が開業(1日)
・ バルセロナ五輪で日本は金3・銀8・銅11のメダルを獲得、女子200m平泳ぎで14歳の岩崎恭子選手が史上最年少の金メダル(25日~)
主な登場人物(役名、演じた出演者名の順で紹介しています。)
気障でクールな性格なとは裏腹に、時として射殺さえも辞さないなど、凶悪犯に対する容赦のなさはかなりのもの。宮本課長とは兄弟のような間柄であった。1作目前半のラストにてとある事件を解決後、デートへと向かう途中で遭遇した通り魔に刺され命を落とす。
基本的に柔和で礼儀正しい一方、一度決めたことは曲げない頑固な一面も持っている。「犯人の心臓に銃を向けない」ことが昔からの信条であり、それを破った際には刑事の職を辞すると決めていたが、1作目最終回にてその信条を破らざるを得ない状況に追い込まれる。
普段はヒールを履いているが、捜査に熱が入るとスニーカーに履き替える。
取り逃がした通り魔によって牧が殺害され、その知らせを聞いて号泣する場面が最後のシーンとなった。
経験も度胸も言うことない敏腕女性刑事が目標。一度は本庁に栄転するが、その後、宮本や本城を慕って代官署に復帰する。実たちの相談相手になることもある姉御肌タイプ。後にテレビ朝日土曜ワイドのシリーズ作品「相棒・二人だけの特命係」では別れた元妻役で水谷、寺脇の師弟コンビと再会。
民間企業の経験者のためか良くも悪くも「警察の常識」が備わっていないため、藤村の加入によって番組のコメディー色がより助長される形で強まり、本城と共に番組をおおいに盛り上げた。
同じ言葉を連発(「あ、ラッキー、ラッキー、ラッキー」、「ホントかよホントかよ」[16])するようになる。武田に怒鳴られる機会がより一層増えるが、村木を快く送り出し、芝に刑事の資質を説くなど良き相談相手となる場面もある。