【高見山・小錦・曙・武蔵丸】外国人力士の道を切り拓いた先人たちの今を追う。
2018年1月27日 更新

【高見山・小錦・曙・武蔵丸】外国人力士の道を切り拓いた先人たちの今を追う。

白鵬に代表されるモンゴル出身の力士が上位を独占する状態になって久しい相撲界ですが、かつては外国人力士が物珍しい目で見られた時代もありました。先人の外国人力士が必死に戦い築き上げたからこそ、今日の相撲界があるといっても過言ではありません。そんな外国人力士の先人たちを振り返ります。

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引退後は、年寄・武蔵丸として武蔵川部屋の部屋付き親方として後進の指導に当たっていた。

当時武蔵丸は年寄名跡を取得していなかったため、本来は年寄として活動することはできないが、横綱は引退後5年間は現役時の四股名で一代年寄として活動できる制度があり、武蔵丸はこれを利用していた。

任期が切れる直前の2008年10月22日、武蔵丸は停年(定年。以下同)退職していた朝嵐大三郎が所有していた年寄名跡「振分」を借り(2010年4月7日からは高見盛精彦が所有)、日本相撲協会理事会は、武蔵丸の年寄振分襲名を承認した。

これにより、武蔵丸は引き続き武蔵川部屋付き親方として協会に残ることが決まった。一代年寄の年限間際になっても年寄株取得を巡る動きは表沙汰にならず、帰国して実業家の道を歩むなどと報道されてもいたため、このニュースはいささか意外感を持って受け止められた。

翌日付の東京中日スポーツによると、問題が山積している角界で、何か力になれることはないかと考えるようになったからだという。なお借り株での襲名のため、引退から5年経過した同年11月場所中に委員待遇を解かれ、全年寄の序列最下位となった。

2012年8月30日、停年退職していた旭國斗雄が所有している年寄名跡「大島」へ名跡変更することが承認され、3代目大島親方となった。

2013年2月4日、先代武蔵川親方の停年退職により年寄名跡「武蔵川」を取得し、年寄・武蔵川を襲名した。同年4月1日付で内弟子の力士2人と床山1人を連れて武蔵川部屋を独立(事実上の再興)し、師匠として後進の指導に当たっている。なお、部屋の弟子の武蔵国は実の甥である。

相撲協会の職務では監察委員を務めている。借株時代は規定により平年寄に留め置かれていたが、名跡を取得してから1年が経った2014年4月の職務分掌で主任に昇格している。5年以内に年寄名跡を取得しなかった影響もあるが、元横綱が引退から10年以上かけて主任以上に昇格した例は極めて珍しい。2015年2月の職務分掌では主任昇格から1年弱で委員に昇格。

2010年からデイリースポーツ相撲評論家を務めているほか、小錦らが所属する芸能事務所KPに所属し、「武蔵丸」名義でタレント活動も行っている。2014年3月には、国技館すぐ近くのJR両国駅に大関時代の優勝額を寄贈し、以前からあった師匠・三重ノ海の優勝額と一緒に展示されている。
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  • 👊 2021/11/8 17:57

    2011年の地震で「マグニチュード64」といってお父さんから怒られた

    🎸 2020/1/25 11:01

    小錦さんと
    高木ブーさん
    どちらがウクレレうまい?

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